もう、何も言っても届かないけれど。
ジャンリ、あなたが急に天国へいってからもう2週間がたちました。
何をどう言ったらいいのかまだわかりません。
ジャンリ、あなたのたった1歳6ヶ月の犬生は…いったいどんなものでしたか。
あなたがいなくなった、あなたの場所に座って初めてあなたが毎日どんな景色を見てすごしていたのかわかりました。
あの景色の中であなたはあの日、何を思いたったひとりで逝ってしまったのかな…。
暑い暑い中…ひとりぼっちで、助けも呼べずに…。
苦しかったよね。
暑かったよね。
…くやしかったよね。
キーボードをたたく手が震えます。
ジャンリ、ごめんね。
ごめんね。
ほんとうにほんとうにごめんね。
後悔ばかりです。
あなたに何もしてあげられないまま、こんな毎日を送っていて何の意味があるんだろうと考えます。
本当に役立たずのダメな飼い主ですね。
でも、不思議なもので、こんな私でも心配してくださる人たちがいて…。
あなたを失って確かに酷く辛いのに笑ってしまうこともあります。
笑っちゃいけないような気がするのに。
ジャンリ、あなたは信じてくれないかもしれないけれど。
大好きだったよ。
くうが入院して、くうが逝ってしまうことを覚悟してました。
どんなに頑張ってもくうがこの先あなたより長く生きることはないと思っていたから。
「順番」
勝手にそう思ってました。
だけど、そんなのあなたには関係ないことだったよね。
だって、11歳のくうの1日と1歳のジャンリの1日は同じものだったのにね。
決して違わない、同じ時間を過ごしていたのにね。
私の勝手な考えで、こんな形であなたを天国へ送ってしまって…。
ごめんね。
ジャンリ。
でも、あなたはいつまでたってもウチの次男坊だからね。
もし…もしも、またこの家に帰ってくることがあったら、仲良くしてね。
ごめんね。ジャンリ。
でも、大好きだったよ。
これからも、大好きだよ。