今日は幸ちゃんの49日。いよいよお墓に納骨をする日です。
あきる野市のやすらぎの森さんです。
幸ちゃんとの思い出は短いけれど絶対忘れないようにまた書こうと思います。
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あの日、センターあった時、よくもこんなおじぃちゃんを捨てる人がいるもんだと驚きました。
そして絶対に迎えに行くよって言ったんだよね。
でも、準備をしている間に連絡があって、幸ちゃんが具合が悪いから早く迎えに来て欲しいと言われた。
mochiさんとくみさんがリレーでセンターから引き出し、
我が家のそばにある病院へ運んでくれた。
そのまま幸ちゃんは、「幸多郎」って言う素敵な名前をつけてくれた、
預かり予定のパンちゃんのお家に行く前に入院になってしまったんだった。
誰もが元気に退院できるものだと思っていたけれど、思いのほか
状態が良くなかった幸ちゃん、、、、。
毎日仕事の合間に幸ちゃんに会いに行くたびに、
少しづつ状態が悪くなっていて、このままだと退院できない
かもしれない、、、、、
そんな時、くーさんが「風の匂いをかがせてあげたい」って
ムートに使っていたカートを貸してくれて
モチさんとある子さんが、カートに幸ちゃんを乗っけて、
仕事中の私の所へ連れて来てくれた。
あの時の笑顔は忘れない。
すでに浮腫が出ていて危ない状態だった幸ちゃんだけど、
それから元気を取り戻して行って、治療も頑張って続けていた。
外に出ると本当に嬉しそうな幸ちゃん。
少しでも嬉しい、楽しいを感じてもらって元気になるように
みんな必死だった。
まっくんママとくーさんが2回目のお散歩に連れ出してくれた。
預かるはずのパンちゃんも、青山のイベントから駆け付けてくれて、
みんなで一緒にスンスン、って草や風の匂いを嗅いで、いっぱい
お話もしたね。
先生は、毎晩病院に泊まり込んで、あの手この手で治療をしてくれて
みんなが病院に会いに来てくれた。
本当に先生は誠心誠意尽くしてくれた。
保護犬の幸ちゃんを応援する人がこれだけいるのにも驚いてたけど
私たちの気持ちをくんで下さり、最後まであきらめずに
やってくれた。
幸ちゃんをとても丁寧に扱ってくれた。
ウイアネさんも酵素を持って駆けつけてくれ、
マッサージもしてくれた。
み〜ちゃんも生まれて初めて供血をした。
それでも足りなくて、おいさんがエリーとアルちゃんを連れて
供血に来てくれた。
沢山の人が遠くからも応援してくれて、パワーを送ってくれた。
もう里親探しなんて正直頭になかった。
ただただ、もう一度あたたかい幸せの中に戻してあげたかった。
お風呂に入れてあげたかった。
抱っこして寝てあげたかった。
美味しいものを食べて、お散歩やドッグランに連れて行ってあげ
たかった。
2回目の輸血をしているとき、小春の眼科に行かなくてはならなくて
でも、目を離せない状態で、怖くてそばを離れられない、
いつ何が起きてもおかしくない状態だった
1人で行かせたくないって
くみさんに話したら、すぐ駆けつけてくれた。
そして、くみさんの腕の中で眠るように幸ちゃんは
息を引き取りました。
入院した時すでに腎不全だった幸ちゃんは、数値上ではかなり
良く無い状態でしたが、奇跡的な生命力で頑張っていましたが、
とうとう力尽きてしまいました。
葬儀にも沢山のメンバーが来てくれ、お花も備えてくれました。
たった短い8日間でした。
お骨は今日まで、mochi家が大事に預かってくれていました。
朝まで降っていた雨も、納骨の直前にピタッとやみ、きれいな
青空が広がりました。
お墓は眺めのいい高台にあり
幸ちゃんが眠るお墓の上にはみんなが遊べるドッグランがあります。
きっとみんながはしゃいで遊んでいる横で、今日は
幸ちゃんも、スンスンしながら歩きまわっていたと思います^^
幸ちゃんの引き出しから今日までに、ここに書ききれないくらいの
沢山の人が関わってきてくれました。
本当にありがとうございました。
先住犬を15歳と14歳で看取りましたが(自分はまだ子供でしたが)
長年飼っていた犬を看取る時と違い、本当に複雑な思いでした。
我が家の先住犬たちは、外犬でしたが、最後は玄関に入れ、
夜な夜なおむつを取り替え、水を欲しがれば与え、あたたかくして
主には最後は2頭とも父と母がが面倒を見ていました。
その時の甘え方と言ったらすごくて、全身で信頼し、
身を任せていました。
2頭とも生後1〜2ヵ月で拾った野良犬でした。
最後は大好きな母の腕の中で亡くなりました。
幸ちゃんも家族があったはず。
そう考えると悲しくなってしまいます。
でも、あの短い8日間の中での
たっくさーんのみんなの思いや愛が、無事に幸ちゃんを送り出す事
が出来たと信じています。