柴犬夏夫のだらりんブログを引き継いでぼくが夏夫兄ちゃんの舎弟になるべく道のりをブログで書いていくじょ

October, 2012
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PROFILE
じゅんじゅん



夏夫・なちゅお・なっちゃん・なんなん・ナンプキン

1996年7月1日かに座。おいしいもの食べて長生き〜をモットーに2012年8月30日16歳と1ヶ月ちょっとで旅立っていきました。

虎二 トラジ・虎ちゃん・虎たんのすけ

2012年9月8日生まれ夏夫の兄ちゃんの舎弟になる訓練中〜

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Aug 31, 2012
がんばったよ!

8月30日午前8時30分過ぎ、夏夫は私に抱っこされてす〜っと息をひきとって天国に旅立っていきました。

16歳の誕生日を迎えた夏の終わりのことでした。

 

1年半ほど前から痴呆症の症状がでてそれをブログで公表しようか迷っているうちに少しずつ症状が進み、今年の6月20日頃、大量に嘔吐したの。腎不全が進行して急性膵炎を併発して危篤状態に陥りました。

「はっきりいってかなり厳しい状況でしょう。助かる確率は50%くらいだろうと。食欲が戻るのはかなり難しいでしょう」と病院の先生に言われました。

 

半日入院させて夕方迎えに行った夏夫のお顔はひきつっていて硬くなって可愛かった夏夫の顔の相がなくなっていてとても悲しかったよ。でも言葉に出すのが怖くて・・・それよりも夏夫の消え入りそうな命が何とかならないかと母ちゃんは必死だったよ。

そして皮下補液の点滴が始まってお口からゼリー状のモノを食べられるようになった途端生気がみなぎってきたの。

 

でも元々痴呆症もあり後ろ足も限界がきていてそれに眼振もあり、脳の神経伝達異常もあったので寝たきり生活になりました。

私にとっては寝たきりになってからもカワイイ愛しい夏夫には変わりなくずっと隣に寝て手をつないでいたり、体操すわりをして向かい合って抱っこしてご飯をあげたり、点滴をいれてあげたり・・・そんな生活に慣れてきたらずっとこのままこの生活が続くんじゃないかと母ちゃんは錯覚をおこしていました。

 

28日の夜にずっと二人で行こうと思って行けてなかった実家の福井に夏夫を病院に預けていこうという気になったの。それは両親を高齢だから心配だったしね。

でも夜いつもように夏夫と手をつないで寝ていたら「ぼく病院には行きたくないじょ〜。ぼくお家がいいなぁ」という声が聞こえた気がしたの。

29日朝、だ〜りんにやっぱり私が夏夫とお留守番してるから実家には1人で行っておいで」と言ってだ〜りんを見送ったの。

そして夏夫が胃液を2,3度吐いた。半日入院も頭をよぎったけれど何となくそんな気になれなくて予備にもらっていた吐き気止めの薬を点滴に混ぜて様子をみて固形物を吐いてないか確かめてバイトに出かけました。

夕方帰ったら病院に連れて行こうと。

 

バイトから急いで帰ってきたら夏夫は一度も吐く事なくおとなしく寝ていたよ。

ほっとして病院に電話したら臨時休診でした。夏夫の病院の先生は緊急時などは留守番電話にメッセージを残すと電話をくれて的確に指示をしてくれるんです。

夏夫はスプーン一杯のご飯をちゃんと食べてお水も飲んで調子は良くなってきてるようでした。

30日朝、いつもより早めの5時には起きていた夏夫。顔も穏やかでいつもの感じにみえたよ。

だ〜りんが夏夫に声をかけて出勤して私が朝ごはんを食べて夏夫に点滴をしてご飯食べるかな???と抱っこした途端、ちっこんがでたよ。

 

抱っこしたら少しお口をあけてお目目をぱちっと見開いてすごくカワイイ顔をしてそのうちに舌の色が白くなり、夏夫の意識が遠のいていくのがわかったの。

「なっちゃん!なっちゃん!大丈夫だよ〜母ちゃんいるよ〜」その間もう一度ちっこんがでて息がしてない気がしたの。

ふっとお迎えてきてすっと旅立った気がしたよ。

なっちゃんはわかっていたのかな??

 

29日の夜、最後に立派なうんうんが出たよ。だから旅立って1,2時間は抱っこしたりしてたけど老廃物で汚れることがなかった。

母ちゃんは夏夫のちっこんで濡れちゃったり、うんうんの処理なんて全然平気だったんだよ。

寝たきり生活も母ちゃんは隣に布団敷いて夏夫を見ながら寝られて幸せだったんだよ。ううん。母ちゃんは夏夫がうちに来てくれてずっとずっと楽しくて幸せだったんだよ。このままの状態が5年続いても良かったんだよ。なのになのにさ・・なっちゃんいっちゃうんだもん。母ちゃん寂しいよ。

 

なっちゃん、ありがとうね。母ちゃんなっちゃん大好きだよ。

夏夫が旅立ってお鼻とおちりに綿をつめてあげたよ。そして少し開いていたお目目を閉じてあげてたら夏夫は寝ているみたいなお顔になったよ。

お隣のおばさんも寝てるみたいだって本当に息してないのって言ってました。

なっちゃん安らかにいけたのかな??

 

9月1日朝、お葬式をする予定です。

 

大好きななっちゃん。母ちゃんはなっちゃんが大好きだったよ。

ちゃんと迷えずに天国にいけるかな??

父ちゃん母ちゃんが天国に行ったら寝ぼすけしてないでちゃんと走ってくるんだよ!そしてたまには遊びにおいでね。

今までたくさんの幸せをありがとうね。

 

                                  じゅんじゅん