家のいろんな場所に
私のお気に入りの一角がたくさんある。
その中の一つのお気に入りの壁。
隣に面白いサインもあるけど それはまた
後でアップします。
家族がいつも食事をとる場所に
樹のチームメイトの写真が飾ってあります。
一緒にこの家で育ち いろんな想いを分かち合い
それは今でも変わりません。
樹の帰りを楽しみにみんな待ってます。
幼い頃あんなに仲が悪くて喧嘩ばかりしてた
兄さんも 今では妹に対して 優しい兄さんに
育ちました。
妹も意地悪おにいちゃんの印象は薄く
思いやる気持ちを持っています。
昨日ニュースで
2歳児の子供の母親がつかまりましたね。
とても複雑な気持ちです。
一般的に言わせてもらえば
「自分の子供を殺してしまうなんて
ひどい母親だ！」なんでしょう。
これはもちろん私も思わないわけではありません。
でも事故や事件の裏側って本当に複雑なものが
あると思います。
今で 家では子供も大きくなり丈夫に育ち
お互いに思いやる気持ちも育ってくれましたが。
幼い頃は そりゃ私も複雑な思いをたくさんしました。
時に兄さんは3歳まで全く言葉をしゃべらずに
当時 心底悩みましたし
自由勝手な周りの発言に
「この子と どこか静かな所へ 行きたい」と
思うこともありました。
その思いのままに 行動しなかったのは
なぜだったのか わかりません。
その思いのままに 行動してたら
今は どうなってるのかも わかりません。
人には どこかで分岐点が必ずあり
その分岐が いつどのような選択だったのか？
いくつかの分岐のうち 自分がどの点をたどうのか？
それは過ぎてからしかわからないでしょう。
すごく深い分岐点を知らず知らずに
過ぎて行ったのかも わかりません。
「子供と一緒に親が育つ」とは
本当に良く表現した言葉だと思います。
子供が育つ過程にはいろんな事がおこります。
次から次へといろんな問題をよくもまぁ
持ってきてくれました。
両親の行動や 友達から 先生から
いい大人や 理不尽な大人や
いろんな人達から たくさんの事を学び
育っていきます。
それはやがて子供の個性や人格につながっていくし
子供は自分なりに考えて行動できる力に
なっていくんです。
無責任な言い方かもしれませんが
子供は大きく育ってしまわなければ
どういう人間になるのか？は わかりません。
この母親は相談できる相手がいたのかな・・・
ないのかな・・・
事件がはっきりむき出しになったわけじゃないから
何とも言えませんが
根本的な問題があるんだと思うのです。
その根本的な所から 芽を摘んでいかないと
また同じような事が これからも続くんでしょう。
母親って難しいです。
私の友人は
料理中に「ねぇねぇ」としつこくされて
「ちょっと待ってて」と軽く手を振り払った時に
子供がぬいぐるみに躓き目を損傷しました。
その時 近所のアパートでは大変な噂になって
しまいました。
見ていたわけじゃないので これも真相はわかりませんが
その友人が公園で
「幼児虐待って・・・」と奥深い話をしてくれた言葉が
忘れられません。
「子育て」とは 簡単な3文字ですが
そんな簡単な3文字じゃないですよね。
この世に生みおとし 一人の人間を育てるのですから。
世の母親の大勢は 当たり前のように
こなしていける人が多いけど。
そうじゃなくぶつかり どうしようもない方向に
行ってしまい 取り返しのつかない事になる
そんな母親。
もしかしたら 私もそんな事になってたのかも知れません。
事件の母親に同情しているわけじゃありませんので
誤解しないでください。
私は 私の友人の事が忘れられないのです。
今でも連絡の取り合う仲ですが
もちろん子供さんも元気に育ち 今は社会人。
悩みを聞いてもらえる。
それだけで どのくらい 救われるのか？
子供の事だけじゃなく 旦那の愚痴や
仕事の愚痴も 一緒ですけど。
今あたしにとって 子供ってかけがえのない存在です。
子育ての真っ最中に常に考えられることじゃ
ありませんでしたが 今では思います。
私って子供嫌いだし（笑）
でも息子がインフルになれば 私にもうつる（多分）。
そんだけ仲が良い家族です。
熱があるわけじゃないけど、、、なんか
ヤバい気がする（汗）
いいかぁ？樹。
我が家はインフルエンザだからなっ！
頼むからこれ読んでから 家に帰っておいでよ。
覚悟必要だと思おうから（笑）
