バディ君、先日かかりつけの武井動物病院にて、術前検査をしてきました。
16日に去勢の予定ですが、血液検査の結果、アルブミンが少し低いのと、GPTがやや高めなので(基準値よりほんの少しですが)
手術までの間なるべく改善して万全を期して臨めるように、カンテックとネオファーゲンが2週間分処方されました。
この数字は、フードから完全手作り食へと切り替えた事と、
運動量が増えてきた(前は寝てばかりいましたが、今は良く動くようになってきている)
など、代謝が上がってきているからともいえる現象だそうなのですが、フィラリアのいる身体に全身麻酔をかけるわけなので
できるだけ安定させておきましょう、ということです。
そして、マッサージしていて気がついたのですが、お腹の正中線の固さが気になって診てもらった所、やはり一度開腹手術の経験が
ある事がわかりました。
場所的に考えても「胃稔転」か、誤飲による開腹手術の可能性が大です。
と、いう事は、胃稔転であれば胃を固定してある可能性が高いが、
昔の手術では簡単に止めるだけなので、数年後にとれてしまう可能性がある事、
誤飲による開腹だとすれば、盗み食い、拾い食い、等には充分注意が必要だと言う事です。
過去の経緯がわからない保護ワンたちのケアは手探りです;;
まー、ラブラドールと言う犬種ですから、食いしん坊な子が多いので誤飲については人間が注意さえすれば防げること。
胃稔転については、
・フード(特に大豆の入ったもの)をそのまま与えない(胃に残留する時間が長い為、獣医師もバディの場合は
消化が良い手作り食がおすすめとの事)
・どうしてもあげるときはぬるま湯でふやかしてから。
・水のがぶ飲みをさせない
・食器台は使わないか低めのもの。
・食べた後は2時間は休ませる。遊ばせない。
と言う事に注意が必要と言われています。
また、胃稔転に限らず、だいたい夜中に具合が悪くなることが多いので24時間診てくれるかかりつけも視野に入れておいた方が安心だとは思います。
胃稔転の参考サイト
http://blogs.dion.ne.jp/irishsetter/archives/9034069.html
http://ameblo.jp/714dearfang/entry-10052690960.html
手作り食参考サイト
http://apna.jp/
私はここで1級まで勉強しました^^
おすすめの手作り本
http://www.susaki.com/publish/index.html
※素材や量、比重などは、ヒトと同じで日々の体調や体格で
調整していきます。
食べすぎたら減らし、足りなければ足すと言うように楽しく簡単に
考えると続きます^^v
(本人はいたってのんき)
最近は、就寝はみんなで一緒。
ハウルとじゃれあう光景も見られるようになりました。
(ブレブレ)
食事の後は1人で休ませます。
夕飯から寝るまでは最近はほとんど2階にいますが
テーブルに手をかけるわけでもなく、粗相もするわけでもなく、
小春を追いかける事も無く、人がそばにいればそれだけで満足な
かんじ。
私が降りて行っても、家族と一緒にいられるようになりました^m^
大きくて立派なバディだけど、結構過去に辛い思いをしてきたと思います。
保護して5カ月ほど経ちましたが、身体が完全に回復し、心の傷も
癒えてくるまでにはこの先1〜2年はかかるような気がします。
性格のいい穏やかな子なので、どこへ連れて行っても問題はないけれど、ほんとうはのんびりしていたい時もあるかも、、、
でも今は1人で置いていかれる事にとても恐怖を感じるようです。
色んなところへ連れて行き、そしてまたこの家に帰る、という行為を繰り返していると、「ここが僕の楽しいお家ー♪」と、いそいそと入って行くようになり、
こんなふうに時間をかけながら家族になって行くんだなぁ、と感じたりもします^^
また環境が変わると、最初はなじむまで不安になるので色々と工夫が必要だと思いますが、
充分柔軟性はあるように思います^^
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実はバディ君、先日希望者様がありお見合いの運びとなりました。
お互いがストレスなく暮らす為、今から調整に入ります^^
どうかみなさん、暖かく見守っていて下さいね^^