今日でマイティが去勢手術を受けてから一日が経ちました。木曜日まで入院なのですが、すでに寂しいです。別にお見舞いに行ってもいいんだけど、行っても何もして上げられないし、連れて帰れないことでマイティを余計不安にさせるかもしれないと思い、我慢です。
←これは酸素等を送る機械。これを先生の指示通りにAHTの方が調節して、手術中のマイティの痛みを和らげてくれました。この機会のことは詳しく聞かなかったのでそのくらいのことしかわからないのですが、心電図や瞳孔の様子をチェックしながらこまめにメモリを動かしていました。
今日は手術開始から睾丸摘出までを記事にしますが、
りっちゃんは、悪趣味で記事を作っているのではありません。
飼い主さんに去勢手術とはどんな手術なのかを理解していただくために、
愛犬の手術の様子を公開することを決意しました。
普通なら飼い主が見ることのできない現場の様子、それを記事にすることによって、手術に対する不安や恐怖が解消されればと思っています。
しかし、見る方によっては、逆に不安や恐怖が倍増するかも知れません。
ですので、手術の様子は『追記』に書きたいと思います。
以上の文章をご了承して下さった方のみ、追記を見ていただければと思います。
手術開始です。滅菌された布をかぶせてカンシで固定し、切れ目からは患部が見えます。
アップにするとこんな感じです。麻酔が効いているのでカンシで挟まれている皮膚に痛みはありません。
そして、メスが入ります。りっちゃんは睾丸を切開するのかと思っていたのですが、ペニスの付け根を１cm縦に切っただけでした。これが一般的な去勢手術の方法らしいです。
指先で睾丸を押し出す形で切開した部分から睾丸を出します。先生が手に持っているのがマイティの睾丸です。
カンシで血管と精管を挟み、流れを止めます。
カンシで挟んだ血管と精管を体とつながっている側を体内に戻る糸で結びます。
きっちりと結びます。
カンシ側の血管と精管をハサミで切り、ひとつめの睾丸を摘出しました。
ひとつめと同じように、睾丸を切開した部分から出します。
まだ睾丸と体が血管・精管でつながっている状態です。
カンシで挟み、血液、精液の流れを止めます。
体に戻る糸でしっかりと結びます。
こんな感じで、結びます。
ハサミで血管・精管を切り、ふたつめの睾丸を摘出しました。
今日は手術開始から、睾丸摘出までの様子を載せました。
りっちゃんが想像していたのとは全く違って出血も全然ないし、
先生はりっちゃんの質問に答え説明をしながら手術したのに、
ここまで１０分くらいしかかかっていませんでした。
何より驚いたのは、睾丸にメスを入れないこと。
キズはペニスの付け根に１〜２cm程度で睾丸を移動させて管を縛ってハサミで切ると言う内容にびっくりしました。
小型犬、中型犬、大型犬、それぞれの睾丸の大きさによってキズの大きさも変わってきますが、体の大きさに対するキズの比率は変わらないとのことです。
睾丸が入っていた部分の皮膚はそのまま残ります。
最初は今まで睾丸が入っていたときと同じ大きさなのですが、
時が経つと徐々に小さく目立たなくなるらしいです。
これは太った人がダイエットをして皮膚が余る現象と同じとのことです。
ですから、睾丸を切るのではなく、睾丸の中身(精巣)を取り出すと言うのが去勢手術だったんです。
明日は睾丸摘出後、縫合を記事にしたいと思います。
この記事を読んでくださった方々がどう思ったかをりっちゃんは知りたいと思います。
是非コメント欄にご意見ご感想の方残して下さい。
よろしくお願いいたします。
