ちょっと時間が経ってしまいましたが、金曜日の出来事です。
以前に施設で親猫が育児放棄した猫ちゃんを、うちの職員さんと飼い犬のプーちゃんで育てた話を記事にしましたが、
今回はその職員さんからのお願いでした。
仕事をしていると、私にお願いがあるとのことで、表に出てみるとこの子を連れてきていました。
その職員さんはその日、高知市内に出かけていて、台風の影響の雨の中ヨタヨタと歩いているこの子を見かけて、
あまりのみすぼらしさに放っておけず、保護したあとペットショップでシャンプーして、病院に連れて行ったとのこと。
でも保護したものの、どうしていいのか分からず、私のところに相談に来たとのことでした。
その職員さんには、とにかく今日は自宅で見ることと、後は情報を探すけれど、
もし何もなければ里親探しに切り替えること、
そしてそれでも何もなければ引き取るか、NPO法人の動物ネットワークに依頼することを告げ、
とにかく高知県の保護センターや愛護協会、保健所に情報を提示し迷子犬情報を調べていただくことにしました。
それからほどなくして、1件よく似た情報があるとのことで、私の連絡先を教えてもいいかと連絡があったので、
そのことを了解してTELを待っていたところ、飼い主さんからTELがありました。
飼い主さんは最近引っ越されたばかりで、3日前から行方が分からなくなり探していたと言うことでした。
早速、保護した職員さんに連絡を取ると、すぐに飼い主さんの所に連れて行ってくれました。
飼い主さんからは、再度、私にまでお礼のTELがあり、職員さんには心づけと、
シャンプーと診察代をお礼にと下さったようです。
首輪をしてても、「ひょっとしたら捨てられたのでは・・・?」と言う思いがあったので、
嬉しさと同時にこうしてすぐに、飼い主さんが見つかったことに驚きもありました。
そして優しい気持ちで保護した職員さんには、「よかったね」と伝えたことでした。