今住んでるお家。
オヤジとかーさまが華と暮らすために選んだ古いお家。
近くに住む家主さんご夫妻は、華のことを快く受け入れてくれて今もとても可愛がってくれる。
「近所でよかった。また華の顔見に行けるしな〜〜」
もうすぐお引越しする事は先月始めに伝えてあるんやけど、何と次の入居希望者が何組かいるそうな。
か「ええええええっ!!(焦)」
あわてるよね。うろたえるよね。
次の人達、犬連れやないもん。
一組は外国帰りの新婚さんらしい。
正確には、まだ外国に住んでて来月に帰国、結婚する予定。
か「掃除・・・・掃除せな〜〜〜〜っ!!!」
何故こげなところに?て所にまで華毛が入り込んでる状態の華家。
ほんま、ラブの抜け毛は想像以上に恐ろしいんやて。
家主さんは
「かまへん。かまへん。華の毛やもん」
てのんびり構えてるけど、かーさまはムンクの叫びみたいな顔。
お仕事は忙しいし、新しいお家の準備はあるし、相変わらず華と晴ちんの毛は毎日抜けるしで、
かーさまはちょっと泣きそうになった。
来月位にもしかしたら、入居希望者の見学があるかも知れへんて。
来るのか?この犬屋敷にっ!!