このブログは「LoveCooLife」という、かんなの愛犬くうのサイトの通院日記となっています。
自己免疫介在性溶血性貧血という病気と闘うくうの生活や、通院の記録などをつづっていこうと思います。
まず、この貧血について簡単に説明します。
原因の多くは、免疫システムの異常によります。これにより、血液中の赤血球をどんどん破壊していってしまうのです。赤血球の減少により、貧血状態になってしまいます。赤血球は酸素を運ぶ役割を担うため、全身に酸素が行き渡らなくなります。そのことで呼吸がしにくくなり、ひどくなると意識を失ったりするようになってしまいます。
急性の場合、死に至ることもあります。また、慢性化しても発病半年後の生存の可能性は50パーセントといわれています。
治療は免疫抑制剤により、免疫システムの働きを抑えます。けれどこれが効かない場合もあります。ある犬種(主にMダックス)や急性の場合です。そのときは輸血を行います。けれど、効果は個体差があり、また高いリスクも伴う治療となります。
このように自己免疫介在性溶血性貧血は、治療も難しく、生命の危険も高い恐ろしい病気なのです。くうはこの病気と2005年5月から闘っています。
(今までの闘病の詳細は「LoveCooLife」
http://www.k2.dion.ne.jp/~coo-coo/をごらんください)