1回目のヒーリングの結果、それなりに効果が見えはしましたが、それで安心できる状態にまでは達していませんでした。相変わらず、力なく横たわっていますし、時折嘔吐を繰り返します。ただ、吐瀉物の消化の具合が、時間の経過とともに形を失ってきつつありますので、胃の機能が回復しつつあることは分りました。ただ、まだ、嘔吐を繰り返すと云うことは、身体が食べ物を受け付けない状態であることに変わりはありません。
そこで、数時間後に、同じようなヒーリングを行いました。やっていることは同じですが、感覚が変わりました。スピリチュアルヒーリングでは、手も触れずにそばで瞑想をしているだけなのですが、患者さんや患畜の状態を感じることができたり、治療エネルギーの状態を感じたりできます。2回目のヒーリングでは、ある程度時間が経過したら、”うれしい感情”そのものが私に流れ込んできました。
この感覚を言葉で表現するのは難しいのですが、抑え難いうれしさで、おなかの奥深くがくすぐったいと言うか、暖かいと言うか、胸がいっぱいになると言うか、なんとも幸せな状態です。この感情が誰のものかは分りません。チェルシーの感情なのか、チェルシーと霊的に近しい霊のそれなのか、霊界のお医者さんのそれなのか、あるいは、私の側の霊のそれなのかは、今もって分りません。ただ、その感覚のために、「ああ、これで治るな」と確信を持てました。
事実、2回目のヒーリングの後には、自分から積極的に立ち上がるようになりました。すでに夜になっていましたので、続きは明日にすることとしながらも、夜中には、何度か様子を見ましたが、その際にもチェルシーはいちいち起きては私に反応しました。翌朝には、多少は力が抜けている感じでしたが、もうへたり込むことなく、歩き回りました。
その後は、回復食として重湯から始まり、様子を見ながら徐々にに、普通の食事へ戻してゆきました。そして、数日を経ずして元気になり、今では、死に掛けていたことがうそのようです。もう、全くもとの通りです。あの後に3回目のヒーリングをするつもりでしたが、その必要性はなくなりました。
このブログをお読みの方の多くには恐らくあまり馴染みのない話題が幾つか出てきました。霊界、スピリチュアルヒーリング等々です。それでは、話が良く分らないでしょうから、それらについて解説するための記事を、稿を改めて投稿しますね。