昨日の続き…ヒマが突然の神経性の発作に襲われて入院し、私は不安を抱え一人で帰宅した。ヒマと相思相愛の母に先生の言葉を話すと、その目はウルウルした。だが、そんな時、仕事から帰ってきた姉は「実はきになる事が…」と話し始めた。
ヒマは朝、家事をする母の肩に乗るのが日課だった。もちろん朝の忙しいときはそれも迷惑で、直ぐに床に降ろされる。でも猫というのは、物を踏むのは嫌いで何時もは何も無いところを選んで降りるのだが、その日は何故か床にあった封筒を踏んだという。そしてそれが不運の始まりだった…
その下に噴射式のバルサンがあったらしいのだ。驚いたヒマは直ぐに避けたらしいが、それが多少ながら顔に掛かったかも知れないという。
姉は直ぐにそれを病院へ伝えた。
そしてネットで調べると、殺虫剤の中毒症状にそういうものがあるという。誰もが「これだ!」と感じ、翌日ヒマを見舞いに行くとゲージの中をうろうろしていた。だが、まだ良く分かっていないらしく普段は余り鳴かない子なのに、ニャ−ニャー鳴き、名前に反応はするものの目をあわせようとはしなかった。
だが、結局昨日退院となり帰ってきたのだが、まるで記憶をなくしたようにうろうろし、自分のトイレも入っては直ぐに出てしまう有様だった。
だが、暫くしてアルが家の中に入ってきたことで、居間に家のペットの面子が揃い、ヒマの記憶が戻り始めた。
それからはもう、自分のトイレで用をたしミャーコの尻尾に噛み付いたり、自分のベッドで丸くなったりご飯を食べたり、皆に抱っこをねだったり。病院から帰ってきて二時間くらい経ってようやく家のヒマに戻ってくれた。でもたった三日間だが、直ぐ分かるほどに体重が減っていた。
けれど直ぐ戻ると思う。今日も何回も逞しく丸いお尻を見たことか。(笑)
写真は昨日の午後に撮ったヒマ。もう何にも変わった様子はない。ちなみに今日はアルが去勢の手術に行く。でもちょっと肥満気味だから…どうかなぁ〜