公園の中ほどに山茶花の植え込みがある。低く刈り込まれて、太い幹と密集した葉が濃い影をつくっている。
走り回って暑いのか、時々アマタンは山茶花の木陰に入る。
芝生に散った赤い花びらの絨毯をクンクンと嗅ぎまわり、ひょいっと、また日向に顔をだす。シャッターチャンスを狙っているルルママと目が会うと、おどけて、うれしげに足踏みをする。小さな生き物との心の交流を感じさせるひと時でした。