この手のイベントにつきものの、入場者への注意事項。
会場内でも園内(会場は国立公園内だった)でも、伸びるタイプのリードを伸ばしてはいけない、とか、ドッグラン以外でリードを離してはいけないとか、まあ書くまでもないような一般的なことばかりだった。
が、イベント入り口すぐわきの原っぱでは、オフリードでフリスビーを楽しむ犬と飼い主。
とっても上手だったのは認めるが、イベントスタッフが数人、注意するでもなく眺めていた。
イベント会場内でのフレキシリード伸ばし放題は当たり前のごとく行われている。
スタッフはあちこちにいたから、気付いていないはずはないと思うが、野放し。
守らせるつもりがないのなら、注意事項なんて書くべきじゃない。
「禁止事項なのに違反しても注意されないこと」っていうのを、「タテマエでダメといってるけど、注意されない=公式にやっても良いと認められたこと」という理解のしかたをする人が、どれだけ多いことか……。
そりゃまあ、常識的なマナーすら守れないほうがおかしいけど。
ところで催しの1つ、エクストリーム体験は最悪だった。
デカイ犬がやる時も小さい犬がやるときも、ハードルの高さすら変えてくれない。
(障害物1つ1つに最低1人のスタッフがついているので勝手に変えられる雰囲気ではない)
超小型犬に合わせられたような高さのハードルを、Sigilはハードルと理解しなかった。
ハードルは普通に飛べるSigilだけど、「ジャンプ」といういつものコマンドに、ジャンプする対象がみつけられずに困惑するばかり。
それを見た係員が的を全く得ていないアドバイスをする始末……。
参加者1匹ずつの間隔はすごくあいてるし、ハードルの高さなんて簡単に変えられるのに、変えるそぶりもなかった。
で、無意味にほとんど歩いてるダケのような状態で一回りして終わり。