犬の病気、猫の病気などを詳しく解説しています。

CATEGORY
RECENT
ARCHIVES
PR


LINK


股関節形成不全との闘い 

股関節形成不全との闘い 
資料提供:まめまめ横丁 http://www.eonet.ne.jp/~mametarou/
無断転載は理由のいかんを問わず厳重に対処いたします。


もっと太らせなさい・・・
マメタロウの1回目のワクチンを打ちに初めて病院に連れて行った。
診察台に乗せるとチビってしまった。しかし、先生に興味深々尻尾振り振りだ。
検温、体重、視診、触診、聴診と一通り済ませ注射を打ってもらった。
次回の接種日など伺っていると先生が、
『ちょっと痩せすぎですね。もっとたっぷり与えて下さい。表示はあくまで目安です。』
『ラブラドールは、がっちりしてないとね。カルシュウムも与えてね。
1分以内に食べきるでしょ?足りないよ』と言った。
体重は3kgだった。確かにぽってりとした子犬ではないし、私が思い描いていたより小さい。
1分どころか30秒程じゃないだろうか。
無知な私は疑う事なく、その日の夜から量を増やす事にした。
おやつにカルシュウムの入った物をあげた。
そしてマメタロウは1週間に1kgづつ増えていった。



レントゲン診断はまだ無理・・・
4ヶ月を過ぎた頃からパピースクールに参加しだした。
相変わらず犬より人が好きな様だがやっぱり初めてのモノには警戒している様だ。
散歩もこの頃から始めた。外でオシッコは出来るがウンチはまだ無理みたいだ。
くねくねくねくね変てこな歩き方をする。
マメタロウの成長と平行して私達も色々とラブラドールの勉強をしていた。
甘噛みに悩んでいたから。
ラブラドールに多い遺伝子疾患「股関節形成不全」じゃないかと心配になる。
体重は14kg。ころっとした元気な子犬だ。チロさんがお世話になっていた病院に相談する。
『まだ気にする事はない。レントゲンを撮ってもまだ解らないから撮らなくていい。』と言われた。
もし形成不全が発症したらどういう治療をするのかと訪ねてみる。
『色々な手術をやってみたが、当医院では骨頭切除術をしています。これが一番いい』と言われた。
これは最終手術なんじゃないのか?ちょっと不信感が・・・。

ご先祖様が股関節形成不全・・・
6ヶ月頃 ネットで知り合った団体の方の股関節形成不全の検索エンジンで調べてみる。
股関節形成不全は遺伝子要因が多い病気だ。3代先まで検索できる。
ヒットしてしまった。
歩行がとっても気になる。モンローウォークじゃないの?

股関節の為に痩せましょう・・・
7ヶ月を過ぎた頃散歩をするとバテる。
暑いのか?体力がないのか?心臓疾患?股関節?
???がいっぱいの毎日。しかし、ぐいぐい引っ張り歩きをするからだと思ってた。
1kmも歩くと何度もへばる。ビッコをひいたりはしないけど・・・。
水練がいいと聞き初めてみる。まだまだ怖がって楽しむまではいかない。
犬って泳げるもんだと思ってたけどありゃりゃ
翌日足裏の赤みで近くのP動物病院に受診する。
ついでに股関節の事を相談する。
話をしている間マメタロウはパックリ股を開いて親父座りをしていた。
『はっきり診断するのは難しいが、発症するかもしれないでしょうね。』
『予防の為に体重は軽く。グルコサミンのサプリメントを飲んでみては?』
『昔は太らせてとか骨にカルシュームって言ってたけど今は少しクビレがある程度の痩せたスタイルの方がいいですし、
カルシュームの取り過ぎは逆効果です。』と言われた。
体重26kgまん丸のポテポテになっていた。
その日から減量とサプリメントを始める。

発症・・・
水にも慣れて自ら進んで入る様になっていた。
9ヶ月を過ぎた8月17日、躾教室から帰った夜ビッコを引いた。
その日から散歩は止めて様子をみる。
私に引っ付いて歩き廻るのでハウスで安静にさせる。
ビッコは治らず寝返りや立つ時に痛みがある様で苦痛な顔をする。
とても痛々しくさすってやると、ホッとしている。代わってやれたらな。
毎日ネットで股関節に詳しい動物病院などを探す。


明日は手術。今日は絶食です。


Penn-hip・・・
Penn-hip診断をしている兵庫の病院を受診する。院長先生が診察して下さった。
病院前で歩行を見て、診療室に入る。問診と一通りの診察をし股関節の触診をする。
レントゲン撮影の説明を受け、軽い鎮静剤を打たれる。
あっと言う間に体がフニャ〜目がとろけ尻尾をバタバタ振りだした。
夢を見ている様だ...。初めての体験でドキドキハラハラした。時間がとても長く感じた。
待合室で1時間程待って(正確には40分程)奥からマメタロウが出てきた。
まだすっきり覚めきれずにぼーっとだるそうにしている。
再び診察室に呼ばれ、レントゲンを見ながら説明を受ける。
『両脚とも股関節形成不全ですね。』ガビーン!!覚悟していたがやはりショックだった。
私の意識の中で股関節形成不全かもが股関節形成不全だに代わり、
じゃあ今後どうすればいいか?と前向きに考えようと思った。
『炎症は起こってるが変形にまでは至っていない。しかし、とっても緩いので脱臼を繰り返し必ずと言っていい程
又痛みが出るでしょう。』三点骨切り術を勧められた。
Penn-hipの機関に送らず、先生の診断書を貰い帰宅。

 


 


セカンドオピニオン・・・


P動物病院で貰ったリマダイルを2日飲み痛みが和らいだ様だ。
P動物病院で伺った大阪のF動物病院に受診する。
大先生が診察して下さった。
やはり兵庫の先生と同じ診断だった。
ネットで調べたり、形成不全に詳しい方に聞いたりの毎日。
もう一軒大阪のFa動物病院で受診する。
内科治療や手術法の説明を受ける。
F動物病院とは姉妹関係で全置換手術の話を聞く。

全置換手術をし入院中のラブラドールを見せてもらった。めちゃめちゃ元気だった。
『痛みに慣れていき痛くない歩き方を身に付けていくが、痛みが見た目に出てこなくても痛みは続く。』
『何時か又痛みが出るだろう。その時は今よりも酷くなっているだろう。』と言われた。
痛くなくなるのじゃなく痛みに耐えているのか。又あの苦痛な顔をさせてしまうのか。重く響いた言葉だった。
完治なき病気、股関節形成不全。
マメタロウは無知で金欲な繁殖のせいで苦しんでしまった。
そして、無知な飼育をした私のせいで発症させてしまった。
マメタロウごめんね。



主治医との出会い・・・


マメタロウは10ヶ月なので、三点骨切り術をするなら早い方がいい。
三点は寛骨臼の角度を変えて被せる様にする為脚が内側からでて若干不自然な歩行になると言われているし、
脱臼は防げても可動域も狭まるので摩擦による変形が起こるんじゃないかと気が進まない。
Fa動物病院で伺った全置換手術の話の中で10月頃この手術の指導立会いにスイスの教授が来るので、
F動物病院から3匹程手術の枠があるらしいのだ。
もしこの手術が合っていてするのであれば、正直経験の少ないドクターだけよりも教授が立ち会ってくれる方がいいと思った。
しかし、この手術は最終手段の手術だと言われている、変形が酷い訳でもないのに骨頭をとってしまうのは...。
悩んでいても進行が酷くなるばかりだ、もう一度F動物病院に再診することにした。
事前に電話で全置換手術の話を聞かせて欲しいとお願いしていたので、今回は若先生が診察して下さった。
Fa動物病院からだいたいの話は伝えられていた様で、色々詳しく説明をしてくださった。
内科でいく場合や外科 あらゆる治療方法を伺った。
マメタロウの現段階での全置換の術後の機能改善状態と進行してからの機能改善状態も伺った。
『変形が少ない方が形成する部分も最小限で済むし時間も短縮できる。』
『進行してからでも酷すぎなければ手術は出来るので、今しなくても大丈夫ですよ。』と言われた。
私がスイスの先生の次回来日予定は何時ですか?と聞くと、『今回で一応講習は終了なので次の予定は今は無いです』
とおっしゃった。先生を信頼していない訳じゃないけど経験浅いと不安だしな・・・っとバレバレな気持ちを察してか
『まだ日本ではこれからですし、失敗もしました。角度が悪いと脱臼して再手術で角度調整をしなおしました。』と、
今までの症例と失敗した内容などを話して下さった。これが本当のインフォームド・コンセントなんだろうな。
しばらく返事を待ってもらった。やはり決断はできなかった。



3D-CT検査と去勢手術・・・


以前からしようと思っていた去勢手術をしてもらう事にした。
肥満になると聞いていたが、適度に運動をし食事に気をつけていれば心配ないと言われた。
元々太りやすい体質でなければ問題ない様だ。
去勢をしようと思ったのは、チロさんが往年病気で苦しんだ事も大きいが発症したきっかけが
スクールで雄犬に質濃く追い立てられ回避しようとしたからだ。
何故か雄犬にガウガウされてしまうのだ。
又、このスクールにヒート前後のメスが来ていて(たまたまヒート中はスクールのお休み期間だったみたい)目は充血し
エロエロになり全く練習にならなくなってしまった。
何とも飼い主意識の乏しいスクールだった。発症してからは休んでいる。
そんな事言ってる私も最初の頃練習の中でアジリティーをさせていた。
改めて考えてみれば、ビルの4階の講堂で教室が行われていて毎回階段を登り降りをし
滑りやすい固い床で練習をしていた。走ったりもしていた。最悪の飼い主だ。

話が横道にそれてしまった...。
去勢手術は日帰りだが、股関節の状態を詳しく調べる為1泊2日の入院で3D-CT検査をする事にした。
初めてのマメの居ない我が家。とっても寂しい。でも手術をするならもっと長い入院になるんだよね。
あれから毎日今後について話し合った。
疲れもピークに達していたし、行き場のない怒りと不安で夫婦喧嘩もいっぱいいっぱいした。
今回の全置換手術をする方向にかなり傾いてはきているが、最後の決断ができない。
マメタロウが話せれば、どうしたいか聞けるのに。真剣に思った。

Zurich Cement less Total Hip・・・
去勢手術を無事済み抜糸の時CTの結果を聞いた。
発症してから1ヶ月が過ぎた。全置換手術に掛けてみる事に決めた。
片脚のみの手術でもう片方をカバーできればいいが、先生にお願いをしてからも毎日悩んでいた。
術前の検査や剃毛など行う為 10月11日午前中に来院する様にいわれていた。
長期入院になってしまうので、少しでも一緒に居たいと思い午前中の診察ギリギリに連れて行った。
もう一度手術までの流れの説明を聞き、同意書にサインをしているとマメタロウが奥から脱走してきた。
看護婦さんや先生もズリズリっと繋がって現れた。
マメタロウは交わしフェイントの名犬だといい忘れていた。先が思いやられる。
帰宅後もハラハラドキドキ 何も手がつかない。夜心配で様子を電話で聞く。
「ご迷惑かけてませんか?ご飯は食べましたか?鳴いてませんか?」
質問攻めの私に優しく看護婦さんは答えてくださった。
『心配いりませんよ。マメタロウ君は検査も賢くできました。剃毛も終わりましたよ。
ご飯も全部食べました。鳴いてませんよ。』
『何かありましたらご連絡させて頂きます。○○さんもいつでもお電話して下さいね。』と言ってもらった。
依存症なのは私達だったみたいだ。鳴くよりはいいか。お願いをして電話をきった。
12日手術の為東京に向かう。最初私も着いて行く予定だったが、ご迷惑を掛けては悪いのでじっと待つ事にした。
前回の立会い手術は大阪と東京の両方で行われたらしいが、
今回は日程の都合で東京に集まって2日間で行う事になった。
13・14日のどちらになるかは着いてみないと判らなかった。
結局マメタロウは14日に手術を受け、術後レントゲンを撮って教授のGoodをもらって大阪に帰ってきた。
心配や不安は手術日の当日も続いた。やっぱり止めようっと何度も思った。
手術前と後の連絡を大阪の病院から携帯にもらった。
結局毎日の様に病院に電話してしまっている私を見かねてか、先生から連絡が入ると直ぐに私に知らせて下さったのだ。
迷惑な飼い主だ。

入院・・・
マメタロウの入院中私の祖母が亡くなった。
亡くなった事は寂しいが、葬儀は丸1日掛かったのでマメタロウの入院中で良かった。
最初の話では、大阪に戻ってくれば次の日から面会はOKだった。
しかし、マメタロウはとっても激しく飛び跳ねたり動き回るので安静の為に抜糸までは会えないと言われた。
様子を伺う為電話した際、術前は担当の先生や看護婦さん以外中々マメタロウの話を聴けなかったが、
「入院でお世話になってますマメタロウの」の時点で『あーはい。クスッ 元気ですよ。』と帰ってきていた。
過保護な飼い主とやんちゃな犬で有名になってしまったのね。
祖母の葬儀の日携帯に面会の許可の連絡が入った。
車内で着替え病院に向かった。診療時間内ギリギリセーフ。
入院の犬舎に案内された。先生は手術中で会えなかった。
『ゲージから出すと飛び跳ねるのでゲージ越でお願します。』といわれた。
犬舎は両サイド向かい合わせに犬や猫が入院していた。
マメタロウは扉開けて直ぐの場所だ。
おやっ!!トド。sumi。何処行ってたの?ってな感じでブンブン尻尾を振って出して貰うのを待っている。
左下半身の毛がない。筋肉も落ちてヘロヘロ。コントのマジックで書いたみたいな傷跡が痛々しい。
周りを見ると上に猫。猫の隣に鳴き続けているダックス。向かい側に甲斐犬。その横に一緒に手術したゴールデン。
奥にも犬が居るみたいだ。
???何故マメタロウだけ布団ないの?きっと破壊王だから何度も破壊したんだろう。怖くてきけないよ。
一緒に行ったゴールデンは進行がかなり激しく膝も痛めているので元気がない。
余り長居すると迷惑なので改めて明日来る事にした。
次の日の7時頃面会に行くと先生がいた。
犬舎で経過と今後の説明をきく。
縫合している一箇所が少し治りが悪く退院が延びてしまった。
誕生日に退院できる予定だったが、月末まで入院になった。
食事時とぶつかってしまい、マメタロウは私達にお義理程度の挨拶をした後はずっと看護婦さんを見ていた。
薄情な犬だ。
上の猫は私達に懐いて遊ぼうとせがんでいた。隣のダックスはずっと鳴いていたのか悲惨な声になっていた。
でもまだ鳴いていた。薄情の方がましかな。
ゴールデンは自力で回転できない様で看護婦さんに介助して貰っていた。頑張れ!!
トドが毎日行くと迷惑だと言うので1日置きに面会に行く事にした。ごもっともです。
先生曰く、『マメタロウ君は今まで診察した中で2番目にやんちゃでハラハラさせられた。』と言っていた。
本当に困ったちゃんだ。

退院・・・
11月1日退院。入院生活20日間。保険に入っていて助かった。
退院後の説明を聞く。その間もマメタロウは早く帰りたがってソワソワしている。
超安全運転で帰宅、リビングに入るなり駆け出す。
夫婦固まり、病院にUターンかと思ってしまった。
何箇所か入院中模様替えをしたので色々嗅ぎまわる。
入院で学んだのか、吠える。やたらと嗅ぐ。
歩いてみるがフラフラしている。左は殆ど使っていない。
座る時も左をかばう姿勢だし眠る時も左を上にしている。
遅ればせながら、誕生日&退院祝いをした。
マメタロウよく頑張りました。お帰りなさい。

腫れた・・・
退院翌日、依存性がめちゃくちゃ強くなった。
後をついて来るのはもちろん、座ると膝の上に乗ろうとする。
赤ちゃん帰りか?
何となく傷口が腫れて熱がこもっているみたいだ。
午後からは遠めでも判る程腫れてきた。
夕方心配になり電話すると、『念の為連れてきて下さい』との事。
早速病院へ
今まで使わなかった脚を急に使ったから炎症が起こったらしい。
抗生物質消炎剤を貰う。ラリキシン ・ パセトシン
腫れは1週間程で引いた。ヨロヨロっとふら付く事は少なくなったが、やはり左をかばって歩いたり寝たりする。

手術後の散歩・・・

手術後1ヶ月は散歩禁止だった。
1ヶ月ぶりの散歩は、犬や人の誘惑がいない場所にした。
車で20分程走った所にある川横の広場。
誰も居ない事を確認し、ハーネスを着けて下ろしてみた。
大興奮で、飛び跳ねたり引っ張ったり大変だ。
少し落ち着いたのかあっちこち匂いを嗅ぎながら歩いてみる。
オシッコは脚を挙げずに女の子ポーズでしている。
左脚は就くがまだかばって歩いている。
殆ど休憩の30分程の散歩は無事終了。
こんなに疲れる散歩は初めてだ。
手術後3ヶ月までは、予断は許されない。引き運動を心がけながら様子を見つつ少しづつ距離を延ばそうと思う。
なんていいながら、日に日に筋肉も付き元気に歩く姿に嬉しくてついつい気を許し
小走りや雪遊びをしてしまう。
さすがに雪遊びは無理がたたったか腫れてしまった。
気を付けなきゃ。
3ヶ月検査の結果、順調で制限解除になった。
といっても、脱臼をする様な行動は避けなければいけない。

ゆっくりと・・・
マメタロウは毎日朝3km夕1kmの散歩を楽しんでいる。
手術前はもちろん発症する前に比べて疲れを知らない様子で気持ち良さそうに歩いている。
ぼちぼち暑さでばてるかもしれないけど腰が砕ける事はないようだ。
しかし、まだまだ経過を見ていかなければいけない。
右脚の事。膝。脱臼。股関節形成不全は終わりは無く付きまとうのだ。

私はマメタロウが股関節形成不全になって色々な事を学んだ。
知識面だけではなく、精神面でも色々教わった。
犬の頑張りは凄く、落ち込んでばかりいる私に力を与えてくれた。
マメタロウとの闘病は、我が家だけで頑張れたわけではない。
沢山の人が励まし温かい言葉をかけて下さった。
これ程力強い事はなかった。一人じゃないんだ。そう勇気付けられ支えられた。

股関節形成不全はもちろん無責任な繁殖が大きな問題で、腹立たしい。しかし、繁殖者側だけの責任ではない。
命を育てるのに私達夫婦は勉強不足だったと思う。
環境因子もかなり重要だし、ブリーディングに対してもっと調べるべきであったと思う。
きっとそこまで判っていればマメタロウと出会うことはなかっただろう。それはちょっと寂しいかな。

股関節形成不全と戦っている犬の飼い主の方、諦めないで下さい。
貴方の愛犬は、貴方の傍に居たい、時を一緒に過ごしたいと力の限り頑張っています。どうか一緒に頑張りましょう。

繁殖を考えて居られる方、今一度よく考え よく学び よく調べてから決断して下さい。愛する犬の為に繁殖しないのも愛し方です。どうかこの仔達の叫びに耳を傾けてやって下さい。これ以上苦しむ犬を産まないで下さい。大切な命です。未来に続く命です。

2年が過ぎた今・・・
毎年誕生日前に股関節の経過を検査するのですが、この時はドキドキです。
何だかこの1年の成績発表みたい。
もしも、変形が進行していたら・・・なんてマイナス面ばかり考えてしまうのです。
だって最近・・・いやいや術後のマメタロウは本当にあんな大きな手術をしたの?と疑う程の弾けっぷり。
お友達とドッグランで駆け回ったりもするし夕方の散歩もボールをレトリーブし楽しそうに風を感じているんです。
最近は足ばかりではなく全体や表情、雰囲気も観る余裕が私達にも出てきましたが
足の事一瞬たりとも忘れることはできず何時もヒヤヒヤしながら見守っている状態です。
夏場は時間の許す限り川などに水練に行き良い筋肉を付けられる様頑張っています。
頑張っているというか楽しみながら筋トレをしているってかんじかな。
主治医の先生に日々のマメタロウの様子を話すと「ドキドキしますよ。」と笑顔で仰います。
今年も「良い筋肉の付き具合だし股関節の状態も進んではいない」と合格を頂けました。
このままとんでもない無茶をしなければ問題ないと思われるんですけどね。っと嬉しい言葉も・・・
マメタロウなりに自分の限界を知っているのか無理をせず自ら休憩をとったりもしているみたいです。
もちろんこれで終わりではありません。
きっと足の事を忘れる時はないでしょう。
気を付けつつ楽しい日々の生活がおくれたらなっと思っています。
マメタロウのペースでゆっくりまったりと・・・

 

 

 

スポンサード リンク

この記事へのトラックバックURL
http://dog.pelogoo.com/kougei/rtb.php?no=1142803184228780



この記事への返信
始めまして由良(滋賀県)と申します(62歳)
ネットを見ましていろいろお尋ねします。

我家の犬はトイプードル(♀)、生後1年8ヶ月です。
3月8日(土)、午後5時半の散歩中に右後ろ足を脱臼し、3本足で立ち,痛みでがたがた振るえ動かなくなりました。
急いで滋賀県草津市のクラーク動物病院へ連れて行くと股関節脱臼(股関節形成不全)と言われて、2日後の10日(月)にトグルピン法整復術(裂けた関節包を縫い合わせ、
ピンで安定化する術)を1時間半かけてしてもらいました。
入院は1週間程で、手術料は15、6万と先生からお聞きしましたが・・・。
退院予定日は17日ですが、丁度1ヶ月以上前から13日〜22まで海外旅行を予定していた為、22日まで入院をおねがいしました。
22日に迎えに行くと「16日の夜中にゲージの中で犬が暴れて糸が切れたから、17日に今度は網糸を使って同じ手術をやりなおしました。退院は26、7日頃になります」
との事。

27日にやっと退院しましたが、その時の料金が422,000円でした。
明細を貰いましたが、特殊注射が8回、皮下・静脈注射が70回、注射だけでも計78回。
血液凝固検査が11回、血球検査が11回、血液生化学検査が41回、血液検査だけでも計63回。
その他、手術料です。

今日で2回目の手術をしてから16日目ですが、まだ痛そうに3本足で歩いて殆ど寝てばかりです。
本当に手術が上手くいっているのだろうか?と不安の毎日です。
「また糸が切れるかもしれない」と先生に言われていますから、3回目の手術をしなくてはならない可能性も多分にあります。
また、左足も股関節がゆるゆるだから、そのうちに脱臼しますよ・・と言われています。

小さな身体で2回もの(2回共1時間半の手術時間)手術に耐えて可哀相に、入院時は体重が4Kでしたが、退院時は3,2Kに痩せてがりがりになっていました。

滋賀県獣医師会に電話で事情をお話して、手術法は正しいのか?もっと他に相応しい手術法があるのか?手術料は妥当なのか?股関節脱臼の手術の上手な先生を紹介して
いただけないものか?
お聞きしましが、獣医師の為の獣医師会であって何の返答もありませんでした(昨日)

もっと早くから本を読んで調べたり、ネットで調べたらよかったと後悔している今日この頃です。

ラブちゃんの手術された病院を教えていただけませんか?
ネットには大阪の藤井寺動物病院、ファーブル動物病院、茨木の動物メディカルセンターが
紹介されていますが・・・どこが良いでしょうか?
お手数おかけしますが、よろしくお願い致します

********************************
    由良 幸子
  大津市鶴の里2−11
 077−525−8786
  turu-y@ksj.biglobe.ne.jp
********************************
Posted by 由良 幸子 | 14:55:11, Apr 02, 2008
うちの子も一緒に暮らし始めて2ヶ月くらいしてから、なんか変な座り方、歩くときもお尻フリフリ・・・かかりつけの獣医さんに相談すると、日大の獣医科を紹介されました。後から先生に聞いたところ、教科書でくらいしか見たことのないひどい股関節だったそうでして。もちろん大学病院での診断結果も最悪のものでした。ただひとつ良かったことは全く骨がかみあっていなくて本人痛みをあまり感じていないこと。手術はできない(高額の料金がかかってよいならば別)、しても良くなる可能性は少ないので体重制限をして運動で筋肉をつけるようにとのことでした。2歳前まで定期的に通院しましたが、だましだまし生活するしかないみたいです。最近では毎朝公園でお友達と駆けっこをして遊んでいます。運動制限も大事ですが、脚が動いて遊べる間に楽しい思いをさせてやりたくてハラハラドキドキしながら見ています。良くしたものでうちの子はマウンティングしてもうちの子に乗る子は一匹もいません。今、2歳半、男盛りでも、性格温厚、ヒート中の女の子が近くに来ない限り、心配のない子です。毎日、痛みを感じない程度のお散歩、股関節サポートのえさ、おやつは手作りのジャーキー、サプリ、アロママッサージ私にできるだけのことをして楽しい犬生を送らせてあげられたらと思います。貧相な腰を見るたび涙が出ます。でも、彼の優しいまなざしを見るとどんないやなことも忘れさせてくれます。股関節形成不全の特効薬できたらいいですね。
Posted by 美恵子 | 22:09:05, Oct 15, 2008


◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :