ママちゃんの記事は
http://dog.pelogoo.com/hamamatsurescue/archive/1242242173808390.html#
ず〜っと今まで子犬かと思っていたのですが
「入ってすぐの部屋のママちゃんも悲しい過去があってねぇ」との
Sさんの言葉に驚きました。
20日に犬舎に行った時に撮ったビビリーズの
手前の茶色い柴犬ふうの子・・・この子がママちゃんです。
身重の体で、よほどお腹が空いていたのでしょう。
猪用の捕獲機に入ってしまいました。
犬用よりも大きく頑丈な捕獲機です。
扉が閉まる音も大きく、小柄なママちゃんには相当ショックだったと思います。
そして捕獲機の中で出産・・・。
山で生まれ育ったのか 山に捨てられたのか分かりませんが
未だに人に心を開くことはありません。
個室の外から様子を見ていても、人の気配がすると
すぐに犬小屋の中に隠れてしまいます。
犬は猫と違って、避妊手術してまた元の場所に戻すことは出来ません。
野犬と呼ばれる子達は、たとえ人馴れしていなくても
捕獲されたら引き取るしか生きる道はありません。
元は誰かが捨てた犬たちが繁殖し、増えていった山の犬達です。
広めの個室に3匹入っておりますが、
ご飯をちゃんと食べたね、
いいが出たね、
お掃除するから犬小屋を動かすよ、
それがママちゃんとの僅かなコミュニケーションです。
いつか、そっと近寄ってきてくれる日がやってきますように。