大会二日目。
一日目とタイムスケジュールが変わって、朝一番の競技が4頭引きになった。
6頭引きはそのあと。
どんどん天気が良くなって、ぐんぐん気温が上がってきた。
私の手が空くたびに相棒たちにはスープを飲ませた。
アラスカンよりも暑さに強いと言われているポインタークロス。
今シーズン、やっとチームとして走らせることができるようになった我がユーロハウンドたちですが、確かに暑さでバテている様子はない。
今回は途中で私も暑くなるなと思って、薄着でレースに臨んだ。
リードは一日目に引き続きウィッシュとアイシス、スウィングはナインを下ろしてヴォクシーを配置し、安定感のあるイダと一緒にリードをサポートしてもらうことにした。
で、ウィルはテンにスウィングから下ろしたナインを組み合わせる。
このフォーメーション、実は問題がひとつ残るのだ。
雪食い癖のあるテンの隣が、小柄なナインであること…。
テンは左横に強引にずれて雪を食べるヤツなのだ。そう、必ず左横へ向かう。
その時にナインが持っていかれてしまうのが問題。
なので、イダを下ろしてテンと組み合わせるか、イダを残してスウィングを固め、多少ウィルに振られてもスウィングで食い止めようか二通り考えていたのだ。
ヴォクシーなら、いつも3頭でトレーニングに行くときにアイシスの後ろを走ったことがあるからアイシスが気にしないことも実証済み。
っということで、後者を選択。
アイシスの調子もまずまず。
ゴール前のゴーホームもいい走りを見せてくれた。
ウィッシュはもっともっと走れるのに、こっそり自分勝手なペースを作るのがうまい。
後ろから見ているとアラスカンに見えることがある。〔笑〕
でも最近はアイシスが一生懸命走るので、ウィッシュも必死である。
いまのところ、ウチのリードは足して2で割った状態ですね。
人間も一緒になって走ってゴール!!
本当に楽しくて気持ちのいいマッシングでした。
タイムは一日目よりも1分上がっていました。
他のチームもみんな1分くらいずつ上がっていたようですね。
秋からのトレーニングがレースで形になる。
レースに出るたびに犬たちも成長する。
出来なかったことができるようになるとウレシイ。
自分のレースが終わったら、少しだけ休ませてもらって、会場にきていた見学者とおしゃべりをしながら犬たちのお世話をした。
その後は、リザルトの打ち込みをやったり、2頭引きのレンタルを準備したり。
すべての競技が終わると最後は表彰式。
どこからともなく雪球が飛び交う…
プレゼンテーターに景品を渡す役をお手伝いしていた私のところにも容赦なく飛んでくる雪球。
私の顔の横を通り過ぎて看板に当たり、砕ける雪球。
マジで怖かったぁ…
入賞していない上に、あの雪球に顔面当てられたらショックです。〔笑〕
表彰式前後の撤収作業に関わってくださったマッシャーのみなさん、お疲れ様でした。
おかげさまで3台の車と2台のトレーラーで荷物を運びきれました。
会場を去るときに自分の車の周りを歩くと、誰が置いていくのか、お弁当の空容器が入ったコンビニ袋やオロ●ミンCの空瓶のお忘れ物を発見。
毎回、大会が終わってから師匠のりりんが駐車場のゴミ拾いに行っています。
自分の出したゴミは持ち帰るのがマナー。
なぜ、真駒内で犬ぞり大会をやっていた時に、近場のホテルが犬ぞり関係者の宿泊を断ったのかをご存知ですか?
駐車場にゴミ(犬たちの排泄物)を置きっぱなしにして帰るなど、マナーが悪かったからだそうです。
マナーが悪い人は、たった一人かもしれないけれど、そのたった一人の行動が、当たり前に「犬ぞり競技者全員」の印象になってしまうんですね。
世間一般的な感覚を忘れてはいけないと私は思います。
犬をたぁ〜くさん車に積んでいると、その辺で見ている方から「すごいね〜」なんて言われることもありますけれど、別にえらいわけでもなんでもないんですから。
犬ぞり競技がこれからも続けられるように、小さなことでも大切にしていきたいね。
今年のアジアカップでは、そのっちが写真を撮ってくれました。
データをいただけるようなので、届いたらブログでご紹介したいと思いま〜す。
他に会場で写真を撮っていた方がいらっしゃれば、お知らせください!ぜひ、見たいです!