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去年のお話なんだけど。
ワンコで混み合った病院で順番待ちしてたら、暗い雰囲気を漂わせたおばあさんがぐったりしたニャンコを連れてやってきたの。 あきべえはおばあさんと少し言葉を交わしてから受付の人に声を掛けたよ。 そしたら別のワンコの飼い主さん達が「うちも平気です」「このコも大丈夫」って言い出して、ニャンコさんはすぐに診察室に呼ばれていったわ。
重症ニャンコさんと看病疲れのおばあさんにとって、元気いっぱいのワンコ族に囲まれながら長い時間を過ごすのは、とっても辛い事だものね。狂犬病にフィラリア予防、新しく迎えた子犬なんかもやってきて、動物病院の春は大忙しね。 明るい声が飛び交う待合室はワンコママの社交場みたい。 もちろん楽しいことは良いことだけど、ちょっと考えてみて欲しいの。
病気や怪我で苦しんでいるコ達だってたくさんいるわ。 そんなコを持つ飼い主さんにとって賑やかな待合室は苦痛の場にもなりうるってこと忘れないで。 ひとりうつむき加減で待っている人に「ワンちゃんですかー、面会ですかー、何の病気ですかー」なんて興味本位でしつこく聞いたりするのって、すごく失礼で残酷だと思わない? ノーリードにして勝手によそのコに挨拶に行かせたり、立って待っている人がいるのにワンコを席に座らせたりしてる飼い主さんもいるよね。 みんな大事なうちの子っていう優しい気持ちを持って欲しいなぁ。
それにね、病院で静かに待つのって、ちゃっかりおでかけ練習にもなるんだよ。
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Posted by mirukiku_6 | 2008/04/18 06:19:25 | TrackBack:x | Comments:x |