1/5(木)
今日からたんたんも仕事はじめ。今夜は新年会があるそうだ。
夜はわたしがバイトなので朝サンゴを迎えにいってきた。
まず言われたのが昨日急変したという事。
それまではごはんもばくばく食べて、欲しい欲しいと吠えていたそうなのだけど。
あと一週間くらいでお迎えがくるのじゃないかという話だった。
今朝もごはんを食べてないらしい。
そして浮腫がでてる。
体がむくんでる。
その原因は腎不全を起こしてるのかもしてないし、はっきりとした理由は調べないとわからないそう。
でも、今調べてどうなるかという問題。
他貧血を起こしていて、値がどんどん下がっている。
輸血をして延命という選択もできるという話だったが、選ばなかった。
今出来ることは痛みなどをとりのぞいてやること。
浮腫がおきてるから点滴は出来ないそうだ。
そのため、利尿剤を注射で入れることにした。
注射の仕方を習って、自分で家でやることになった。
病院に毎日連れて行くのは大変だし、負担も大きい。
後は、本当に好きにさせてやるだけ。
サンゴがいってしまったら、病院に連絡したほうがいいのか聞いた。
お願いをされた。
サンゴの体の中で実際には何が起こっていたのか、お腹をひらかせて欲しいと。それは勿論こちら側に判断はゆだねられた。
これから他のガンの子たちの助けとなる可能性はある。
傷は小さく、目立たないと言っていた。
どうするかはたんたんと話あって決めよう。
カンで今日は高速をつかったのだけど、あたりだった。
帰りも一時間弱でついたし。
だからサンゴもそんなに疲れていないだろう。
帰り、病院近くの公園でおしっこをしたので、いくら利尿剤をいれたからといってそんなすぐにするとは思わなかったのだけど、車を駐車場において戻ってきたら玄関でおもらししてた。
サンゴが家でおしっこするなんて今までにはない。
でも、今回余命を聞いたり、おもらしを見ても、さほど衝撃はなかった。
涙は出尽くしたのかもしれない。
私にとって一番つらい時期はもう過ぎたのかもしれない。
居なくなってから、またくるのかもしれないけど。
なんとなく、大丈夫な気がしてきた。
思い出に出来る気が。
あとはこの一週間をどう過ごしてあげるか、そしていってしまった後どう供養してあげるか。
できれば位牌を欲しいと思う。