土曜日娘の練習の間に自分は自分の時間を過ごしていた。
そこに一本の電話「あの〜樹、突き指したらしくて」
直に駆けつけると薬指を腫れらかした娘が(゜ロ゜)ギョェ
「今すぐ病院に行って来ます。いいですよね?」
誰も止める人はいませんでした。
診断の結果「剥離骨折ですね」( ̄□ ̄;)!!
「16日から大事な試合があって抜けられないんですけど・・・」
「あ〜無理です、何年生ですか?」
「一年生ですけど」
「それは良かった、最後の試合じゃないですしね」
その無神経な先生の言葉を聞いて泣き出した樹。
私もつられて。。。こらえるのが必死。
「でも、本当に大事な試合なんです」
「代わりがいるでしょ?」(-_-メ;)テメ・・・
診断は一ヶ月安静。無理です。
すぐに監督のところへ電話した。
「一ヶ月?病院は大げさに言うので2週間で大丈夫ですよ。試合にも
出てもらわないと困るんで(^^;」
でも、その監督の言葉で安心した樹「じゃ〜三年生と一緒に試合が出来るんだね(^-^)」と
(ーー;)多分ね。
すぐに練習に戻るとコーチが「おお樹〜おいで〜なんだって?剥離骨折?
打て!いいから、バット持って打て!」
言われた通りバッターボックスへ向かう樹(*^o^*)
コーチ、監督、ちゃんと子供の気持ちをわかってくれています(^-^)
すぐ担任の部長に電話したら「え〜ありえない〜代わりいないじゃん」
監督に言われた事情を話すと「そりゃ〜そうですよね、樹さんには
複雑骨折でも、靭帯切れても試合に出てもらわないと・・・」
樹〜お前すごいよ〜、今日の練習でも自分で出来るトレーニングを
ちゃんとしてたもんね。無理をしたらいけないけど、みんなあんたの
やる気を見ててくれていたんだね。
その日、気合を入れる為に「髪を切りたい」とカットしに行った樹。
気分を変えたい時や、環境を変化させたい時に切る髪。
今回は男のようになって帰って着ました。
そして付いたあだ名は「骨折」
「おい、骨折、おめーだよっ!レフト行け」
あだ名をつけるコーチ、付いてる一年のあだ名はたくさんあるけど
「骨折」ってありですかね?ま、一度遅刻をした子を「遅刻」って
呼ぶよりも良いかも知れませんが(^^;