我が家とお向いさんは道路を挟んで犬猿の仲。
お向いは秋田犬2頭なら、こっちはNFとバニーズ2頭。
なぜ犬猿の仲になったのかはわかりませんが
気がつけば、お互い挨拶もしない関係。
それがすごくすごく嫌で、顔を合わせるのも苦痛になり
夢にまで出てきて、本当に悩みだった。
先日、外でおかしな泣き方をするワンちゃんがいるなぁ〜と
何時間も泣き続けていたので、外に出てみた。
もしかしてお向いさん？と思い、見に行ってみたら。
1頭の老犬秋田犬が、倒れて変な声で鳴いている。
「ヤバい」と思った。
可哀そう、、、苦しそうにしているし、誰もいない所で
お空に行ってしまったら、、、でも、私が何かをするのは
おせっかいかなぁ〜。。。
いろんな事を考えましたが、やっぱり可愛そうなので
まず声をかけ、日陰に移してあげて、家族の働き先へ
報告してあげて、、、
結局、もうお歳で残念ながら亡くなってしまいました。
いつも家を無視するご家族も「ありがとうございました」と
お礼を言いに来ました。
犬を失う気持ちはみんな同じです。
「お父さんやお姉ちゃんが帰るまで待ってなきゃダメだよ。
頑張って待っててね、すぐ帰って来るから
ちゃんとお別れさせてあげてね」と秋田犬に声をかけ
さすってあげたら、落ち着いて寝始めたワンちゃん。
朝、早く出て行くお父さんを見送り、お姉ちゃんや
お母さんに看取られながら、安らかに眠ったようです。
その後
「先日はありがとうございました。おかげで良い別れ方が
できました」とご主人。
何年ぶりの会話でしょう・・・
秋田犬が残してくれたもの、それは本当に大きなものです。
これからは、お互い少しでも歩み寄れるようにしないと
亡くなったワンちゃんが可哀そうな気がします。
犬は人間たちに本当に多くの事を気がつかせてくれます。
ありがとう、やまと。
お空でウーちゃんも小もみんな待っているからね。
楽しく遊んでおいでね。
