>自民、公明、民主の3党は27日、動物愛護管理法の改正案を公表した
というニュースがあったので、公表された改革案本文がどこかに落ちてないかと探してみたけど見つからず。
それ以前の3/9に、自民&公明でまとめた案と民主党がまとめた案というのが発表されていたらしい。
自民&公明のほうは、おおまかな内容しかみつからなかったが、民主党の案のほうは詳細なものがネット上にあった。
◎民主党の案から抜粋
>飼主の責任
>・愛護動物そのものの生態に応じた飼養に努め、終生飼養を原則とする。
>・身勝手な引取り依頼や逸走、むやみな繁殖の防止に努める。
>・感染症の予防措置及び発生時の措置に努める。
>・「周辺生活環境を損なわないため」に飼主の遵守基準を定める。
これがこのまま決まれば、混合ワクチン、フィラリア予防薬、ノミダニ駆除あたりも、個体の健康を損なう心配がない場合は必須、と取れる。
糞と鳴き声なんかの騒音は、ぬるいとはいえ今も規制があるけど、排尿のほうも基本的に自己所有地以外では禁止。出ちゃったらできる限り拭き取るくらいしないと訴えられるかも知れない。
法律として、決まりとして一応あるってだけじゃなくて、そのくらいシビアになるといい。
無理だろうけどね。
他にも、動物取扱業にオークションやふれあい施設まで含まれていたり、虐待の定義に暴力や毒餌だけじゃなくて、「健康・衛生管理の怠慢」、「精神的・肉体的苦痛を与える行為」、「恐怖感等パニックに陥れる行為」まで含めてあったり、罰則に「飼養禁止命令」の措置まであったりと、さすがNPOがからんだ改革案だけある。
案だけで終わらないこと、言葉だけの法律で終わらないことを願う。
……ところで。
一方で、痩せ型の犬種のオーナーさんには、ちょっと変った悩みがある。
その本来の姿である、スマートな体型が「虐待」と思われてしまうこと。
太ることが命取りな犬種だから、気をつけているのに「ちゃんとご飯あげてるの?」とか言われる。
何も知らないくせに愛護家ぶるやつが一番危険だ。
ニュース記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050427-00000155-mai-soci民主党の案:
http://www.satokenichiro.com/douai.html自民党の案:
http://www.jimin.jp/jimin/daily/05_03/09/170309c.shtml