朝、起きぬけ紅茶に生姜と黒砂糖を入れたモーニングカップを持って、ぼんやり庭を見てると、ちょっと、ちょっと、アマタンがパジャマの裾を引っ掻く。気が付かない振りして、鼻唄フンフン♪〜
アマタンの用事は、カップに沈んだ黒砂糖。
一度あげたら覚えていて、紅茶を入れると必ずやってくる。
ルルママはイジワルしてるんじゃないけど、マイペースでゆっくり飲む。
アマタンはお座りして一緒に庭を見たり、ウロウロしたり,
何処かに行ったりしながら、
飲み終わる頃には、ルルママを見上げている。
溶けて小さくなった黒砂糖をスプーンから咥えて、
アマタン満足の舌なめずり。
もうひとつ、入ってないかなぁと、カップをのぞくアマタン。