本日のトレーニングは13:30待ち合わせだったので、久しぶりに午前中をゆっくり過ごす休日となった。
ウィッシュ・アイシス・イダ・テン・ナインの5頭でのトレーニング。なかなかいいペースで
12.0km走りました。
それにしても、今日はいいトレーニングが出来た日だった。
っと言うのも、私のチームが走る準備をし始めると、どこからともなく一頭の柴犬が…。
はて?どこの子じゃ?
かなり人懐っこいブラックタンの柴犬♂で、怖がりもせず私たちのまわりをチョロチョロしていた。
飼い主が乗っているっぽい軽自動車が怪しい動きでこの場を去ろうとしていた。(もしかして捨てた?まさか!)
軽自動車を追いかけてみたけど、そのまま行ってしまった。
私たちの近くでゴルフの練習をしていたおじさんのところへ行った柴犬はずいぶん喜んでいるように見えた。(あれ?この人が飼い主か?)
いやいや、そうじゃなかった。
おじさんもその柴犬の飼い主じゃなかった。
それどころか、私たちの犬だと思って連れてこようとしてくれていた。
「うちの子じゃないんです。」
このセリフでおじさんも困り顔になってしまった。
とりあえずおじさんが柴犬とたわむれている間にチームをスタートさせちゃおう!
準備を済ませてさぁ行くぞ〜って思ったら、なんとおじさんったら車に乗り込んで動き出した。
っちゅうことは、柴犬くんはどうした?!
うげー!!ウィッシュとアイシスの目の前にピョンっと現れたじゃないか。〔爆〕
ウィッシュは前に行こうとしたが、アイシスとナインが柴犬に向かって行き、どうにもこうにもならなくなりストップ。
ラインを張り直して、リード2頭をスティさせ、強めのコマンドで再スタートの指示を出した。
よし。今度は柴犬が居ても気にせず集中して走り出した。
少し走ったところで今度は向かい側から車が走ってきたぞ。
デコボコ道なので、車はゆっくりこちらに向かって走っていた。
その車が通りたい道がなんとなくわかったので、ウィッシュにはいつも通り真っ直ぐ走るように指示を出す。
ウィッシュとアイシスは、上手にチームを率いて車の脇を走り抜けた。Good Job!
何事もなくしばらく進むと、一緒にバギーに乗っていたサブローが「犬が来たぞ!」と教えてくれた。
本当だ。白い犬がこっちに向かってくる。
でも、そんなの関係ねぇ!
飼い主は悠々と車に乗って、寒さをしのぎ、ラクして犬の散歩を済ませている。そんな飼い主や犬に、ウチの子たちが負けるわけがない。
ウィッシュに気合いを伝えて、スピードアップでぶっ飛ばす。
根性なしの白い犬は、ちょっかいをかけることもできずに、私の気合が入ったコマンドにビビリ、いきなりスピードアップしたチームの迫力に負けて退散…。
白の次は黒かよ〜。
トレイル上に黒い物体が見えた。
カラスだ。
カラスさんってば、羽根がついてるくせになぜ地上を歩いているの?
しかもチームが近づいているのに余裕たっぷりで、なかなか飛び立たない。
カラスさんを追っかけたらさぁ大変になってしまうので、ウィッシュとアイシスに気合いを伝える。
頼もしいことに、ふたりはカラスを追いかけることなく走ることに集中していた。
いろいろな障害物があったトレーニングだったが、おかげ様でいいトレーニングができたと思っている。
犬たちがコマンドを理解していることがわかったし、私が犬たちの動きから状況をいち早く判断すれば、大抵のことはなんとかなるんだなと思った。
トレーニングって楽しいけれど、ボサッとしてられない!〔笑〕