古今東西寒いときは豚汁である。もちろん鍋も温かいが、鍋はメンバーによっては非常に寒い思いをすることがあるので、やっぱり和食で暖まるものと言えば豚汁なのである。うちではいま豚汁がブームなのだが、これが滅法美味い。にんじん、ごぼう、れんこん、さといも、あぶらあげ、とうふ、こんにゃく、豚肉、などが入っていてすごく暖まる。僕はネギが好物なのでさらにたっぷりのネギを入れる。まあ西洋人がシチューにパルメザンチーズを散らすようなものである。これはグリアも大好物らしくいつも欲しがるのだがさすがに汁物はいろいろ問題があるので残念ながらあげることは出来ない。グリアは体質的にかなり偏食なのだ。
　さて鍋といえば嫌がられるのは行き過ぎた鍋奉行だが、僕は学生時代に鍋泥棒と呼ばれていたことがある。悪気はないのだが酒が入るとともに誰かが楽しみにしているものも平気で奪っていたからである。おかげで奉行によく怒られたものである。あと不思議なのは焼き肉奉行である。僕はかつて鍋泥棒と肉泥棒も兼任していたのだが、肉奉行は食ってないときは「ほら、これ焼けてる」と勝手に人の皿にのせていくくせに、肉泥棒が勝手に他人の肉を食うと怒る。そしてじゃあもう一枚ね、と勝手に追加注文するとさらに怒る。それはたとえそこが食い放題ででもある。いまは僕も大人になり鍋泥棒からも肉泥棒からも足を洗いました。

妻がちょっと風邪をひいてしまったのだが、グリアがなぜか代わりに晩酌のつまみつくりをかって出た。別にグリアに作ってもらわずとも妻が寝てるときくらい自分で作れるのだが、いったいどうしたというのだろう。それじゃなくてもグリアは水にも弱いが火にも弱いというのにレンジの前に立つなんて。それにしてもいったいなにを作ってるんだ？　…！！　
そっ、それは！　その材料はイチゴ味ソーセージ！　前にロックストンさんに触発されて買ってきたはいいがあまりに奇妙な味だったために食べるのを断念していた代物ではないか。それを炒めるというのか。うむ…。やらせてみるか。
　で、出来たものを食べてみました。しっかりと焦げ目がついているね。ここまでやれば変な香りもなくなって…ないね。全然。おもいっきりイチゴです。しかも暖かくて、かつ焦げ目のついたイチゴ味です。グリア、これは無理だよ。そういうわけで残念ながら我が家では二度とこのソーセージは購入されないことが決定されました。

特にグリアに対して悪気があった訳ではないのだが、前に見たミニチュアダックスの子が気になって、あくまで買い物のついでにペットショップに寄ってみた。残念ながら前にいた子はいなかったけど、あいかわらずみんな元気に遊んでいました。それで僕は夢中になって柴やコーギーやミニチュアダックスと遊んでいたのですが…ん？　あっ、グリアがいる！　妻の鞄の中から顔をのぞかせている。なんでいるの？　
　別にやきもちを焼くようなことじゃないんだけど、なぜかグリアは僕がじゃれていたミニチュアダックスのところに寄っていき鼻を突き合わせて挨拶を始めました。まあ、挨拶してるくらいなら大丈夫だろう。それにしてもまったくなんでいるんだか…。
って、あっ！

グリアが鼻を噛まれている！
あああああ、まるで浮気現場で妻と彼女がケンカになったようが地獄絵図だぁ！　まあ浮気経験ないからホントにそういう状況に似てるのか分からないけど。

僕は朝が弱い。はっきり言って極めた弱い。それでも最近は一応体裁みたいなものがあったり（ホントは横綱出勤したいけど、CMによれば部下がついてこないらしいので仕方がない）、妻がしっかり起こしてくれたりするので遅刻こそはしないけど、朝は思考能力が１０％くらいしかない。なので朝僕が行うのは洗顔、歯磨き、着替えで精一杯である。お恥ずかしい話ではあるが寝癖をなおすことすら出来ずに妻にやってもらっているのである。それをさすがにグリアが見るに見かねて説教してきました。寝癖はこうやってなおすの。はい、やって。ってオレも分かってるんだけどね。どうしても朝はね…。あっ、いやグリア先生すいません、頑張ります。

明日妻が友達のところへ遊びにいくというので、その友達の旦那になにかプレゼントをあげようと考えた。というのも女の子同士というのはいろいろ趣味があるようで妻はその友達にいろんなプレゼントを考えているようなので、旦那さんにもなにかあげた方がいいのではないかと思ったのだ。実は僕はその妻の友達の旦那というのを写真ですら見たことがないのであるが、さてなにをあげようと考えたときに唐突に思いついたのがガンダムプラモデルである。どういうわけか直感的にガンダムプラモデルがいいように思えたのである。そこで仕事の帰りにドンキホーテに寄ったのだが、いざプラモデルの前に立つと会ったこともない人にいきなりリックドムのプラモデルを贈ったら変人と思われるのではないかと思ってしまい、悩みに悩みまくっているうちに偶然にも会社の同僚に出会ってしまい、結局ガンダムプラモデルを手に取る勇気をもつことが出来ずに挫折してしまったのである。
　グリア、僕に勇気をおくれ…。
　ちなみに帰ってきたら行くのは明日じゃなくなったよ、と妻にいわれました。

昨日も書いたのだけどだんだん冬になってきて空気が乾燥してきました。空気が乾燥すると肌がカサカサしてしまい、僕はそのせいで背中とかが無性にかゆくなってしまうことがよくあるほうなのだけど、これがかなりの苦痛である。なぜかというとまだ三十代なのに四十肩（←カイロの先生に四十肩と明言された）で背中に手が届かないからなのである。これはまさに苦痛である。寝る前であれば妻が背中をかいてくれるのだが、なんかかなり情けない姿だし、もっと大変な場合に夜中に突然痒くなったときというのもある。もうそうなったらベッドの上で背中をこすりつけるしかないのだが、その姿は一歩間違えると危ない霊にでも憑衣されたようである。
　そして今日、寒い中を帰ってくるとグリアとチビが出迎えてくれました。バスロマンを前に「どう？　バスロマンする？」とニコニコしてました。なんと気の効く愛い奴め。ちなみにいま妻がバスロマン入れてくれているのでゆっくり温まってきます。

寒くなって乾燥してくるとだんだんドアノブに触れたときに火花が散ったりするものである。特に僕は電導率がいい方なので毎年静電気には悩まされる方である。そしてドアノブの他にも静電気を発するものがある。パソコンのモニターである。ちなみに決してパソコンそのものが漏電している訳ではない（と信じている）。そんな静電気に悩まされる僕のためにグリアが対策を施してくれました。モニターにダスキンを近づけて静電気を吸い取ってくれます。掃除をしている訳でなくてあくまで静電気を取り除いてくれている訳ですが…。どうみてもダスキンのふわふわがくっつくのを楽しんでいるだけにしか見えないね。あっ、グリアがダスキンでモニターをこすってる！　静電気を発生させてどうする！　うわぁぁぁ、やめろー。まったく自分は静電気に感電しないからといっていい気なものである。まさかグリア自身が静電気を発生する体質だとは思ってもみないのであろう。

最近どうも地震が多いからなのか、グリアが避難訓練をしていました。チビ助たちは当然自分がまず逃げなきゃいけないのでお兄ちゃんであるグリアがみんなの非常持出袋を持って出ようとしていたのですが、どう考えてもグリアにはでかすぎるようです。完全に引きずるようですが、これじゃあいざというときには明らかに逃げ遅れるような気がするんだけど。まあ心配しなくてもいざというときにはグリアも一緒に抱えて逃げてやるから心配しないでいいぞ。
　ところでうちにはいつのまにこの非常持出袋があったわけだが、これは確かにあると安心だけど、なんかあればあるほど地震とか起きそうな気がするものである。確かに僕が家にいればこの袋を持って出るが、結構重い袋なので僕がいないときの妻が少し心配である。僕は家にいなければ会社にいる訳で、会社は完全な免震構造なので少々大丈夫なんだけど…。グリア、やっぱ袋持てるように鍛えとけ！

部屋を片付けていたらスライムが現れた。どうやら寝室の片隅に隠れていたようである。少し写真が見難いかもしれないが、まずパグがやられてしまった。いったいどうやって攻撃するつもりかしらないが思ったよりも強いらしい。そういえば昔ドラゴンクエストでスライムを仲間にして育ててレベル９９にしたらかなり強かった記憶があるがこいつらも少しはレベルが高いのかもしれない。次に目を付けられたのはチビ助である。当然チビなので狙われやすい。しかしこのチビ助のすごいところは極めて徹底的にグリアに甘えるところである。ささっといつの間にか格闘服に着替えていたグリアの背中に隠れていました。どこにそんな攻撃性があるのか分かりませんがスライムは所詮は柔らかいぽにょぽにょだったみたいで、その後グリアに枕にされていました。

グリアがぷるぷるしているのでなにかと思ったら鼻にバッタがとまっていた。グリアはかなり室内犬なのでバッタを見たことなかったのだろう。どうしていいか分からなくておろおろしていたようです。
　それにしてもこの頃朝晩寒くなってきているのにバッタがまだいるとは驚きである。アリとキリギリスの話はともかくとしてバッタは普通越冬などしないはずだから、このバッタは例えるならば映画「デイ・アフター・トゥモロー」みたいな世界でしつこく生き残っている人々のようなものなのであろう。グリア、このバッタ頑張ってるから大切に扱ってあげるんだよ。ちなみに書いていて思い出したがイナゴはバッタといえども冬を越すと言うのを聞いたことがある。ああいう奴らはやっぱりしつこいのだ。イナゴは佃煮にされて然るべきである。

いったいなにがどうなっているのか謎なのだが、最近キノコ中毒事件に便乗してキノコが大流行りである。毒キノコ報道で盛り上がれば盛り上がるほどテレビではキノコを特集した番組が放送され、しかも毒キノコ報道に関わらずキノコを褒めた称える番組ばかりである。しかもスーパーとかでもやけに売られている。そしてさらに妙に美味しそうである。毒キノコが報道されればされるほどキノコが流行るとは世の中まったくもって謎である。
　そういえばうちの実家の方で有名なふぐも毒があるばかりに大流行りである。確かに美味いことは美味いけどヒラメとかに比べてホントにそこまで美味いかどうかは謎である。しかし毒があるばかりに希少価値扱いされ、いつになっても免許もなしにフグを自分で捌いて食って死んじゃう人が必ず毎年いるくらいである。どうやら毒は人を駆り立てるようである。
　グリア、おまえは毒には気をつけろよ。

グリアはやはり犬なのでまあ写真集や絵本くらいは楽しめても活字の本をスラスラ読める訳ではない。とはいえなかなかグリアのためとはいえ本屋で普通に絵本を買うというのは３０歳を過ぎたおじさんには抵抗があるなぁ、と常々思っていたら、なんと絵本がコンビニでフリーペーパーとして配布されていました。すごい時代である。絵本がフリーのタウン誌扱いである。素晴らしい。グリアもエンジョイしていました。
　この絵本、表紙に「北斗の拳の原哲生がおくる読み聞かせ絵物語」と書いてある。そしてボノロンというでかい怪獣も登場する。こうなると僕たちの世代としてはどうしても「あべし」とか「ひでぶ」とか『我が生涯にいっぺんの悔いなし」などが思い浮かべられるのだが…。内容は秘孔を突くと体が爆発するというバイオレンスなものはなく普通の絵本ライクなお話でした。

グリアが部屋の隅でこそこそしているのでなにをしているのかと思って黙って見ていたらキャンディーの詰まった菓子壷に向かって匍匐前進をしていました。黙ってどこからともなく家の中のどこかからおやつを調達してくるカツオのようである。あんまり食べちゃいけないとでも思ったのだろうか。しかしこのキャンディーというのは山ほどとっても意外なほど食べないものである。そういうわけでいまでもまだ山ほど残っているのだ。わざわざ匍匐前進しなくてもむしろがんがん食べてもらいたい。
　ところで昨日書いたホットドックだが、最終的にシールを集めた会社の人にあげたのだが、実は本人も５口ほど応募したのだが当らなかったそうである。今度から妻に懸賞の代理応募の依頼がきたら金がとれそうである。

突然宅急便屋さんが着てぬいぐるみ犬が増えました。ただし犬は犬でもホットドック。ホットドックのぬいぐるみが届いたのです。もろ青天の霹靂です。なんでうちにいきなりドトールからホットドックのぬいぐるみが届くのかさっぱり分かりませんでした。
　妻が「思い出した！」というので僕も記憶の底を漁ってみました。
　そういえば前に会社でドトールの応募はがきを渡されたのだ。こんな感じ。
部下「これお願いします」
僕「なに？　これ？」
部下「応募はがきです」
僕「…なんで？」
部下「○○さんがくれたんです」
僕「○○さんが応募すりゃいいじゃん」
部下「○○さん、今月お金使い過ぎたので切手代もったいないそうです」
僕「…………。まあ、いいや。でもじゃあ自分で応募すりゃいいじゃん」
部下「私はくじ運すごく悪いんです」
僕「オレもよくないよ」
部下「ですから持って帰って奥さんに出してもらってくださいよ。せっかくシール集まってるんだし、どうせ切手代出すんなら当らないより当った方がいいじゃないですか。奥さん懸賞ですごく当てるじゃないですか」
僕（いや、１００発百中みたいに思われても…）「まあいいや。じゃあ、とりあえず持って帰る」
　というバカらしい会話があったのですが、持って帰って妻に頼んだらホントに当りました。

グリアが昨日僕がペットショップのミニチュアダックスフンドが可愛い可愛いと言ってから拗ねているのでいろいろ言い逃れをしなければいけなくなりました。ペットショップで小さな檻に入れられているみんなは可哀想なんだよ、とか、グリアとはいつも一緒にいられるし檻もないからいいなぁ、とかいろいろ言ったのだけどなかなか機嫌をなおしません。ペットショップではみんなお金で売買されるいわゆる人身売買みたいなものなんだぞ、うさぎなんてセールで１０００円で売られちゃったりするんだよ、みたいな話もしようとは思いましたが、グリアの出生の謎に関わる話なのでそこは止めておきました。代わりにこんな話をしました。
　グリア、そのペットショップではな、イヌやネコだけじゃなくて、なんとちゃぼもいるんだよ。ちゃぼ分かる？　ニワトリの野生っぽいやつだよ。そのお肉は野性味があってとても美味しいんだ。そのちゃぼがね、たった３７００円くらいで売られているんだ。一応ペットショップだけど、３７００円じゃあ食肉として買われても不思議じゃないぞ。というか推測される肉の質から考えればむしろお手頃価格。どうだ？　ペットか食肉か分からない扱いをされることを考えるとグリアは幸せだぞ。
　あっ、グリア、こいつなんか想像してる。鶏じゃなくて鶏肉想像してる。ち、違うぞグリア。ちゃぼはフライドチキンじゃなくて鍋が美味しいんだ。

今日近所にペットショップを発見したので行ってみた。かなりマイナーな場所にあるのが功を奏してか檻も一般的よりもかは随分広いなかなか素敵なペットショップだったのだが、そこに明らかに僕になついているミニチュアダックスフンドがいた。８月１５日生まれの女の子なのだが僕がゲージの前にいくと寄ってきてゲージから出ようとさえする。もしかしたら前世で一緒だったのかと思うほどなついているのだ。しかも僕の動きを目で追っている。うーん、かわいい。しかしいろいろ社会には事情があるのだよ、と泣き泣き帰ってきたのだが、帰ってきてから妻とその子の話ばかりしていたらグリアが拗ねました。
　いやあの子はかわいかったけどグリアもかわいいよ。それにキミはマンション住まいにとってはとても素晴らしい体質じゃないか。拗ねないでおくれよ。あー、ミニチュアダックスの話し過ぎちゃったかなぁ。

前にも話したがグリアはいつも服を着ているものだから最近では裸になるのを妙に恥ずかしがる。確かに着替えている姿を見られるのは妙に恥ずかしいものである。最近では妻が僕の腹の出っ張り具合を確認するために僕の着替えをのぞこうとするので、僕もその恥ずかしさはよく分かる。それにしてもわざわざグリアもバスタオルを巻いてまで恥ずかしがらなくてもいいのに。それにしても最近どんどん寒くなってきたからグリアも少し厚手の服を選ぶようになってきたかな！？

うちでは妻が曜日によってたまごを安く売る店を開拓したおかげで割とコンスタントにたまごが供給される。ちょうど去年の今頃だったように思うがたまごの価格が高騰したが、それでもやはりたまごが美味しく食べれるというのは素晴らしいことである。それに卵焼きが上手に出来た瞬間は妙に嬉しいものである。そのかわり焦がしたらフライパンを洗い終わるまでブルーになるけど。
　ところでうちではそれほど茹で卵は日常的には作らないんだけど、たまたま作ったのがテーブルの上にあったのでグリアに暖めさせてみました。もちろん既に茹でられておりなにが生まれるという訳もあるはずはないのだけどかわいいのでしばらく抱かせてみました。なんか生まれちゃったら恐いな。

割りかし酔っているので詳しいことはまた別途ということですが、今日会社の関係で少し夕方６時から11時30分くらいまで新橋で飲んで帰ったら家に妻がいませんでした。かなりパニくっていたら、グリアたちが電話しろというので携帯電話を見てみたら着信がありました。なにやらよく分かりませんでしたが、とにかく台所の大根の前に立ち電話をしてみると妻が出ました。どうやら迎えにきてくれたみたいですが、運悪く僕が別の路線を使ったために行き違いになったようです。妻は１０分後に帰ってきました。よかったです。

妻がリサイクルショップで５０円という紙代にすらならない値段で写真集を買ってきた。グリアがそれを大喜びで見てました。なるほど。字は読めなくても写真集なら楽しめるね。写真集自体は世界の風景がなかなか斬新な視点で切り撮られたなかなか面白い写真集である、その中の一枚にエアーズロックがありました。グリアには前に他の写真で見せたことがあるよな。なにしろ実は僕はエアーズロックの大家だったのだ。１９９５年度には日本人で一番たくさんエアーズロックに登っている。（←なにげにまじです）でそんなに登ってなにをしていたかというと、てっぺんでサックス吹いたり、キャベツを半個持っていってバリバリ食べたり、いま考えてもなにがしたかったか分からないことしかしていない。それでも何日も何日も待ったおかげで”燃えるエアーズロック”が見れました。”燃えるエアーズロック”というのは雲の加減でたまに起きる現象で、夕日が沈んで一回暗くなったエアーズロックが雲に乱反射した地平線の向こう夕日をうけて再び燃えるように赤く染まるものである。それはまさにエアーズロックが燃え上がるかの如しである。グリアにも見せてあげたいぞ。

秋も深まってきましたが、やっぱ秋といえば和菓子ですね。どこがと言われたら困るけど、つまりは雰囲気がである。帰って風呂に入って御飯を食べ終わったらグリアが和菓子のデザートを用意してくれました。ありがたいことです。お茶はとても香りが高いすだちの皮を乾燥させて細かく砕いたすだち茶。ただし飲むとあまり味はしないという微妙なお茶。そしてお菓子は栗小豆。これは水羊羹をお皿に盛るときにちょっとした不慮の事故により生まれた偶然の産物。見かけはともかくなかなか舌触りのいい優しい甘さで美味しかったです。
　でもやっぱり形がきちんとしたもの作りたいね。グリア、次はなにを作ろうか？

３連休も始まった頃は半永久的に続くように思われていたが気が付けばあっという間に連休も終わりである。今日も雨だったのだけど、結局この連休なにをしていたかと言うと寝てました。
グリアたちにとってみればいつもとまったく変わりません。いつもそうだけど本当にすごく気持ち良さそうである。そうか、こいつらオレが仕事してたり妻が買い物してたりするあいだこんなふうに寝ているのか。うーん、かわいいけど複雑だね。
あと晩御飯にお好み焼きを焼きました。１００円ショップで買ってきたお好み焼き粉なんだけど、安いうえに美味しいです。１００円ショップ至上主義ではないんだけど、このお好み焼き粉について言えば安いうえに美味しいのでなんかスーパーで買うのがもったいなく思えてしまいます。それにしてもお好み焼きは美味しいね。イカと豚とネギとキャベツと秘密の隠し味を入れました。そんなふうに平凡だけど幸せな連休でした。

連休だったけど雨模様だったのであまり遠出は出来なかったのでまたまた和菓子を作ってみました。今回は栗羊羹です。基本的にはそれほど難しいものではなく、あとこねこねと練るのはグリアにやらせて、練り上がったものに栗と寒天を加えていきます。餡だからいまいち寒天の量が分からないのだけど、余った寒天でみかん寒天を作ってみるとやはり少し緩い。グリアなんかまずいぞ。でもまあ妻は見ていない訳だしそれはこういうものなんだ、といえばバレることもなかろう。ここだけの話（あとで見られそうだが）参照したレシピは水羊羹ではなく普通の栗羊羹なのだがそれは言わないでおこう。

しばらく忙しく週末もあんまり休めなかったのだけど、あくまで偶然に会社で使っていたラップトップが壊れたこともあり、この連休は３日間ゆっくり休むことが出来ました。特にどこかに出掛けたということもないのですが、新宿で御飯食べたり、カイロプラクティック行ったり（肩が痛くてあがりません。泣）、買い物行ったりしました。で写真は１００円ショップで買ってきたケース（１００円ショップなのに１００円じゃなかった。これいかに）に入れたフィギアです。きれいにグリアに飾らせて玄関に置いてみました。どうだグリア？　かっこいいだろ？　これで宅急便屋が着てもグリアのセンスを見せつけられるね。

ゴウ君のパパさんがすごい写真を送ってくれました！　なんとグリアが車に乗っているではありませんか！　すぐに芸術の秋をしていたグリアを呼び寄せて聞いてみました。これグリアじゃないよな？　グリアはぶるぶると首を横に振りました。服も着ていないし自分ではないそうです。それにしてもよく似ている。グリア、あっちの方にも兄弟いたのか？　なに？　そんなの知らない？　むむむ、不思議だな。ということで妻に聞いたところ、グリアの兄弟で消息が確認されているのは世田谷区と横浜市戸塚区だけだとのことです。車中の彼は他人の空似か、あるいは知られざる謎の兄弟なのか？　少なくとも服を着ていないのでグリア本人ではないとは思うけど…。それにしてもグリアだけは見たらすぐに分かります。服も着てるし、それにグリアは以前大怪我をしてから少し痩せましたからっ！

秋なのでという無茶苦茶ありがちな理由で松茸の土瓶蒸しを買ってきました。国産かどうかなどという細かいことはおいておいて季節のものを食べるというのは素敵なことである。
　いまはもう事情があってこの９月で店をたたんでしまったが、行きつけだったお店の大将が前に、エリンギは香りは遠く及ばないものも味は松茸そっくりで、永谷園の松茸お吸い物は香りだけはかなり忠実に再現していると教えてもらったことがある。つまりは永谷園の松茸お吸い物にエリンギを入れれば本物と変わらないということである。そういうわけで実は以前一度作ったことがある。確かにそれは美味しかったか、今日確認しました。やはり似てるといっても本物とはレベルが違う！　今年も季節の味を味わえました。ありがたいことです。

グリアが僕のMACの上で気持ちよく寝てました。いいなぁ。どうやら電磁波が疲れを癒すようでグリアはお気に入りです。実際に電磁波が疲れを癒すのか、それ以前にグリアに疲れがあるか謎だが、気持ち良さそうなことには間違いない。
　そして僕は家で仕事をすべく持ち帰ったPCの液晶が割れていてかなりブルーです。明日から仕事どうしよう。いっそ休んじゃおうかなぁ…。

前の日がどんなに遅くても毎朝起きなければならないというのは結構辛いものだが逆にベッドでまどろみながら漫画を読むというのは小さいけれどこれはなかなかの幸せである。最近グリアがこれを真似だした。羨ましい限りである。だいたい漫画を見れても吹き出しが読めるかどうか謎なのだが、その姿は僕から見ると羨ましくて仕方ないのである。ちなみに僕は朝がかなり弱いので、ほぼ毎朝妻が起こしてくれる。しかも妻は毎朝僕の弁当をつくり、豆から挽いたコーヒーを入れてから起こしてくれるのだが、これは我妻の行動ながら夫にとってはこのうえなく素敵なことだと思う．思うのだが、やはりグリアがベッドでまどろんでいると羨ましくてたまらないのである。一日でいいのでグリアと入れ替わってみたいものである。特に忙しい月曜日に。

帰ってきたらグリアとチビ助がキャンドルの炎を見つめていた。うおっ！　というリアクションと共に、かなりの最高速で今日はいったいなんの日だったか考えたが、よほどこじつけない限りなにも思いつかない。ましてやまだまだクリスマスではない。いったいこいつらどうしたのだと言うのだろう。まあ感じとしてはクリスマスというか冬の感覚である。寒い冬のちょっとした暖かさみたいな味わいですね。それにしてもちょっと前まではまだ夏に毛が生えたようなものだったのだが、もうキャンドルを味わう季節になっていたとは。
　そういえば昨日あたりから気が付けば部屋にホットカーペットが敷かれている。うむ、やばい。冬が近づいているようだ。

十月になったというのに今日は久しぶりの暑かったですね。グリアも日焼けするかはかなり謎ですが日差し対策していました。ガンダムバイザーで。このガンダムバイザーは夏の初めに妻の「顔全体を覆うサンバイザーがあるらしく日焼け対策に欲しい」と言っていたのをドンキホーテで見かけたので安易に買ってきたものである。悪く言えば溶接工事用のお面、よく言ってガンダムという代物だが、あんまり深く考えずに買ってきてしまった。妻は何も言わないがあれを付けて外を出歩くのはかなり恥ずかしいのではないかと思われる。ところがこの季節になってなぜかグリアがこれを気に入ったために再度活躍の場が出てきました。でもグリア、バイザーを下ろすと顔を通り過ぎて体をガードしてるぞ。こんな感じです。

　ガンダムと言うかは日焼け対策みの虫だね…。まあ日焼け対策は出来てるからいいか（笑）

休みだったので久しぶりに和菓子を作りました。今回はすだち寒天です。良質のすだちを割とたくさん妻のお袋さんからいただいたのだけど、なにせすだちの使い道というのがさんまに搾ってかけるくらいしか思いつかないものだから活躍の場がなかなかなかったのだが、今回主役にしてやろうと思いすだち寒天にしてみました。なかなか手間はかかりましたが、見た目的にはかなりいい感じです。どうだグリア美味そうだろう？　よし食べてみよう。うわっ、すだちの香りが口一杯に広がる、けどすっぱい！　これはすっぱい。作っている途中に妻がすっぱいんじゃないかと警告し、これでもそのあと砂糖を加えたのだが、それでも僕にはまだすっぱい。うーん、ある意味失敗か…。と参っていたら、妻がはちみつをかけ、さらに渋みを緩和するためにグレープフルーツと一緒に食べ始めました。あっ、これならいける。正直僕にはまだすっぱかったのですがすっぱいの好きな妻が完食しました。