話の順序としてチェルシーの紹介をします。
患畜であるチェルシーは、12歳のゴールデンレトリバーの雌です。小さい頃は食が細かったのですが、子供を生んだ後に去勢してからは、他のゴールデンと同じように、食欲魔人(犬)になっていました。食べ過ぎは身体に毒なので、本人の意図は全く無視して、体格なりの食事に限っていました。
そのためでしょうか、病気らしい病気はしたことがありません。6ヶ月から7ヶ月齢の冬に、風邪のような症状で治療を受けたくらいです。それが、今年の3月の29日に、嘔吐と下痢で倒れました。
食事から2時間ほど経過しているのに、嘔吐したものは、あまり消化されていませんでした。又、下痢は、所謂粘液便と云うやつで、血が混ざっていました。発熱はなく、むしろ、下がっているくらいでした。そして、意識が戻ったり、なくなったりを繰り返しました。
意識が戻っている時でも、立てませんでした。無理に立たせても数秒ともたずに倒れてしまいます。しかし、嘔吐するときには、上半身だけ起こします。かなりまずい状態です。
はじめは、子供たちと一緒に、身体をさすってあげたり、風が当たらないように大きなダンボールで囲ってあげ、毛布をかけてあげたりしました。しかし、その日は、やたらと気温が低く、又、風が強かったので、体温維持のために玄関の中へ移動しました。玄関でストーブを焚き、スピリチュアルヒーリングを行うこととしました。