黒ラブSARAHの徒然日記

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さーちゃん

青森〜岩手〜愛媛にやったきた黒ラブのサラです。2005年1月21生まれ♀趣味 石ころ集め特技 早食い地震、雷、花火なんでもこいの肝っ玉の持ち主

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その人は待っていた

1138875817023584.jpg二週間前のこと。

我が家の近くの大きな病院の前をサラと一緒に歩いていたら頭上から「おーい」と声がする。

入院患者さんが大きく手を振っていた。

「毎日ここを通るの?」

「ええだいたい。。。」

「私犬大好きなんよ、そのこかわいいねえ」

「ありがとうございます」

そんな会話を交わしていた。

そして今日のこと、病院前の道路でサラの落し物の処理をしていたら、背後から口笛が聞こえる。

振り向くと病院の入り口で初老の女性がにこにこしながらサラにおいでおいでしていた。

サラに引きずられて近寄ると、私のことは放ってサラに一生懸命話し掛けている。「このあいだ二階から手を振られてた方ですか」

「そうなんよ、私犬が大好きで前は7匹おったんよ」

「今は?」

「今は2匹、私が入院しとるから預けてあるの」

そんな話をしながらサラを撫で続けていた。

きっと寂しいんだろうなあ、愛犬と離れて。

サラも尻尾を振って愛嬌を振りまいていた。微力ながら入院中の寂しさがまぎれるのならなるべく同じ時間に前を通ってあげようと思った。

二階から声をかけて以来ずっと通りかかるのを待っておられたらしい。

毎日通ってはいたけど、今日初めて会えたわけだ。

喜んでもらえて良かった。

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この記事への返信
サラちゃん偉い 良い子でお相手したのね
この方サラちゃんと話したかったのね ずっと
早くよくなって預けているワンちゃんと再会できるといいのにね ガンバレー
Posted by マコ | 2006/02/02 21:11:56
いいお話です。わたしの気持ちも暖かくなってきましたよ。
サラ母さんがその方の気持ちを汲んで、
こうしてサラちゃんと面会してくれたら、
入院生活にも張りが出てきて、
「我が子に会いに帰ろう」という気力がわいてくると思います。
うちの施設にも一人暮らしで、目の見えなくなった柴犬と暮らしていたご老人がいて、
その方が山に行ったまま行方不明になったとき、
妹さんが目の見えないそのこに、「おばあちゃんを探して!」っていって綱を放したそうです。
そしたらそのこが谷にこけている、その方を見つけたということでした。
今は、その家には帰れないので、近くの方にお世話してもらっているといってましたが、
時々会いにかえると、喜んでくれるって言ってましたよ。
犬って決して飼い主を裏切りませんよね。
こうして一緒の時間を過ごすことができる私達は、とっても幸せ者だと思います。
Posted by すずママ | 2006/02/02 21:57:34
サラちゃん、とってもいい子ですね。
きっと、その方も早く治って家に帰ろうって
頑張れるでしょう。
知らないうちに、役に立ってるってことあるんですね。
Posted by エメラルド | 2006/02/03 04:49:50
マコ様
ほんと、早くよくなって退院してほしいと思います。
サラは飛びつくこともなくその方に優しく頭を撫でてもらってました。人が大好きな性格だからセラピードッグにむいているのかも知れません。
Posted by サラ母 | 2006/02/03 10:01:05
すずママさんへ
初めてその方に二階から声をかけられてからはそこを通るとき窓を見上げては通っていたんです。
でも姿は見えなくて退院されたのかなと思ってました。
昨日は比較的暖かな日だったのでその方も外の空気を吸うために院外に出ておられてようです。
すずママさんの話もじんときますね。
そのご老人とわんちゃんの堅い絆を感じました。
Posted by サラ母 | 2006/02/03 10:06:34
エメラルドさんへ
もう顔に満面の笑みを浮かべて口笛を吹いてサラを呼ぶその姿にこちらもなんだか嬉しくなりましたよ。
早く元気になっていただきたいものです。
Posted by サラ母 | 2006/02/03 10:08:25


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