夕方、江ノ島海岸に到着。みかんは、海を見るのが初めて。

「へえ、これが海なのか」

「わーい、風が気持ちいいよ」

「また一緒に遊びに来ようねっ！」   →ムービーは、こちら！

さすが観光地だけあって、鎌倉や江ノ島には気合いの入ったワンニャンが集まっています。

こちらは、渋滞中のクルマの窓から身を乗り出して、みかんを睨みつけるモヒカン君。

肩乗りニャンコもいました。

 源義経ゆかりの満福寺にいた、住職さんち？の飼い猫です。きっと[満腹]なんでしょうね。近づいてもピクリともしません。

 一緒に記念写真を撮らせてもらいました。

鎌倉山にやってきました。よく晴れて眼下に江ノ島の海が輝いています。

鎌倉は坂や階段が多いので、チワワにはちょっと大変です。

「ああ疲れた。おやつにしよっと..」

日蓮上人ゆかりの龍口寺の仏舎利塔で、無心にグリニーズを食べるみかん。

「ママ、疲れちゃったよ。抱っこして」

２キロほど歩いたところでギブアップ。ママに抱かれて、やっと一息つきました。

今日は春に買ったまましまってあったセーラー服を試着して、おばあちゃんちまでお散歩です。

「けっこう着心地いいみたい」

おばあちゃんちに到着。ひさしぶりに抱っこしてもらって、ご満悦です。

おばあちゃんに撫でられると、あっという間に夢見心地になっちゃいます。

仲良しコンビのみかんとリクが日光浴をしています。その様子を、小津安二郎監督の名作「東京物語」のおじいさんとおばあさんに見立ててご紹介します。

熱海に一泊したおじいさん（周吉）とおばあさん（とみ）が、翌朝、海岸の堤防に座って海を見ながら話すシーンです。

とみ（みかん）:「どうかしなさった？」
周吉（リク）:　「ウーム」
とみ（みかん）:「ゆうべよう寝られなんだけえでしょう」
周吉（リク）:　「ウーム−お前はよう寝とったよ」
とみ（みかん）:「うそ言いなしゃァわたしも寝られんで……」
周吉（リク）:　「うそ言えいびきうかいとったよ」
とみ（みかん）:「そうですか」

周吉（リク）:　「いやァこんなとこァ若いもんの来るところじゃ」
とみ（みかん）:「そうですなァ……」
周吉（リク）:　「……」
とみ（みかん）:「……」

周吉（リク）:　「ウーム……そろそろ帰ろうか」
とみ（みかん）:「お父さんもう帰りたいんじゃないんですか？」
周吉（リク）:　「いやァお前じゃよお前が帰りたいんじゃろ。東京も見たし熱海も見たし−。もう帰るか」
とみ（みかん）:「そうですなァ帰りますか」
周吉（リク）:　「ウム」

→ムービーは、こちら！

去年の12月に買ったワンちゃんのグローブトイが、ボロボロになってしまいました。口のように見えているのは、じつは破れ目。アンコの綿が飛び出しています。一度、ママに繕ってもらったのですが、すぐにまた裂けてしまいました。

みかんは、このワンちゃんが大好き。パパが右手にはめると、ご覧のようにシッポを振って臨戦態勢になるんです。

とはいえ、.中の綿を食べてしまうので、そろそろ新しいのと交換しようということになり...

取り寄せたのが、こちらの「アニマルグローブ」。見るからに鈍牛っぽくてフテブテしいヤツです。みかんも最初は警戒していましたが...

すぐに、相手の鈍さ？に気づいたのか、果敢に飛びかかりはじめました。

「なんだいこいつ、図太い顔しちゃってさっ！」

「ボロボロになるまでかじって、牛筋にしちゃうぞっ!!」

人間には[あま噛み]もしないみかんですが、かなりマジな顔して必死にかぶりついていました。

今度のウシさんは何ヶ月もつのでしょうか？

戸隠からクルマで20分。帰りがけに飯綱山（いいづなやま）の山麓に広がる飯綱東高原に立ち寄りました。

お目当ては霊仙寺湖畔の大芝生広場に常設されている[ドッグラン]。完全無料で「中・大型犬専用」と書いてありますが、遊んでいるのは小型犬ばかり。

起伏に富んだ丘の斜面の一角を、牧場みたいな木の柵で囲んだ広大な敷地です。みかんは、腹這いになって芝生の感触を楽しんでいました。

先に来て遊んでいた男の子のチワワと、斜面を転がるように走って大はしゃぎ。

グリニーズを頬張って一休み。今まで訪ねたドッグランの中では、広さ・コンディション・環境ともに文句なしのNo.1でした。戸隠方面に行かれたら、ぜひ、ここのドッグランに寄ってみてください。

3日目、今度は戸隠神社の中社周辺を歩きました。

戸隠神社は嘉祥2年（849年）に修験道の修行の場として開かれた、とても由緒正しい神社なんだそうです。元は戸隠山顕光寺というお寺だったのですが、明治時代の廃仏毀釈運動で神社に衣替えしたのだとか。

翌日は朝から戸隠神社の奥社をめざしました。この鳥居をくぐって参道（ゆるやかな上り坂）を1900m、ひたすらまっすぐ歩きます。

「がんばるぞ〜！」

でも結局、みかんは半分歩いたところでギブアップ。パパとママは帰りがけに「熊笹アイス」（140円）を食べました。抹茶アイスをマイルドにしたような、淡くて青々しい味でした。

今回の宿は[ペンションこまくさ]。ペット可のお部屋があるというので、ここに決めました。母屋（写真）の左手には、手作りパンを焼くショップもあります。

お部屋はごらんのとおり。至ってシンプルで、決して新しくはありませんが、とにかく静か。トイレ、お風呂は別でした。

館内は天井が高く、広々しています。こちらは食堂。食事は和洋折衷の家庭料理でしたが、味付け、素材ともに◎。ありきたりのペンション料理に食傷気味の方には、新鮮な感動があると思います。

広い館内をみかんと一緒に鬼ごっこして遊んでくれた女の子。小顔（みかんと比べてみてください）の美少女さんでした。

夏休み最後の週末、信州・戸隠高原に家族で旅行しました。午後3時、戸隠山のふもとの鏡池（かがみいけ）に到着。爽やかな風が出迎えてくれました。

地面すれすれを無数のトンボが飛び交い、すっかり秋の準備が整っているようです。

「トンボもいいけど、アタシはこれがあれば幸せよ〜ん！」