昨日の記事でドッグフードについて、ちょこっと書きましたが、
今日はその続きを書きたいと思います。
あくまで勉強の一環、レポートとしてワンちゃんの食事について自分の感想をここにまとめたいと思います。
決して上から目線でものを言うつもりもありませんし、
食事がどうであれ、ワンちゃんが健康で幸せならそれでいいじゃないかと思っています。
この記事を書くにあたって、自分の思う犬の食生活に対する不安な部分を少しでも明確なものにしたいと思う気持ちをブログに書いて記録しておこうと思いました。
毎回そうですが、このブログはりっちゃんにとって、ペットの日記だけではなく日々学んできたことを書き記すレポートのような存在です。
ブログは日記を公表しながらオーナー同士のコミュニケーションの場であり大切な情報交換の場でもあります。
りっちゃんはこのブログを、ノートのように利用しています。
ですので、もしかしたらこの記事を読んで不愉快な思いをする方がいるかも知れないと思いました。
オーナー様方の気持ちを考えた末、今回の記事を追記に書きたいと思います。
コメント欄を開いても文章が目に入ってしまうので、目にしたくない方は開かないで下さい。
まことに勝手ながら、ご了承願います。
愛犬家の方々の中にはドッグフードだけではなく、
手作りゴハンをワンちゃんに作ってあげている方も多くいらっしゃいます。
手作りには手作りの、ドッグフードにはドッグフードの良さがあります。
しかし、栄養のバランスが偏ってしまったり、過剰摂取することは、
ワンちゃんの健康面からいってあまりよくないとりっちゃんは思います。
愛犬は我が子同然だし、大切な家族の一員です。
オーナー様は愛犬に対し、健康でいて欲しい、病気にならないように
出来るだけいつまでも元気でいて欲しいと思うのは当然です。
もちろんりっちゃんもジャック、マイティ、パジーに対して常にそう思っています。
手作りフードを作ってあげている方の中には、ドライフードだけでは可哀想、
ドライフードだけで本当に十分な栄養が摂取できているのか?とお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこでりっちゃんは「ドッグフードに対する信頼性」について考えました。
お散歩に行ってオーナー同士「お宅のワンちゃんはどこのフードを食べているの?」とそんな話になることがたまにあります。
りっちゃんは「うちはジャックがテクニカルと言うメーカーでマイティとパジーはアイムスです」と答えると、
大抵「アイムス〜?」と聞き返されてしまいます。
これはアイムスと言うメーカーに対してオーナー様方の評判があまり良くないからです。
評判がよくない理由として、そう言ったオーナー同士の会話の中で「○○ちゃんはアイムスを食べるとウンチがゆるくなったらしいわよ」
「○○さんとこの子はサイエンスダイエットで下痢になったって言ってたわ」など
口コミの情報でメーカーの信頼性が失われてしまいます。
しかしジャックの食べているテクニカルと言うフードに関しては誰も何も言いません。
これはテクニカルと言うメーカーがあまり知られていないため、良い評判も悪い評判もないからです。
そう考えると不思議でならないのが、
うちのマイティとパジーはアイムスを食べても下痢にならないしウンチがゆるくなることもないんです。
もちろんフードが原因で体を壊したことはありません。
これはりっちゃんが思うに愛犬家なら誰でも知っているアイムスと言う有名メーカーならではの噂話なのではないでしょうか。
サイエンスダイエットやペディグリーチャム、ユーカヌバにも同じことが言えます。
もちろん噂だけでなく、保存料や原料に問題があるフードメーカーもあるとは思いますが、
そして、「下痢になった」「ウンチがゆるくなった」と言うのは当然の結果なのではないでしょうか?
食べ物の合う合わないはウンチに現れます。
犬と一言で言ってもそれぞれに合ったメーカーや原料があるんです。
以前我が家で飼っていたラブラドールのナナ・ケビンはずっとサイエンスダイエットを食べていました。
一度もフードが原因で体調を崩したことはありません。
しかし同じラブラドールのジャックにサイエンスダイエットを与えたところ、
ウンチがゆるく体調もあまり良くなかったのです。
そこでメーカーを色々変え、あるフードでは体臭がキツイとか、あるフードでは被毛のツヤが良くないとか
色々あってテクニカルと言うメーカーのフードに落ち着きました。
マイティとパジーも同じです。
最初はサイエンスダイエットを食べていましたが、ウンチの状態があまり良くなく、
次にワンフーと言うフードに変えると食いつきが悪く、色々試してアイムスに至りました。
このようにワンちゃんは一頭一頭によって合うフード、あまり合わないフードがそれぞれ違います。
ですので、噂話や評判は話半分に聞いて、あくまで参考にする程度にした方がいいと思います。
そして参考になるような話を耳にした時は愛犬で試すしかありません、
現在多くのメーカーが様々なフードを販売している中、
最初からドンピシャのフードにめぐり合えるとは限りません。
こればかりは個々のワンちゃんに食べてもらうほか術がありません。
そして、フードに対する安全性や信頼性ですが、
これは手作りフードと大いに関わってきます、それは栄養バランスについてです。
例えば↓↓の記事でお腹の弱い子にはチキン、アレルギーのある子にはラム、大型犬には歯の大きさに合った硬さの物など、
ワンちゃんの状態によってフードの原料や形が変わっています。
これはドッグフードメーカーが研究に研究を重ねて導き出した栄養学の結果だとりっちゃんは思います。
お野菜についてもそうです。
犬の祖先は肉食の狼です、でも犬はたまに草を食べます。
だからってフードにキャベツやニンジンを入れても消化吸収できているのでしょうか、
鳥のササミやレバーをフードの上に乗せると言うオーナー様もいらっしゃいます。
その方がワンちゃんの食いつきが良くなると言う面から言うと正しいと思いますが、
栄養面を考えてキャベツやササミを乗せても、多分そのくらいの栄養は元々フードの中に入っていると思うんです。
元々入っている栄養をさらに上乗せしてワンちゃんに与えても、あまり意味がないか、
過剰摂取になるか、消化吸収の邪魔になってしまう恐れがあります。
犬は飼い主を信頼しています。
中には用心深いワンちゃんもいると思いますが、飼い主が与えたものなら例え腐っていても、カビが生えていても、
それが毒でも喜んで食べるのではないでしょうか(あくまで極論ですがうちの犬はそう言う犬です)
犬は人間と違います。
しかし飼い主から犬に対する愛情の大きさは人間と変わりません、
または人間以上に愛されているワンちゃんもいますが、
ここでの話は犬と人間の体がまったく違うと言う風にお考え下さい。
人間用の健康補助剤や健康に良いとされている栄養素、または食物が果たして犬にもいいのでしょうか、
そして、犬の健康にいいとされている食品や栄養素にちゃんとした根拠があるのでしょうか、
人間の健康にいいとされているものには必ず科学的なデータが存在します。
しかし犬に関する詳しいデータはほとんど世の中に出回っていません。
栄養学の話ですが、それぞれの犬が一日に必要な栄養を知っていますか?
りっちゃんは知りません。 知ろうと思っても詳しいことはわからないんです。
多分このことを追求しようと思ったら壮大な研究所と
たくさんの実験動物と多くの研究員が必要になるでしょう。
だからプロに任せます。
プロとは動物栄養学について長年研究をしてきたフードメーカーです。
しかし、オーナーは簡単に信頼できないんです。
あんなカリカリの小さな粒に本当に犬が一日に必要な栄養素が入っているのか?
そんなのわからないですよね、大事な家族がこんなつまらない物を毎日食べて不健康ではないのか?
りっちゃんもそう思っていました。 不憫な気がしてなりませんでした。
しかし、今はドッグフードと言うものを信頼しています。
母親から聞いた話ですが、昔の犬は人間の余り物(残飯)を食べていたそうです。
母親は犬が大好きでとても可愛がっていましたが、どの子も寿命が短く5年か6年で死んでしまったそうです。
それが一般的な犬の寿命とされていたそうです。
そして10年生きれば長寿犬と言われていたのです。
でも現在の一般的な犬の寿命は10年〜15年です。
その理由は時代と共に犬の食事が変わったからです、
ドッグフードが犬の食事の主流になったからです。
犬の平均寿命がドッグフードの登場と共に延びた。
これこそ科学的根拠ではないでしょうか?
もちろん犬の栄養学について研究され、隅々まで考え抜いたものは除きますが、
…とっても、本当にとっても失礼なことを承知で、書きます。
手作りゴハン、人間から見て美味しそうと思うようなワンちゃんの食事は、
もしかしたら「残飯」と変わらないのではないでしょうか?
犬が草を食べることがあると書きましたが、それについてはお野菜で「摂取させる」のではなく、
猫草や自然に生えている農薬のかかっていない草を「犬が自らの意思で摂取する」方が自然ではないでしょうか。
人間は自らの体内でビタミンCを作り出せない生物ですが、
犬は自らの体内で必要な栄養素を作り出せるから無理に摂取しないのではないでしょうか?
それにワンちゃんの健康を隅々まで考えた手作りフードを毎日作ろうと思ったら、
物凄い額のお金がかかってしまいます。
お金持ちのお宅ならそれは可能なことですが、一般庶民のりっちゃんには到底できませんし、
ドッグフードを食べているワンちゃんと手作りフードを食べているワンちゃんの
寿命や健康の度合いにそれほど明確な違いがあるとは感じたことがありません。
ここまで、かなりキツいことを書いてきましたが、最初に手作りには手作りの良さがあるとりっちゃんは書きました。
手作りフードを否定しているわけではありません。
食べることが苦になってしまった老犬や病気のワンちゃん、
体の機能が低下し、人工的な栄養をとらなければならないワンちゃん、
そんなワンちゃんと暮らしているオーナー様が愛犬に対し
手作りフードと言う形の愛情をかけてあげるのはとても素晴らしいことだと思います。
サプリメントも必要に応じて服用してあげるのは愛情だと思います。
それに、健康なワンちゃんにも愛情のこもった手作りのものを食べさせてあげることは
大事なコミュニケーションだと思うんです。
作って食べさせてあげる飼い主も幸せなら、愛犬も幸せな気持ちになると思います。
それにドッグフードは製造過程で、一度火を通します(焼かれています)
それにより、栄養素が落ちてしまうのに対し、
生に近い状態で食べられる手作りはドッグフードよりも新鮮で自然な状態の栄養が摂取できます。
ですので、美味しさ・ワンちゃんの幸せ度合いはドッグフードを上回っていると思います。
しかし、毎日の食事に関してオーナーがある程度の知識と限度を把握してあげるべきだと思うんです。
人間で言ったら子供が喜ぶからお母さんは毎日お菓子を作ってあげる、
子供がそれを喜んで食べるとお母さんも幸せな気持ちになると思います。
とても幸せな親子関係に思えますが、
でもそれで子供がブクブクに太って糖尿病にでもなっちゃったら、
子供は苦しい思いをするハメになるし、
お母さんは自分を責めるのではないでしょうか。
これもあくまで例え話ですし極論ですが、手作りフードの落とし穴もそこにあると思います。
愛情を形にしたい、幸せを感じたい、誰しもがそう思うし、りっちゃんもそうです。
りっちゃんの知っている飼い主さんは
多分誰にも負けないくらいワンちゃんを愛していると思います。
常にワンちゃんのことを第一に考えています。
ですので、こんなことはわかってるよ! 馬鹿にしてんの!? と思うかも知れません、
ですが、りっちゃんは特に誰かに向けたメッセージと言うつもりでこの記事を書いたのではありません。
ブログは公開日記でオーナー同士のコミュニケーションや情報交換の場ですが、
りっちゃんは自分の勉強のレポートとして書くことをブログで公表しているのです。
誰かを責めたり、あなた間違ってるよ!などとはこれっぽっちも思っていません。
最初に書いた通り、手作りには手作りの、ドッグフードにはドッグフードの良さがあると思います。
ですから、ワンちゃんが健康で幸せならそれでいいじゃないかとりっちゃんは思ってます。
今回、犬の食生活に対する不安を少しでも明確にしたかったりっちゃんの記事を読んでいただいた方がいましたら。
これがりっちゃんの犬の食事についての今現在の感想です。
まだこれからも犬の食生活について勉強していきますが、
その時、今回の記事で自分が間違った解釈をしていたと気づくかも知れません。
犬はしゃべれません、100%の正解なんて誰にもわかりません。あくまで推測の範囲です。
ただ、何ひとつわからないまま無責任に記事を書いたつもりもありません。
自分なりに感じたことを文章にしました。
ですので、こんな考え方の人もいるんだと思っていただければ幸いです。
そして賛否両論、ご意見・ご感想・ご批判がありましたら
これからのりっちゃんの為に是非コメント欄に残していただきたく思います。
よろしくお願いいたします。