レース当日の朝、テイネドッグスクールでサブちゃんと待ち合わせ、便乗させてもらい名寄を目指す。
どこか気分がすっきりしないのは、風邪をひいたという事実。
職場でも大流行の、「高熱は出ないが、鼻水は高速で流れ落ち、咳が出る」風邪である。あー、イケテナイ。
受付30分前に会場に到着。
6頭引きは16時半からスタートとの事。
ふだんゆっくり出来ない分、今回は他の参加者とお話したり、犬を見せてもらったりできて楽しかった。
自分の犬たちの体つきが、他の6頭引きに参加している犬たちと比べてペラペラ…。もっとトレーニングのための時間を作らないと追いつく?いやいや、近づけませんな。アハハ。頑張ります。
4番スタートでウィッシュとアイシスをリードにして出発。
スウィングに入れたボクちゃんが、やたらと落ち着きがない。
明日はまたウィルに戻すか…。
な〜んて考えながら前進していると、3番スタートのチームがストップしている。
減速して近づくと、「タングルを直している」との事だったので、そのままパッシングした。
今年初めてのパッシング。チームの犬たちはウィッシュに連れられて無事に追い越しをこなすことが出来た。
そこからばびゅーんと走り抜ければ上出来なんだけど、足元はザクザクでアイシスは後ろ足の運びが微妙。擦れて出血しやすい場所をまたやったかな?って感じ。
やっぱり来たか。
しばらく行くと、さっきパッシングしたチームが後ろに迫っていた。
こうなると、自分のペースで犬たちを走らせるどころか、余計なプレッシャーを与えることになると思い、道を譲った。
ゴールに近いところまで、スピードを抑えて前のチームについて行くことになった私のチームは、まぁ、トレーニングに行ってない割にそこそこの走りをしていたと思うが、アイシスはどっぷり疲れてしまったようだ。
明日までに回復するかな?アイシスにとっては昨年に引き続き、試練の名寄大会だわ。
最後の下り・S字カーブに差し掛かった瞬間、前のチームが団子になって止まっている姿が見えた。
避けるには距離が短く、しかも私は下って来ていたため舵取りも難しい状態。犬たちはうまい具合に相手チームの谷側をすり抜けた。
そう、犬たちはすり抜けたけど、私とそりはインをつき過ぎて木の根元の雪解けした穴にはまりました。
急いでそりから降りてバランスを保ちながら走る!Run Run Runだ。
さすがにこの場所で一緒に止まってタングルを直す手伝いは危なくてできないと思い、「ごめん」と一言残して先に行かせてもらった。
トレイルがザクザクで、急な下りが多かったので、私はブレードを使って慎重に下っていました。
タングルすると、それを直すために余計な時間がかかります。
どんなに遅くても止まることなく、走り続け、前進したほうがタイムロスがないんじゃないかと思ったので、名寄のレースではトラブルを回避できるように気を配りました。
みなさんがどんな感じでレース展開したのかな?と興味があります。