メラ! ヒューン ドーン!!!
いやあ、それにしてもインターネットは便利だわん。
こないだからペットと泊まれるお宿を探していたんだわん。
そしたらおととし泊まった温泉のことを思い出したんだわん。
まー・・・あん時は・・・
聞きたいかい?
オレっちのはらわた煮えまくりチリドッグ製造ストーリーだわん。
語尾に“わん”をつけると読みにくいだろうから
Ritsu口調に変換するわん。
オレっちのインピュ-ターはこんなことまでできるんだわん。
すごいんだわん。
一昨年、ネットで調べた犬と泊まれる温泉、ってのに行ったのよ。
そこの女将との会話よ。
Ritsu:インヤンは雑種なんですよ
若女将:わ〜、変わったわんちゃんですねー、お高いんでしょう?
老女将:あー、だめだめ、雑種なんだから価値なんてないわよー
こんのくそババなんちゅー言い草じゃ・・・
えぇ、確かにインヤンは金銭的には価値はないですよ。
犬の値段=価値なのか?
犬と暮らす生活、プライスレス。だろーが!
老女将:お友達の犬のアフガンがねー、よその犬とかかっちゃって。
雑種生まれちゃったのよね。
犬って、一度雑種を産むともう純血犬産めないのよね
Ritsu:・・・それはないんじゃないですか?
人間だって外人と結婚してハーフの子が生まれたとして、
次に日本人と結婚したら日本人の子供が生まれるでしょう?
老女将:そうねぇ・・・でもだめなのよ、犬は。
汚れちゃって!
汚れってなんじゃい。アホ。
も〜う私ね、この人と喋りたくなくって。
私なりのカーミングシグナル全無視してマシンガントークなのよ〜。
老女将:前にね、ヨークシャーテリア飼ってたの。
それが子供生んで、その中に口の中裂けてる子がいてね、
鳴かなくて静かだから残すことにしたの
・・・それは鳴かないんじゃなくて、“鳴けない”んだよ 静かだから残すって。
どうして繁殖させたの・・・?・・・
老女将:でね、その子を子供に抱かせてたら背中から落しちゃってね、
ひっくり返ったままじたばたするばっかりで起き上がれないのよ〜
もうどうしようもないから安楽死したわ〜
・・・まあ、お気の毒に。
でもさぁ、なんでそういう事をへらへらしながら言えるわけ!?
“ペットと泊まれるお宿”と看板掲げてる女将がだよ?
そんなこと言うなんて!?
ひょっとしたら、この人も悲しい気持ちを抑えてこんな風に喋ってるのかしらん?
と思ったんだけど。思おうとしたんだけど。
私にはどーしても好意は抱けなかったわ・・・
私、嫌〜な気分になっちゃって。もうげっそりしちゃったわよ。
それにこのお宿、どう見ても流行ってなかったのよ。
お部屋なんかカビ臭くてね
お風呂もきちゃない感じだったわ。
それに犬が泊まっていいお部屋と犬禁止のお部屋、
外の眺めが全然違うのよ〜!!
あー、客来ねぇなー
犬連れでもOKってことにすれば来るんじゃね?
って雰囲気むんむんだったのよ。
他にも、は〜!? 言う? そういうこと、言っちゃう?
ってこっちがビックリするような事言われたけど、
それを聞いて嫌な思いする人いるだろうから言わないわ。
愛犬家をなめてんのもいいかげんにしないと潰れるわよ!
ってか潰すぞごるぁ。
ぷんぷん!
〜ふう、はっ!
Ritsu口調に直したつもりがオネエ口調になってるわん!
たまに似非関西弁も入ってきてて怖いわん!
思い出したらむかついてきてスーパーインピュ-ターもオーバーヒートだわん。
でも書き込んだらちょっとスッキリしたんだわん。
みんなもこんなお宿にひっかからないように気をつけるんだわん!