夕方のニュースで飼い主によって飼育放棄されたペットの行方を追った放送があった。
結末はもがき苦しんで死ぬガス室での処分。
飼い主の顔とかわからないように放送していたけど、平然とインタビューに受け答えする姿に「鬼!」の姿を見た。
いやいや鬼子母神でさえ我が子を失う悲しみに泣いたではないか。
犬や猫を好きだから飼いはじめたのだろうにさまざまな理由をつけて責任放棄して殺す人がいる。
終生愛情を持って飼育できない人はペットを飼ってはいけない。
また繁殖期の管理が出来ない人も飼ってはいけない。
そして、一度でもペットの飼育放棄した人は生涯ペットを飼育してはならないくらいに行政が厳しい態度をとって欲しい。
そして殺処分の費用を保護や避妊・去勢のための費用に回す欧米のようなシステムにしてほしい。
テレビを見ながら涙がポロポロと出た。
テレビに映し出された犬や猫は今日すでにこの世にいないのだ。
うちの近所に住むある犬好きのおじさん。
自分がサンポをさせるのが大変になったからとそれまで飼っていた大きな犬を保健所に連れて行き、かわりに小型犬を買ったと平然といってのけた。
そのことを聞いて以来、私はそのおじさんに出会っても、おじさんがサラに話し掛けても足早に無視して通り抜けることにしている。
命をなんだと思っているんだ!
私はサラを命がけで愛し命がけで守る!