アップするタイミングを逃し一年過ぎてしまいました。ガーナの最後まで頑張った証、記録としてアップしたいと思います。長文リアルな表現となります。苦手な方はスルーして下さいね
平成11年4月8日14時13分(位)一番のよい子で美人(飼い主が思うに)ガーナ。天使になりました。ここからは記録として書きます。長文になり、リアルな表現があります。苦手な方はスルーして下さいね。
昨日7日夕方 4時位からか 茶色い液を二時間おきに吐くようになる。7日朝はオシッコをしたが 夕方 家の裏を一周して、ウンチをするが、黒いタール便。部屋に帰る途中 へたり込み そのままの格好で 液状のタール便をしてしまう。よくないな… もしかしたら 今日てこともあるかも…と頭によぎる。
ハニカムベストをつけ胸の部分をかかえ部屋になんとかいれる。昨日位から後ろ足がおかしく立てない時があったのは 貧血がでだしてたのかもしれない。しばらくするとそこそこ普通に歩く。ほっとする自分がいる。
しかし吐き気は止まらず二時間おき 一度に三回は吐く。タオルでうけ 本人が嫌じゃないように すぐ新しいタオルにかえる。夜中じゅうだ 。 悲しい気持ちを出さず すっきりしたねと話す。 何時だったか 二時位?オシッコをしてないのが気になりトイレに出すが せず 水を少し飲みマットにへたり込む。もしかしてオシッコするかも?と毛布をかけ 待てなくなった私は布団で恐らく寝てしまったと思う。(二時位?)多分少し明るくなりつつある 4時位?に目が覚めると マットからソフトゲージに自ら入り背中にかけてた布団を敷物に寝ている。歩いたことが嬉しくて 掛け布団を引っ張って ソフトゲージの前の犬ベッドに寝ると しばらくしてゲージから出てきたので 和室にもどしてやる。朝七時までは二時間おきに吐いていたが 9時には吐かなかったから 病院に連れていけるかな?と様子をうかがう。 サンルームで 撮った写真二枚。このときはまだ顔がふっくらしている。朝水を食器で持っていき 口の中を洗うと 少し飲
む。良かった。
病院に連れて行こうと 電話し 二時間おきの吐き気を止めることができるかをきき、行くことにし 担架を出し マットを乗せ 引っ張って玄関まで。それが三枚目の写真。これが 生きてるガーナの最後の写真となった。
担架でかかえ車の後ろに乗せタオルなどを積んでいると ゲボッと吐く。あららと 見ると 赤黒い血 吐血か?多分嘔吐したものに血の混じってる感じ? 量にすると二百cc位? タオルでふき 見ると本人は首をあげて貧血もなさそう。病院に電話し 安静がいいか 連れて行った方がいいか聞く。10時50分
肝不全からくる凝固機能低下と思われるので 注射などで抑えましょうと言われ病院へ行くことにする。11時すぎに店により旦那を運転手に店をしめて病院にいこうとし運転席からミラーでガーナをみると様子がおかしい。後ろの席にいくと 口の中が真っ白で 顔の表情がおかしい。目やハグキの黄疸がよりひどく感じた。車は動き出し、病院に行くか迷った。家に帰り 大量吐血などしたらどうしよう?治るとは思わなかったが、病院で最期を迎えるかも?五分ほど走ってる間、かなり迷った。体の体温が下がっている。もういい!どんな状態になっても受け止めてやる。「家に帰って!」と叫び家に Uターン。
家まで15分ほどの距離が長く感じる。車の後ろでもがくようにみえるガーナを胸に抱きしめ 叫ぶ「頑張れガーナ 家まで頑張れ ガーナ桜が咲いてる みてごらん お花見だ 見えるかい ガーナ 頑張れ」この時に 初めて桜が咲いてることに気がついた。
家につきやっとの思いでリビングに下ろし 横向で横たわる ガーナ。しばらくするとフセの格好になり頭をあげる。そして自らソファーに上り 少し寝始める。 この時11時40分位。旦那が店にもどる しばらくするとソファーで向きを変える。さっきのは気のせいだったのか?
しかししばらくするとまた様子がおかしくなり 床に下ろす。
目を見開いたようにして、耳が後ろにいき 軽く唇を噛んでいる。意識がないのか? 声をかけても反応がない。手をのばしたようになってるから 痙攣なんだろうか?今までよそでみた痙攣とは少し違うが…少し呼吸もおかしい。肝臓病は最後痙攣を起こすときいてたから、そうかもしれない。それとも痛みで苦しいのだろうか?声をかけても反応がみられないから痛みでないことを祈りたい。今晩一晩この状態かもしれない。
下にしく布団をとりに行こうと立ち上がると 少しタール便が出だしてる。「うんちでたね〜」とお尻をきれいにしだすが、かなりの量が出だした。
これは旅立ってしまう!とガーナを胸に抱きしめる。大きな声で 沢山ありがとう 愛してるからねと夢中で叫ぶ。ガーナは私の胸の中でのびをして旅立った。