今日はラルフの日。
ラルフは聞き分けがよく、私たちを困らすことはありません。
いつも妹のリバティーのわがままを、じっと耐えてくれます。
家でお留守番をさせても、いたずらすることなく、ソファーで待っています。
例え、おやつがテーブルの上に置いてあっても、そこにある事を知っていても、届くとしても、食べることはありません。
小さい子供のことを、かまう事もしません。
撫でられればじっとしていますし、自分から寄って行く事もありません。
他のワンちゃんをいじめることもしません。逆に小さい子から吠えられると、ビックリしてしまいます。
無駄吠えもしません。夜中に、玄関で物音がしたり、不審者が玄関にきたりすると、とても大きな声で「ワン」と、一声吠える程度です。
呼び戻しも、聞こえない振りをすることが増えましたが、三回に一回はきます。
「一回目、二回目、三回目だよ!」
と、強い口調で言うと、よれよれやってきます。
待ても、長い時間できます。
着けも出来ます。
ノーリードで歩けます。
本当に、我が家にはもったいないくらい、いい子です。
ラルフの子を欲しがる方は、何人かいました。
私も欲しかった。
けれど、どうしても決心が出来なかった。
子供達の行く末や、ご近所での飼い方、両親の反対、色々な障害があり、乗り越えることが出来なかった。
親の欲目であるが、この子なら、どこに出しても良い結果が出たであろう・・・と思うことがある。
実際はどうだか分かりませんけど・・・
一緒に歳を重ね、私の歳をどんどん追い越して、先へ急いでいるラルフを見ていると、切なくなる。
同じスピードで生きていきたい。
このまま、ずっと一緒にいたいと、切に願う。