お兄ちゃんからママの携帯に電話があった。 僕はママの側で寝ながら電話を聞いていたのだ
ママが「じゃあ、今からくるのね〜」と言っている。 「う〜ん お兄ちゃんがくるのだ〜」 僕は急いで玄関に それに気づかないママは僕がどこへ行ったのか探していた。 玄関に座っている僕を見つけて、何も言ってないのにどうしてお兄ちゃんが来ることがわかったのかなぁ〜
お兄ちゃんが来る〜
来たかなぁ〜、ソワソワ
あれ〜、なかなか来ないねぇ〜
遅いなぁ〜、眠くなってくるよ
うわぁ〜 来たぁ〜、待っていたのだぁ〜
早速おねだり、投げてよ〜
持ってきたよ〜
いっぱい遊んでもらって、お兄ちゃん達も用を済ませ、TVを見たりして、いよいよ帰っていくって。。。
「凛くん、帰えるね〜」 「つまんないよ、 もっといてよ〜」
パパたちがお兄ちゃんを送っていったけど、 僕はTVチャンネルをくわえて反抗(いじけて)いたのだった