大手家電メーカーのシャープが、タブレット型携帯電話の生産と販売に踏み切ることを、社長自らインタビューの席上で明らかにしました。
シャープと言えば4原色を使用した最新のテレビ「クアトロン」を発表したばかりです。従来よりも色目が多い上、3D映像にも対応できる新型テレビは、すでに多くのファンを獲得しているようですが、携帯電話のマーケットにも進出する意欲があることを新聞社のインタビューを受けて語った模様です。
8月3日、毎日新聞のインタビューに応じたシャープの片山幹雄社長は、電子書籍利用にも対応できるタブレット型携帯端末について、年内にも販売開始、国内シェアの3割を目指すビッグビジョンを語りました。先行者利益をむさぼる米アップルの「iPad(アイパッド)」を追い抜き、首位を狙うという意気込みが凄いですね。
近い将来にタブレット型携帯端末の国内市場が5000万台になるという、シャープ独自の見通しを示したうえで、片山社長は「日本の新しい産業モデルになり、輸出できる」と語り、海外へ向けた戦略も用意していることを明らかにしました。
タブレット型携帯端末について、片山社長は「ガラパゴスと言われた日本の携帯の機能を世界が目指している」と豪語し、さらに「いよいよシャープの時代が来た。新型端末には、液晶ディスプレーや携帯電話などで培ってきた技術をフル活用する」とも語っています。
独自の次世代電子書籍規格のデータ圧縮技術については相当な自信を持っているようで、iPadより優位にあると強調もしているようです。シャープが端末と電子書籍を組み合わせたビジネスモデルで世界に展開していくのは時間の問題のようです。
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