皆様にご心配いただき、応援して頂きながら頑張ってきた
幸多郎くんですが、
5月22日20時50分永眠いたしました。
5月15日にセンターから元気が無いと連絡を受け緊急保護し、
そのまま健康診断のつもりが入院になってしまった幸多郎くん。
福生市のエールペットクリニックさんにお世話になりました。
腎不全で一刻を争う治療がが必要だった幸多郎くんのために
先生は8日間泊り込み、寝袋で寝ながら1日に何度も血液検査を
し、私たちの「望みを捨てずに最後まで治療したい」と言う
気持ちを汲んで下さり、最後まで最善を尽くして下さいました。
看護師さんたちも、幸多郎くんを毎日励まし、いつもきれいにして
下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
保護当初の数値は
血中尿素窒素 基準値9.2〜29.2のところ>140(希釈前)
クレアチニン 基準値0.4〜1.4のところ20.5
リン 基準値1.9〜5.0のところ>15
カルシウム 基準値9.3〜12.1のところ5.6
とても危険な状態でしたが、懸命な治療でなんとかお散歩に行ける
まで元気になり、一度は笑顔を見る事もできました。
21日は「幸せが多くきますように」って幸多郎と名前をつけてくれたメンバー
、パンちゃんも青山イベントから駆けつけ、元気になったら預かる予定だったので
「お部屋のスペースを空けて、幸ちゃんが来るのを待ってるからね!」と
伝えると、とても嬉しそうな顔をしていました。
5月21日の時点で貧血が悪化、輸血が必要になりハピラブ卒業犬のみのり
から200ccの血をもらい輸血。
ヘマクトリット11%から15%に回復し、呼吸も楽になりましたが
翌朝はまた数値が下がり、呼吸も苦しくなってきましたので
翌22日にやはりハピラブ卒業犬のエリーより200cc、先住犬のアルちゃん
からも200ccもらって輸血。
頑張っている幸ちゃんの様子です。
http://youtu.be/A35OyJ7H4ts
落ちかけた数値がまた上がり、貧血は改善されてきましたが
幸ちゃんの体力も限界に来ていて、回復の方向へ進む事が出来ませんでした。
最後は、センターから引き出したメンバーくみさんの腕の中で、穏やかに
呼吸を止め旅立って行ってしまいました。
先生が幸ちゃんの体をきれいに洗ってくれて、みんなで泣きながら
幸ちゃんにお疲れ様とありがとうを言いました、、、。
1人で旅立たずに済んだこと、そして苦しまず安らかに逝けたことだけが救いです。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
もっと早ければ、、と悔しくて残念な気持ちは隠せませんが、
幸ちゃんはきっと、飼い主さんに可愛がられた記憶の中で幸せに旅立ったはずです。
絶対にそうであってほしい。
たった8日間の私たちとの出会いでしたが、幸ちゃんは沢山の事を教え、
与えて行ってくれました。
ありがとう幸ちゃん。
次に必ず活かすよ。
また会おうね!
【葬儀のお知らせ】
明日5月24日AM11:00よりやすらぎの里
http://www.yasuragino-mori.net/にて葬儀を執り行います。
その時間もしよろしければ幸多郎くんにお気持ちを飛ばして頂けると嬉しいです。
一緒に旅立ちのお手伝いをして頂ける方がいらっしゃいましたら
ドックランも併設されておりワンコ連れでご参列頂けますので
よろしくお願い致します。