マンション住まいで犬が飼えない

November, 2010
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伊勢 湊

「あの日あなたはポチと花火を見ていましたか?」「はい、見ていました」というのが犬との思い出の31歳です。いまのペットはグリアです。妻の友達から生まれました。

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Aug 02, 2005
グリアと蝉
1122997366030375.gif写真ではかなり見難いと思いますが蝉がやってきて網戸にとまりました。グリアはシティーボーイなので蝉を見ることも珍しく匍匐前進して捕獲を試みるもあえなく逃げられてしまいました。何事もなく逃げてくれて良かったです。グリアは知らないと思うけど、蝉は逃げるときにおしっこをかますので、グリアにひっかけられでもしたら大変なことになるところでした。なにしろグリアの体は液体の吸収率がいいのでそんなものをひっかけられた日には体内まで染み込んでしまうところだった。
 前にも少し書いたが妻の実家の直次郎は蝉を捕獲するのが大好きなネコで、どれくらい好きかというと、蝉を追いかけマンションの屋上近くまで行ったはいいが迷子にになって戻れなくなったくらいの蝉好きである。とはいえ好きなのは直次郎が一方的に好きなのであって捕獲され、ことによっては食されてしまう蝉にとってはなかなか厄介な生体トラップなのである。蝉よ、安らかに眠れ。
May 20, 2005
グリアの「直次郎くん、退院おめでとう」
1116617780362764.jpg入院していた直次郎が無事に退院してきた。一安心である。なんでも歯を3本も抜いて、かつ歯茎を縫ったらしい。僕は奥歯が一本抜けただけでも熱が出るので、その辛さはかなりのものだと想像する。入院中も点滴だけで何も口に入れなかったという…。でも帰ってきたらなんやらいろいろ食べたということなので、これでまた一安心というところである。なるほど、病院の飯は美味しくないというのは別に人間社会に限ったことではないようである。聞いた話によると直次郎はかのうなぎの味すら知る猫ということなので消毒臭い病院の御飯に耐えられなかったのだろう。(←手術してもらってて失礼な発言ですね。先生すいません)ようはともかく食べてくれて良かったということである。直次郎、退院おめでとう! まだエリザベスカラーを付けたエリマキトカゲ状態だけど、早くもっと元気になってこの前あげたまたたび棒を齧ってほしいものである。グリアも病気や怪我には気をつけるのだぞ。かつて妻に大手術を施されたことがあるんだから。
May 16, 2005
グリアと師直次郎の手術
1116286073887099.jpg昨日届いた卵があまりに美味しいので妻が今日は卵と直次郎へ買ってあげたまたたびを持って妻の実家に行ってきた。妻が家に着くと「直次郎くん」と書かれた薬の袋があって、何かあったのか聞いてみると、なんと明日直次郎は手術ということである。あまりの突然のことに妻はもちろん後から聞いた僕も驚いた。直次郎は妻の実家の愛猫で、結構年をとった老猫である。なんと13歳ということである。直次郎はかつて尻尾がちぎれたことがあるという豪快な経歴をもつ大きな猫なので少々の手術は大丈夫だと思うが(歯茎の手術ということで歯を三本抜くらしい)、なんでも全身麻酔をするということで少し心配ではある。せっかくのまたたび棒も歯が悪いと齧れないので早く良くなって思う存分ラリって欲しいものである。そういえば僕が妻に「直次郎が退院したら美味しいかまぼこをあげよう」と言ったら「クロみたいになったら困る」と言われた。クロはかつてうちの実家にいたクロネコで一、度有名店の高いちくわをあげたらそのあと普通のちくわを食べたがらなくなったことがあるグルメ猫だ。そういう意味では猫というのは安心できない。でも、退院祝いに美味しいものは食べさせてあげたいし、美味しすぎるのはダメだし、なかなか難しいものである。直次郎、あしたの手術頑張れー!
Apr 25, 2005
グリアと直次郎の数奇な運命
1114387650051773.jpgうちにはグリア以外にもぬいぐるみはいるのだが、基本的にはグリアだけが名前を与えられペットとして生活している。そこには簡単には説明できない数奇な運命の輪があるのだと思う。うちの実家にいたクロは特に運命に翻弄されることなくその生涯を全うしたが、妻の実家に住む直次郎はなかなか数奇な運命を辿ってきている。まず生い立ちだが、これは義兄がどこぞやらから拾ってきたということになっている。しかし話を良く聞くと「よくなつくもんだから餌をあげたら、それを食べてそのまま立ち去ろうとしたから、そういうもんじゃないだろと連れてきた」という、拾ってきたのか連行してきたのか分からない状態である。そんなふうにして妻の家族の一員になり、いずれ僕とも知り合うことになった直次郎だが、僕は本当に直次郎がかつての直次郎と同じなのかどうか不思議に思うことがある。というのも直次郎はかつて尻尾が切れたことがあるらしい。なんでも家具が倒れただかなんだかして直次郎の尻尾に落ちて、その結果、カギ尻尾だったカギの部分が切れて普通のまっすぐな尻尾になったそうである。尻尾の一部が猫の性格形成にどう影響するかは分からないが、これは人間で言えば小指を失うに等しい感じじゃないのだろうか? そこに何かがあったのではないかと僕は疑うのだが、かつての直次郎を知らない僕にとってはそれは永遠の謎なのである。  [続きを読む]