ご存知、スタンのしっぽ。
断尾によって短くなっております。
ちょっと短すぎてしっぽで機嫌を見極めるのが難しいです。
でも喜んでいるとピコピコ動いてちょっとかわいいです(親バカ)。
さて、このミニチュア・シュナウザーという犬種、なかなか面白いです。
元はスタンダード・シュナウザーに、アッフェンピンシャー・ミニチュアピンシャーを異種交配させて作出させたということです。
ピンシャーの血が入っている?
実はスタン、お友達のアーロン(ミニチュア・ピンシャー)とウマが合わないのです。
アーロンに会うたびに喧嘩を売って、アーロンも怖がって近づいてきません。
この2匹が同じ血を持っているとは・・・
で、このミニチュア・シュナウザー、もとは農場に出没するネズミを捕る用途の犬であったそうです。
髭や眉毛は追いつめたネズミの反撃から顔を守るために残されたらしく、なるほど、長いのはそういうことなのかと納得。
だから小さくて動くものにはとてもすばやく反応します。
また、大きな農場を1頭で見張ることができ、その運動能力も結構なものです。
おしゃれ2号に乗るとスタンは走れと催促します。(吠える上にジーンズに噛みつく)
頑張って走ってもスタンには追いつけません。
それはレオンとの散歩じゃ満足できないわけだ。
断尾、断耳もこのネズミ狩りという役割から行われたものです。
ネズミにかじられないようにするためのことだったのですね。
が、現在の日本ではこの役割はありえないので、できれば断尾と断耳はして欲しくないですね。
一説には昔イギリスではしっぽの長い犬には税金がかけられており、税金逃れをするためにしっぽを切っていたそうです。
なるほど、イギリス原産の犬種は断尾している種類が多い。
シュナの大元のテリアはイギリス原産ですしね。
でも北欧の国の中では断尾や断耳を法律で禁じている国もあります。
シュナウザーらしさを求めて必要のない断尾や断耳をする最近のショップやブリーダーには疑問も残ります。
ショードッグにするのでないなら断尾や断耳、ブラッキングはいかがなものかと思います。
慎重さ、訓練のし易さ、絶対的な忠誠心、注意深さ、勇気、天候に対する耐久力等がミニチュア・シュナウザーの評判となり、最良の家庭犬と言われるまでになっているとのこと。
どうでしょう。
みなさまもミニチュア・シュナウザーを飼ってみませんか?
ちなみにウチのスタンは上記に当てはまらない部分も多いですけど・・・