ゼットの皮膚組織球腫はかなり小さくなった。
私の目を盗んで 「自分でかじった」 とも言うが 化膿もせず 今は全く気にする事もなくなった。
もう 大丈夫だろう。
近々 一泊二日で石川県へ主人と共に 温泉旅行に出掛ける。
主人の両親の関係での招待旅行。一年前から決まっていた。
時間の関係から ��ワンコは三泊四日でペットホテルへ。
不安なのはローズ。
ここのところスタミナ不足による 体調不良が頻発していた。
本当にスタミナ不足の為だけなのか・・・疑いだしたらキリがないが どうしてもメンタル面が気になる。
ゼット＆リブは ２ヶ月違うもののほぼ同時に育ててきた。
ゼットが先住犬なので 一応始めは「先住犬優先」を頭に置きながらも 何事も同時にし 飼い主が順番を決めるようにした。
ボスは飼い主。「飼い主の関わる事には 飼い主に従い 物事の順番は飼い主に従う」という ある飼育本に書かれてあった躾方法を選んだ。
わたし的には どうしても「誰かを優先」と言うのは 出来なかったので・・・。
なので 最初ゼットは辛い思いをしたと思う。
でもその結果 今ではゼット＆リブは 融通の利く子になってくれたんじゃないか と思っている。
その代わり ワンコ同士の事には一切口を出さなかった。
結果 ゼット＆リブの関係は ゼットが絶対的な権力を持ち リブは明らかにゼットの下についた。
ただ ゼットはリブにリードされている面もあり 恩義を感じているな と思う部分もある。
だからか 家の中ではある面 リブに敬意を払っているところも見られる。
ただ外出時 人見知り・犬見知りするリブの窮地にはとても敏感で ビビるリブを瞬時に察知し 速攻で飛んできて守る体勢に入る。
そんなゼット＆リブの関係を見守っていたが 大喧嘩に発展した時には 大雷を落とした。
その結果 ��ワンコのボスであるゼットは リブ＆ローズに対して「叱る」＆「威嚇」する事はあっても 「怒る」事はない。
「怒る」と ボスである飼い主に叱られる事を分かっているので。
これが正しいのかどうかはわからない。
しかし 温和に見えるゼットだが ワンコ同士だと かなり肝の据わったリーダータイプの身の程知らず。
一歩間違えれば ワンコ同士の流血騒ぎにもなりかねない。
特によそのワンコとそういう状態になるわけにはいかない。
ゼットは「トラウマ」を持ちにくいタイプ。
近所の散歩だけではなく 色々な場所へ出掛けたり ドッグランのようなノーリードの場所へ行く機会があれば 当然怖い思いをする確率は高い。
それはワンコに限らず 人間社会においても同じ事が言えるのでは。
怖い思いや嫌なを思いをしないで生きていくのは難しい。。。。というか無理。
ただそれをどう乗り越えるか だと思っている。
なので 人間社会に生きているワンコも 色々なお出掛けをするのであれば 多かれ少なかれ そういう思いをして生きていく中で 飼い主がどう対処していくべきか だと思っている。
そしてトラウマになるかならないかは 個々の性質によるものが大きいのではないのかと 私は感じている。
十分な社会化をしているつもりでも 同じ怖い状況に遭遇した後 ゼットはその後怖がる事はないにも関わらず リブは思いっきり拒否反応を起こす。
個々の性質の違いがあるのだから それは仕方のない事。
多頭飼いを選び ワンコ達からその楽しさ 嬉しさ ３倍の愛しさを与えられている分 机上の知識だけではなく ３倍のリアルな知識と経験を与えてもらっていると思いたい。
と 話は戻って・・・そんなゼット＆リブの元で育ったローズ。
やはり成犬２匹の元で育っているので なかなか理解しずらい面がある。
はっきりいって 「ゼット＆リブと同じ感覚で」というわけにはいかない。
今頃になって 私達に対して「分離不安」的態度が出てきた。
これは私達にとって プラスと言っていいのか 判断しかねる。
ただ 私達の存在がようやく大きくなった と言っていいのかもしれない。
それならそれで嬉しい事。
これからは そんなローズへの対応を一生懸命考えていくだけ。
ただ タイミング悪く 三泊四日のペットホテル。
今の所まだ ��ワンコ一緒であれば落ち着いているローズ。
多分大丈夫だと思うのだが・・・やはりかなり不安。
しかし私達夫婦２人だけの生活。
万が一 どちらかが入院したり 不測の事態に陥った時 一時的に��ワンコを頼める人がいない。
それを考えると やはりお世話になる場所があって欲しい。
ペットホテルでお世話になるのは ローズの出身ショップ。
前回は夜のお散歩に行った後 トリミングルームで遊んでくれたようです。
ローズ 頑張るんだよ。ごめんね。
