韓国のソウルで開催されたサッカーの日本対韓国戦はアルベルト・ザッケローニ監督が就任して初めてのアウェー戦となりましたが、0―0で引き分けとなりました。
今年すでに2、5月に韓国戦をおこなっている日本代表ですが、共に惨敗し、今回負ければはじめて3連敗を喫するところでしたが、かろうじて踏みとどまりました。
この一戦に手応えを得た指揮官は、来年1月のアジア杯で今回の招集メンバーを継続招集する方針を固めたそうです。
両チームとも最後まで運動量の落ちない、相変わらずの闘志むき出しのプレーを見せてくれましたが、ドローを告げる笛が鳴り響くと、ザッケローニ監督は奇妙な行動に出ました。
ピッチ中央に歩み寄って、これ見よがしに審判団と丁寧に握手をかわしました。試合終了直後、監督がピッチに立ち入るのは異例中の異例だそうです。
この握手には明確な意味があり、後半32分、松井が強引に打ったシュートがエリア内のDF崔孝鎭の右腕に当たったが、ウズベキスタン人主審は見逃し、PKを宣告しませんでした。
約5年間勝てていない宿敵相手に貴重な先制点のチャンスが消えた瞬間でしたが、このあからさまな見逃しに対するささやかな抗議だったようです。
また、今回の対韓国戦はザック・ジャパンの初戦となったアルゼンチン戦よりも高視聴率を記録しました。
関東地区の平均視聴率が26.8%で、歴史的初勝利を収めたアルゼンチン戦の19.6%を大きく上回っています。これはザックジャパンへの期待感の高まりもあるでしょうが、やはり、相手が韓国だったことが大きいようです。
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