マンション住まいで犬が飼えない

November, 2010
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伊勢 湊

「あの日あなたはポチと花火を見ていましたか?」「はい、見ていました」というのが犬との思い出の31歳です。いまのペットはグリアです。妻の友達から生まれました。

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グリアと直次郎の数奇な運命
1114387650051773.jpgうちにはグリア以外にもぬいぐるみはいるのだが、基本的にはグリアだけが名前を与えられペットとして生活している。そこには簡単には説明できない数奇な運命の輪があるのだと思う。うちの実家にいたクロは特に運命に翻弄されることなくその生涯を全うしたが、妻の実家に住む直次郎はなかなか数奇な運命を辿ってきている。まず生い立ちだが、これは義兄がどこぞやらから拾ってきたということになっている。しかし話を良く聞くと「よくなつくもんだから餌をあげたら、それを食べてそのまま立ち去ろうとしたから、そういうもんじゃないだろと連れてきた」という、拾ってきたのか連行してきたのか分からない状態である。そんなふうにして妻の家族の一員になり、いずれ僕とも知り合うことになった直次郎だが、僕は本当に直次郎がかつての直次郎と同じなのかどうか不思議に思うことがある。というのも直次郎はかつて尻尾が切れたことがあるらしい。なんでも家具が倒れただかなんだかして直次郎の尻尾に落ちて、その結果、カギ尻尾だったカギの部分が切れて普通のまっすぐな尻尾になったそうである。尻尾の一部が猫の性格形成にどう影響するかは分からないが、これは人間で言えば小指を失うに等しい感じじゃないのだろうか? そこに何かがあったのではないかと僕は疑うのだが、かつての直次郎を知らない僕にとってはそれは永遠の謎なのである。
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ちなみに写真は合成。なぜならたぶん直次郎はグリアに攻撃を仕掛けるのではないかと予想されるからである。かなり人懐っこい猫ではあるが、僕も妻がやるように首の周りに直次郎を巻いて「猫マフラー」とかやっていたら頭を引っかかれたことがある。あとこいつの猫パンチはちょっと痛い。

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この記事への返信
はじめまして。うーさんの日記のかこです。
なんかおもしろいエピソードですね。尻尾切れたなんてあまり聞いた事なくて。ほんま、人間で言うと小指切れたみたいです。
うちはわんこなんですがやんちゃぶりに困っています。うちのわんこの頭突きもなかなかのものです。最近はそれに静電気攻撃も加えてくる凄腕わんこです。
Posted by かこ | 10:11:19, Apr 25, 2005
どうもです♪ うーさん、攻撃的なんですか? 活発そうですもんねー。羨ましいので今度うちのグリアにも半ば強引に運動させてみようと思います。
Posted by 伊勢 | 00:02:42, Apr 26, 2005


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