ペットにも寿命があります。
そして残念なことではありますが、その寿命は人間である私たちより格段に短いものです。

ですので、たとえその寿命をまっとうできたとしても、私たちはペットの最後を看取らなければなりませんし、また、それが飼い主である私たちの責任でもあります。

家族の一員であるペットを亡くすと、深い悲しみに襲われるのは当然のことだと思います。
最近、ペットロスという言葉が聞かれるようになってきました。
ペットをなくした悲しみから立ち直れずに、抑うつ状態が続くことをペットロスといいます。

しかし、いつまでもペットを亡くした悲しみに浸っているわけにはいきません。
その後の生活などにもかかわってきますし、なにより、その喪失感にずっととらわれ、悲しんでいるというのを、愛したペットが喜んでくれるはずはないですよね。

家族や身内、親しい人がお亡くなりになられたときも、その場ではなかなかその気持ちを整理することができません。

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葬儀や火葬、法要などを行うことによって、少しずつその人がいなくなったということを実感し、その死に向き合えるようになると思います。
ペットも人と同様です。
残された人がいつまでも気持ちを引きずらないために、葬儀を行うということは必要なのではないでしょうか。

葬儀といっても、お金を掛けて大げさに行う必要はありません。ペットには宗教なども関係ありませんし、弔う気持ちさえあれば、形にもこだわることはありません。
残された飼い主が後悔しない範囲で行ってあげればよいのではないでしょうか。