生後２ヶ月 男らしい顔のリブ。
ショップのケージに姉妹でいて 見ているとリブの方が格上だった。もう一匹は少し小さくてリブより大人しい女の子。
ショップでは大人しいと思って私が気に入ったゼットが 家族になった途端ヤンチャな子に豹変。
今度こそは「大人しい子を」と思っていた。
が 旦那は「ゼットと一緒に暮らすには強い子の方がええ！こっちじゃ！」とリブを希望。
パピー時代は ゼットと毎日戦争のような日々を過ごす。が 基本的に手のかからなかったリブ。
最初は粗相をせず「ほぉ〜〜！」と思っていたが ４ヶ月を過ぎた頃から ゼットと共に粗相を繰り返す。その頃の私は半ノイローゼだったな。
粗相だけならまだしも ゼットの留守番吠えが酷かったから。
私はゼットのためにリブを迎えた訳ではない。
なので ずっと個々のケージで留守番を慣らそうと頑張った。いずれは二匹の子供を・・・とも思っていたので。
ただ 最初のリブのヒートで狂いまくったゼット。分離不安もピークに。
ゼットのキツイ分離不安＆リブのアレルギー疑惑もあり 子供を諦めた。
リブはゼットを受け入れていたので 自然に子供は出来ただろう。
でも分かった上で子供を産ませ 各々その遺伝子を受け継いだかもしれない子を里子に出すわけにいかない。
かといって 産まれた子全てを我が家に受け入れる経済力はない。
そして二匹の去勢・避妊手術を行う。その後もまだ落ち着かないゼット。
色々な策を取ってきたが 最終手段「リブと一緒のケージへ」
留守番時＆就寝時はリブと一緒のケージで寝させ始める。
すると 途端に落ち着きを見せ始めたゼット。留守番吠えも落ち着き始める。
私達にとってリブは本当にありがたい存在。
「多頭飼いは先住犬の真似をしがち。」という枠を超えてくれた。
ぶっちゃけ ゼットはリブの真似をして成長した。
でもやはりリーダーはゼット。リブはゼットに完全服従している。
ただ たまにリブに怒られるとゼットは決して歯向かわない。
そして ドッグラン等でリブが他の犬を怖がると 速攻で助けに行くゼット。
それが例え大型犬であろうと向かっていくゼット。（私達にとってはその行動が頭の痛いところなので 今はなるべくリブを手元においてゼットに守らせないようにしています）
３歳になったリブの現在。本当に賢い子だと思う。
ふと思う。「リブ一匹だったら どんなに賢い子になってただろう。常に一緒にマンツーマンで過ごせる状態だったらどうなっただろう」と。
でもゼットの様々な行動があったからこそ 色々な事が分かり 色々と勉強し それなりの訓練を通して リブもそれなりに一緒に訓練し 自ら勉強した部分もあると思う。
もしもリブだけだとしたら 今のリブではない気がする。服従訓練の意味も分かってなかったかもしれない。そこまでの勉強も苦労もせず リブもそこまでの学習能力を発揮していなかったように思う。それでも特に問題なく過ごせたのかもしれない。
ゼットがいて リブがいて そしてローズを迎え・・・その結果 「リブは賢い子」と思えるんだろうな。（みんないい子ってのが前提ですよ♪）
やっぱり我が家では��ワンコがいて それぞれの長所短所が分かり それに応じて私達が悩み考え勉強し・・・
それが我が家にとっては自然なスタイルで ��ワンコもそれに対応してくれているという事になるのだろう。
各々成長するにつれ ワンコは賢いな〜って実感します。
