ななのお散歩エリアでは、ここ数年の建て売り住宅建設ラッシュで、空き地がどんどんなくなっています。
先日も「ここにも建てんのかよ!」っていうくらい細長ーい崖の下の土地に、何軒も家が建ちはじめました。その崖の下から崖の上の道路へ昇るための、かなり傾斜がきつい石の階段があったのですが、家を建てるために撤去されてしまいました。久しぶりに訪れその事実を知り、ななパパ&ママは唖然としました。
「え〜、もうここ昇れないんだ…」
「けっこう好きだったんだよね、この階段…」
残念がりながらその場を去ろうとしたその時、目をキラキラ輝かせ、ななは「ここ、のぼらないの?」っていう意志をみせたのです(=写真)。散歩コースとしてはたまにしか来ないし、この階段は二カ月に一度ぐらいしか昇らないのですが、ななは体で覚えていて(工事用のフェンスに囲まれ目の前にその階段は跡形もないのに)階段があったその場所をぴたりと当てていたのでした。
と、ここまで書いて…
「またまた親ばか全開な話になってしまった…」と思う私(ななパパ)。
犬にとっては特別にすごいことではないのかもしれませんが、ななの記憶力に感心し、感激し、あったかい気持ちになったのでした。