30分ほどのヒーリングを行いました。この間、私の側には特にメッセージやインスピレーションは伝わってきません。私の側の状態は、比較的良好で、霊界からの力を充分に感じていました。
その結果、患畜であるチェルシーは、意識を取り戻しました。しかし、若干の好転反応(解説参照)があり、何度か嘔吐しました。好転反応自体は苦しそうでしたが、一時的に立ち上がることもできるまでに回復しました。
とは言っても、高齢でもありますし、まだまだ良くなる確かな手応えはありませんでした。そこで、数時間後にもう一度ヒーリングを行いました。その様子は次回の記事でご紹介します。
<<<注釈>>>
好転反応とは、東洋医学のような治療法でしばしば見られる現象で、回復してゆく過程で、一時的に症状が悪化するように見える反応を言います。
これには、当人の自覚だけのこともあれば、傍から見ても明らかに悪化しているように見える場合もあります。
自覚だけの場合は、神経の機能が回復し、本来の感覚がよみがえることで症状が悪化したかの自覚を覚えます。正座などでの足の痺れが回復してくる途中は、正座をしている時より苦しいものですが、あれと同じです。
一方、実際に悪化したかの反応が客観的に見られる場合には、二つの要素が考えられます。一つには、症状とは実は本人が作り出していますが、あまりに悪すぎると症状さえ出せない状態と云うのがあります。熱が高過ぎると咳や頭痛が治まることがありますのが、その状態です。ところが、病状が回復して機能が正常化してくると、症状を作り出すだけの力も戻ってきて、一時的に症状が出現します。
もう一つの要素は、特に痛みが関連することが多いのですが、症状自体が回復のために必要な場合があるのです。身体が身体を治すにあたり、どこをどう治すべきかを細胞同士の情報交換や細胞の活動(免疫細胞が集まってくるなど)を指標とすることがあります。つまり、治るためのシグナルが痛みなどの症状であるケースです。この場合には、痛みは避けて通れません。
一見悪くなるので治療が失敗しているかに見えることがあるのですが、実は、正しく回復してゆく過程が好転反応です。