マンション住まいで犬が飼えない

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伊勢 湊

「あの日あなたはポチと花火を見ていましたか?」「はい、見ていました」というのが犬との思い出の31歳です。いまのペットはグリアです。妻の友達から生まれました。

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May 31, 2005
グリアの31日目
1117549690570090.jpg気が付けば今月は毎日UPしてました。いや、それだけのタイトルなんですけど。
前の日記を見るとよくグリアの遊びに付き合ってる(あるいは僕が付き合ってもらった?)けど、もちろん毎日毎日いろんなことをして遊んでいる訳でもない。僕も妻も疲れてるときはあるし、なんかのんびりしたい気分のときもある。そういうときはグリアはなにをしているかというと本を読んでいるのである。正確には字は読めないから本を見ているのである。僕たちは割と本を読むのでグリアも真似るのだ。でもどこから引っ張りだしてきたのか猫の肉球などという本を楽しそうに読んでいるけど、やっぱり自分に肉球がないからうらやましいのであろうか? なんか猫の肉球を読んでるのもちょっと奇妙なので、今度せめて犬の肉球の本を買ってあげようと思う。
May 30, 2005
グリア、大雨を想像する
1117458306355542.jpg今日は一日中雨だった。まるで梅雨の突入を予感させるような天気である。ゴウ君やうーさんのような元気な子たちにはかなりやりきれない季節だろうと思う。グリアは限りなく室内犬だけど、万が一にも雨に濡れたりするとその身体的特徴のため大変なことになっちゃうのでグリアにも大雨の恐ろしさを叩き込んでおくことにした。
あれは僕がオーストラリアにいたときのことである。僕は山の中の自然と共に生きるという自然農法コミュニティーに滞在していた。僕は別にへんな自然主義に染まっている訳じゃないけど実家のある田舎が局地的自然主義だったので(うちは農家じゃないけど無農薬野菜が近所から供給される。そういう種類の田舎なのである。とても自然そのままの野菜をいただくことが出来たが種類が季節ごとでかなり偏っているのが難点)まあ、ただで泊めてくれるというし、しばらく旅の途中に休もうと思ったのである。その集落に滞在していたある日のこと、すごい嵐が来たのである。必要以上に自然を強調するものだからコンクリの水路とかもなくて川が氾濫して畑が大変だという。集落の男たちが土嚢を積んで氾濫を防ぐためにどんどん雨の中に出て行く。僕もただで泊めてもらっている手前、やっぱり行かざるを得ない。しかも若いものだから川の最前線で土嚢を積む係になったのだ。僕は川の中に立ち、後ろからバケツリレーで運ばれてくる土嚢を積んでいく。そしてどれくらいの時間が経っただろう。結構疲れてふらふらだったけど、途中で止める訳にもいかず振り返って土嚢を受け取ろうとしたら、あれ、いない? うわぁぁぁ、流されたー、と誰かが叫ぶ。濁流の中にさっきまで後ろにいたおっちゃんが流されていく…。そのときの僕のショックと言ったら街中で「ちょっとこの袋持ってて」と妻に言ったつもりが相手がまったくの他人だったときの約10倍だった。おっちゃんはちゃんとロープを持っていたので遠くまで流されずに助かったけど、流されることを前提とした作業だったのか、あとで「また流されちゃったよ」とか言っていた…。
分かったかい、グリア? 大雨とか洪水は怖いんだよ。あと行き過ぎた自然主義者にも気をつけるようにね。
May 29, 2005
グリアのこれはボクのだー!
1117370923986127.jpgかこさんとこのうーさんは火サスが好きなようだけど、グリアはお笑い番組が大好きである。最近はよく僕たちが「踊る大捜査線」を観てるのでグリアもよく一緒に見ているし、僕もお笑いは好きな方なのでそういうときはいいのだけれど、今日みたいに一日だけの休みで昨晩寝たのも遅いと(というか朝だったけど…)なんかさすがに特別に何もやる元気がなくて割と長い間テレビを見て過ごしたりすると、たまにグリアと趣味が合わないこともある。グリアはやはり犬なのであまり複雑な番組は好きではないようだし、今日は僕はK1に熱くなっていたけど、グリアは僕の立ち技系ファイターに育てたいという願いと裏腹にあまり観るのは好きではないようである。そこまで嫌ならテレビ観なけりゃいいのに、とも思うけど昭和40年代の小学生みたいにむきになってチャンネルを奪うのである。お気に入りのぬいぐるみの骨の代わりにテレビのリモコンにむしゃぶりついて離さない。いまもどうやらアンガールズの出るテレビが観たいらしくリモコンを離さない。フジテレビのニュースでも見ようと思ってたのに。仕方ない。今日もYAHOOのニュースで手を打つか
May 28, 2005
グリアの勝てません…
1117292723023979.jpg まえにも書いたけどうちではぷよぷよが流行っている。毎日のようにやるのだけど、これで負けると風呂掃除やら、買い物やらが待っているというなかなか修羅な掟があるのだ。いつも負けるのは、そのつかみ所がない手のせいか、やはりグリアである。うまくボタンが押せなくてあたふたしているうちに負けてしまうのである。そうして御褒美もないままに魚のすり身を作らされたりする。なかなか世の中というのは厳しいのである。ただし世の中が厳しいのはグリアだけにではなく最近は僕にも厳しい。妻がかなり力をつけてきて、今日は負けてゴミ捨てに行きました…
May 27, 2005
グリアのオビ・ワン・ケノービ
1117208370330719.jpg忙しくてあんまりグリアと遊んであげられないでいたら、なんかグリアがパーカーのフードをかぶっていた遊んでいた。手にはなんか棒を持っている。なんだろうと思いながらニュースなんぞを見ていると、今日も世の中は物騒なニュースであふれていた。特に多いのは変態が女の子を襲うみたいなひどい事件が横行している。ああいうニュースを見るたびに僕も妻のことが心配になる。そうか、グリアも妻のことが心配で変質者の真似をして気をつけるように言ってくれていたのか。愛い奴め。と思っていたけどグリアはなかなか止めない。止めないところかなんか妙に盛り上がっている。いったい何をしているのだろうと思ってさらに見ていると、何かと闘っている殺陣をしている。うーん、殺陣とフード…もしかしてオビ・ワン・ケノービ!? グリアー、苦悩の欠片も感じられないジェダイだぞー! でもちょっと似合ってる。この前はちくわ作りを手伝ってくれもしたし、週末あたりにグリアにご褒美としてスターウォーズでも見せてあげようかな。  [続きを読む]
May 26, 2005
グリアの事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ
1117122983711933.jpgここ最近ここにも書いていたが「踊る大捜査線」にはまっている。それもこれも公開中の「交渉人 真下正義」を見るためで、そのために過去の「踊る大捜査線」を片っ端から観てきたわけだが、昨日めでたくレイトショーで「交渉人 真下正義」を観てきた。作品自体は見てない人の楽しみを奪うことになりかねないので詳しくは書けないけど面白かった。ただタイミングというのがなかなかやばめだった。まず物語の季節がほとんどいまと反対なのである。この梅雨前の季節にクリスマスのお話をやられてもなかなか「帰りにクリスマスケーキでもかって帰ろうか」みたいなことにはなりようがない。実際僕たちは閉店間際のスーパーでしこたま魚を買って帰った。そしてもう一つ。CM観たら分かると思うけど「交渉人 真下正義」は地下鉄が暴走する話である。もちろん映画の製作の方が先に行われた訳で、狙った訳ではないのはよくわかるけど、それでもやっぱり鉄道事故はやばいでしょ、いま。これって関西の方ではどういうふうに捉えられているのであろう。人ごとながら心配になってしまう。そういう心配を表面的にしながらも僕たちは今日もまた「踊る大捜査線」を見続けるのである。グリアはインカムを前によく室井管理官の真似をするが、表情に神妙さが欠片もないのでそれが真似なのだと認識するのは至難の業である。さて、グリア、次は秋のスペシャルを観ようか。
May 25, 2005
グリアの竹輪づくり
1117007444479398.jpg妻の実家の直次郎が退院したのでかつて生前のうちのクロを虜にし、他の竹輪を食べることを拒否させるに至った幻の逸品、関ちくわ(←まじで美味しいです。ハンパないです。山口県にあります)を送ろうと思ったが普通のちくわは塩分が多くて健康を害することがあるということなので、それならばということで竹輪をグリアと妻と一緒に手作りすることにした。折角なのでレシピを書き残しておこうと思う。あくまで僕たちが作ったやり方ではあるけれど。

材料:鱈(西友で安かったから)を切り身で6枚。小麦粉30g。塩それなり。水を目分量で100cc

作り方:まず魚を細切れにします。骨と皮を取ります。刻むだけで割と粘りが出ます。できたら水にさらして魚の余計な脂と臭みをとります。それを布巾でしぼって水分をとります。今度はそれをすり鉢ですりつぶしていきます。グリアにやらせます。身がすり身になってきたら小麦粉30gと塩水100ccを加えます。塩水の量はすり身500gにつき100ccです。「100ccくらい感覚で分かるって」と適当なことはしないように。失敗して妻に怒られます。(ここで再度身をしぼることになります)塩は本来はすり身500gに対し10gですが直次郎には塩分控えめにしました。でも少なすぎると固まりません。上手く練り上がったら割り箸に棒状になるように塗り付けて1時間ほど寝かせます。最後にこんがり焼いて出来上がりです。割り箸は割ときれいに抜けますよ。

これを「稲城ちくわ」という手作りのロゴ入りの箱に入れて直次郎に送ります。美味しく食べてください。
May 24, 2005
グリアのああああぁ
1116948634002201.jpg最近疲れ気味である。グリアじゃなくて僕が。いまも30時間くらい起きている。なにをしているかというと仕事もなんだけど例によって「踊る大捜査線」を観ている。今日はテレビシリーズを看破したが、さすがにもうそろそろ落ちそうである。だんだん若いときみたいに無理が利かなくなってきた。僕にも正確なところは分からないのだがグリアも犬としてはかなりの年齢である。犬年齢で9歳のはずである。だから割り著と疲れやすい。最近は最速のランニングバックになるためにいつもかかさずトレーニングしているけど、歳のせいかすぐ疲れる。それで疲れたときにはバグに一撃で倒されたりする。なんか哀しい現実である…。グリア、一緒に鍛えて健康に努めようぞ。それにしても「踊る大捜査線」はなかなか面白かった。明日は映画を観に行く予定です。
May 23, 2005
グリアの手術痕
1116847889510583.jpg最近映画の「交渉人 真下正義」が観たいがために昔の「踊る大捜査線」を観ている。映画になった2本のみならず昔のテレビシリーズなんかも探し出して観てたりする。「踊る大捜査線」のテレビシリーズはいま思えばかなり昔の話で、いかりやさんが普通に元気に生きていたのはもとより、あの田代まさしも普通にCMとかに出ていた頃で、合間のCMを観ているだけでも結構感慨深い。あと「踊る大捜査線」というのは結構怪我をする作品で、テレビシリーズでも殴られたり骨折られたりボコボコになったりする。挙げ句の果てに映画では撃たれたり刺されたりする。刑事さんという仕事もつくづくたいへんなのだと思う。前置きがかなり長くなったが、そういえば映画版で青島くんは腹を刺された訳だが、グリアにも腹をかっ裂いたときの痕がある。どのような事態に巻き込まれて腹がかっ裂かれたのかの詳しい話はいろいろあるから公にはしないとして、ある機械に巻き込まれたということにしておく。でそのときの痕がいまでも生々しく残っているのである。グリアはほとんどといっていいほど警戒心がないのでいつも腹を見せるし、僕はその度にこいつはいつかまたなにかの大事件(事故!?)に巻き込まれるのではないかと心配になるのである。
May 22, 2005
グリアとデッチの微妙な関係
1116758182969382.jpgうちにはいろいろ事情があっていろいろなものが棲息しているが、その中でもごく最近になるまでかなり不遇な境遇にあったのが謎の生物デッチである。デッチという名前自体が最近与えられたものでそれまで名前すら与えられてなかった。デッチはひよこっぽい謎の生物で、はっきり言って一点を除いてあまり特徴はない。(ある意味特徴がないのっぺりしたフォルムが既に特徴だけど)唯一こいつの素晴らしいところはその柔らかさである。もうそのへんのものでは比べるものがないほどの柔らかさである。某洗剤のCMのシーツなど目じゃない柔らかさなのである。なので主に頭の下に敷かれたりという哀しい日々を過ごしてきた。さらにことあるごとに、妻の友達に丁稚に出そうか、とか、僕のオフィスの椅子のクッションを洗濯する間に代わりになってもらおうか、などと損な役回りに抜擢されるのである。あまりの可哀相さにこのたび丁稚という名を与えられたのである。ただしやはりその柔らかさのせいかグリアも友達として接するというかはむしろ同じぬいぐるみのくせにデッチをクッション扱いしたりするのである…。でも確かに柔らかいからなぁ。
May 21, 2005
グリアの怪我に気をつけよう
1116707038837976.jpgいろいろ事情があってキッチンの床に落ちたそうめんを拾っていたら、そうめんを茹で終わったばかりの鍋に手が当たって火傷をしてしまった。あんまり火傷というものをしたことがなかったけど結構痛い。妻は料理中などにたまに火傷していて、痛そうだねと言うと、もう慣れたと言うけど、なかなかこの痛さに慣れるとはたいしたものである。いや、火傷しないほうがいいんだけどね。とりあえず水で冷やしていると、妻が冷凍庫から凍らせた鳥の皮を取り出して押し当ててくれた…。まだ痛がっていると次に冷凍庫から凍らせたハンバーグ(手作り)を取り出して押し当ててくれた…。火傷のときにはハンバーグが有効なようである。それにしても昨日グリアには怪我や病気には気をつけろと言っておりながらこれでは示しが付かないなぁ。このあと火傷していたところをいじっていたら妻に「ばい菌が入る」と怒られて、こいつほっといたらまたいじると思われたのか包帯を施された。過去に妻が看護婦や医者をしていたという事実はないはずだが、前世がそうだったのかもしれない
May 20, 2005
グリアの「直次郎くん、退院おめでとう」
1116617780362764.jpg入院していた直次郎が無事に退院してきた。一安心である。なんでも歯を3本も抜いて、かつ歯茎を縫ったらしい。僕は奥歯が一本抜けただけでも熱が出るので、その辛さはかなりのものだと想像する。入院中も点滴だけで何も口に入れなかったという…。でも帰ってきたらなんやらいろいろ食べたということなので、これでまた一安心というところである。なるほど、病院の飯は美味しくないというのは別に人間社会に限ったことではないようである。聞いた話によると直次郎はかのうなぎの味すら知る猫ということなので消毒臭い病院の御飯に耐えられなかったのだろう。(←手術してもらってて失礼な発言ですね。先生すいません)ようはともかく食べてくれて良かったということである。直次郎、退院おめでとう! まだエリザベスカラーを付けたエリマキトカゲ状態だけど、早くもっと元気になってこの前あげたまたたび棒を齧ってほしいものである。グリアも病気や怪我には気をつけるのだぞ。かつて妻に大手術を施されたことがあるんだから。
May 19, 2005
グリアのタッチダウン!
1116539912676227.jpgここんところ仕事が忙しかったり、直次郎が心配だったり、妻が取り寄せた卵がやたらと美味しかったり(これはいいことか。目玉焼きをつくってごはんにそのままのせて食べるだけで、お行儀は悪いけどおいしいぃぃぃぃぃぃぃ♪)、あんまりグリアをかわいがってあげていなかったので、今日はグリアに新しいボールを買ってきてあげた。もともとグリアには最速のランニングバックになってほしいという親心があるので、当然ボールはアメフトのボールである。帰ってきてからはずっとボールを持ってタッチダウンの練習である。やっぱりタッチダウンはダイブして滑り込みながらがかっこいい。ナイスだぞ、グリア! でもアメフトはこけたらそこでストップだから、問題はボールを持ったままどれだけ2本足で走れるかの方になるかなぁ…。
May 18, 2005
グリアのありがたいことです
1116465611606138.jpgうちが成り立っているのは、はっきりいって妻のおかげである。僕はわりかしいい加減だし、グリアは寝てばかりである。妻は毎朝お弁当を作り、コーヒーを入れ、御飯を作り、そのうえ夫が思いつきで買ってきた子供用のポロシャツをグリア用に仕立てたりしてくれる。そして、別に仕事というものは僕だけでなくみんななのだろうけど、最近やたらと忙しい。やることは多いし、そのうえ頼まれてばかりである。どんなに頑張ってみてもストレスだってたまる。で、今日帰ってみたらなんと妻がシメイというビールをプレゼントしてくれた。これはとっても美味しいベルギーのビールで味も値段も一級品である。もともとは誕生日に出そうと思っていたものらしいけど、あんまりに最近僕が忙しいので元気づけようと出してくれたのである。本当に、本当にありがたいことである。ここは妻も見てるし、照れくさいので、グリア、僕の代わりに妻に感謝なさい。グリアはお酒は飲めないけど服とか作ってもらえるもんね。それにしてもお酒も御飯もおいしかった。ストレスも吹き飛ぶというものである。でも照れくさいから今日はここまで。グリア、あとは良きに計らえ
May 17, 2005
グリア襲われる
1116372471524616.jpg気が付くとグリアが襲われていた。ちょっと前にパパさんとこのゴウ君は外で他の友達とじゃれあって連敗中というのを読んだけど、グリアもやられていました…。それもかなりいじめられていました…。いじめているのはパグという子犬で、最近県境の山奥で彷徨っていたところをつれて帰ってきた訳だけど、こいつが体は小さい(グリアの半分もない)くせになかなか元気である。特に頭がでかくてほっとくと前のめりに倒れる。なかなか男気のあるやつである。それにしてもグリアはキックボクシングをやっているのになんということか…。やられっぱなしである。グリア、頼むよ、ホントに、と思っていたけど本当はそうじゃないみたい。よくみるとわざとやられてあげている。新しくうちにきたパグに対する優しさなのだ。まったく愛い奴め
May 16, 2005
グリアと師直次郎の手術
1116286073887099.jpg昨日届いた卵があまりに美味しいので妻が今日は卵と直次郎へ買ってあげたまたたびを持って妻の実家に行ってきた。妻が家に着くと「直次郎くん」と書かれた薬の袋があって、何かあったのか聞いてみると、なんと明日直次郎は手術ということである。あまりの突然のことに妻はもちろん後から聞いた僕も驚いた。直次郎は妻の実家の愛猫で、結構年をとった老猫である。なんと13歳ということである。直次郎はかつて尻尾がちぎれたことがあるという豪快な経歴をもつ大きな猫なので少々の手術は大丈夫だと思うが(歯茎の手術ということで歯を三本抜くらしい)、なんでも全身麻酔をするということで少し心配ではある。せっかくのまたたび棒も歯が悪いと齧れないので早く良くなって思う存分ラリって欲しいものである。そういえば僕が妻に「直次郎が退院したら美味しいかまぼこをあげよう」と言ったら「クロみたいになったら困る」と言われた。クロはかつてうちの実家にいたクロネコで一、度有名店の高いちくわをあげたらそのあと普通のちくわを食べたがらなくなったことがあるグルメ猫だ。そういう意味では猫というのは安心できない。でも、退院祝いに美味しいものは食べさせてあげたいし、美味しすぎるのはダメだし、なかなか難しいものである。直次郎、あしたの手術頑張れー!
May 15, 2005
グリアと日曜日の朝食
1116178322351097.jpg朝起きたら卵がきていた。リビングのテーブルにいっぱいに並べられていて見るからに健康そうな卵である。昨今なぜだか卵の値段があがっていたので、テーブルいっぱいの卵なんかが並んでいると朝から結構贅沢な気分でとても幸せだ。卵は妻が取り寄せたやつで長野県の大原農園さんというところで作っている。いろいろな努力がされていて美味しい卵が出来るらしいが、端的に言うと大自然いっぱいのところで栄養がたくさんあるものを食べてたくさん運動した鶏が産んだ卵を家族とパートさんで毎日丁寧に面倒を見て、そして最終的にうちにも届いたということである。ありがたいことです。あんまりに美味しそうなので日頃はうちは朝はあまり食べないのだけれど目玉焼きを作ってみました。これが美味いっ♪ なんか白身も黄身もぷりっぷりしてるし、なんといっても味が濃いのである。卵ってここまで味に主張があるものだということを久しぶりに思い出した気がする。どこぞのファーストフードのなんたらエッグなんたらとか食べても本当に朝から力がついたかどうか分からないけど、なるほどこの卵を食べると朝は卵でも食べて力をつけて一日頑張りましょうよ、と考える人の気持ちも分かる。グリアもずっと覗き込んでいたのでそのぷりぷり感はよくわかってくれたと思うけど、残念ながら君には食べられないのだよ…。
 朝から元気がついたので今日は朝からいろんなとこに出掛けて、妻の実家の直次郎君にまたたび棒と猫草の種とグリアには新しい服を買ってあげました。  [続きを読む]
May 14, 2005
グリアの「やっぱり骨が好き」
1116112868749325.jpg今日は一日休みだったんだけど、朝からフリーマッケットとか行ったり、帰ってからもうちの”まっくん”にVirtual PCをインストールしたり(ほんとは入れたくないけど仕事で必要だから仕方ないのだ。でもWINと2台たちあげてるよりずっといいよ♪)といろいろ忙しくしてたのでグリアにはあんまりかまってあげられなかった。そしたらよほど退屈だったのかお気に入りの骨をパーカーの背中にいれて遊んでいました。結構可愛いでしょ? 文科系に見えても。体育会系に見えてもやっぱり犬なのでグリアもやっぱり骨が大好きなのだ♪ でもやっぱりそれでもぬいぐるみの骨なのだけれど。あとフリーマーケットで「少年アシベ」を全巻買ってきたけど、あのゴマちゃんを飼う家族はなぜかうちと同じ人種の匂いがする。  [続きを読む]
May 13, 2005
グリアと豆の木はどこまで伸びるつもりなのか!?
1116024731716775.jpgグリアの豆の木がやたらと伸びてきて缶の中に収まらなくなってきたので鉢を買ってきて植え替えることにしました。グリアも豆の木が大きくなるのを楽しみにしているので、ちょっとすくすく伸びる環境を作ってあげようと思ったのである。まず家の近くから土をとってきたのだけど、うちは多摩川沿いで梨で有名なとこなので土も簡単にいいものが手に入った。なんかやたらと栄養がありそうな土である。その土を鉢にいれ、その中に豆の木を入れて南向きの部屋の外にあるベランダに置いてみた。グリアは大喜びだったが、僕はなんかベランダがたいへんなことになりそうなそこはかとない嫌な予感を感じたのである。どこまで大きくなるのかほとんど想像がつかない。なにせほとんど雑草と変わりがないのだから。せめてあまりいい土をあげなきゃよかったかなぁ、と思いながら眺めているとグリアは豆の木にしがみついて遊んでいた。もしかしたらほんとに天まで届くのかなぁ。
May 12, 2005
グリアのフル装備
1115939828161297.jpgこのまえグリアの服を2着買ってきた。1着は犬用のパーカーでよく似合ってて、もう一着は子供服のポロシャツだったんだけど、これは大きすぎてオバQみたいだった、というのが前回までのお話。(←あらすじ!?)このポロシャツはグリアも結構お気に入りではあったんだけど、さすがに大きすぎて動きにくいだろうということですぐに脱がしてしまった。その姿にゴウ君のパパさんも「つなぎ服にしてあげたら似合うかも」みたいなコメントをくれたのですが、昨日遅くに仕事から帰ってきたらつなぎ服になっていました。すごくぴったりと着こなしています。しかも、靴下、帽子に、尻尾穴まであるフル装備状態! グリアよ、妻に感謝するのやぞ。トータルコーディネートしてもらうなんて贅沢なやつだ。羨ましいぞ。
ところでパーカーを着ているときは最速のランニングバックに育て上げるつもりだったが、フルコーディネートするとなんか文科系な香りがしだした。是非絵描き犬に育てようと思う。
May 11, 2005
グリアのイージー・ライダー
1115860072849016.jpgタイトルや写真とは関係ないんだけど、さっき仕事の忙しさにボロボロになって帰ってきたら(割とすぐにボロボロになる)グリアが”つなぎ服”を着ていました。もうびっくり。一言で言うと芸術的な香りがしちゃってます。ゴウ君のパパさんと妻に大感謝です。
でも今日は写真を撮ったりいろいろする体力がないので(カラータイマーが鳴っています)この前、休みの日にグリアをバイクに乗せたときの話です。グリアはなぜかバイクに乗りたがるので大変です。一応危ないのでメットもかぶせますが前が見えているかどうかは謎です。もしかしたら一生懸命しがみついているのが楽しいのかな!?  また休みの日にはバイクに乗せてどこかへ連れて行ってやろうと思います。(グリアのつなぎ服、の話は近日可愛い写真と一緒にアップしますね)
May 10, 2005
グリア背中で語ってみる
1115760174263873.jpg昨日の続き。ポロシャツは大きすぎてグリアもまるで赤ん坊のようだったけど、もう一着買ってきたパーカーはジャストフィット! グリアも得意げである。グリアは僕に似てアメフトとか好きだと思うので今回の服はそんな雰囲気も醸し出しつつ、ずっとポーズをとっていたが、やがて背中で語りだした。でもいったい何を言おうとしているのかはさっぱり分からない。何度見てもただの「48」である。誰か何を言わんとしているか想像付きますか? 僕は付きません…。でもなかなか似合ってて可愛いです。今度アメフトのボールを買ってきて最強のランニングバックに育てたいと思います。
May 09, 2005
グリア、ポロシャツを着てみるが少し無理がある
1115636939833654.jpg数日前にゴウ君のパパさんとうちの妻がグリアの服の話をしていたので調子に乗って新しい服を買ってみました。一着はフード付きの犬用のパーカー。普通に似合ってとても可愛い。もう一着は少し冒険して子供用のポロシャツを買ってみました。なんとなくグリアもだぶだぶしたラフな服も欲しいのではなかろうかと思ったのである。でも着せてみたらやっぱりでかすぎました。半袖なのに何回も袖をまくってやっと手が出るくらいだし、足にいたってはほとんどオバQの足状態でちょこっと裾から出ているだけである。さすがにこれは合わないなぁ、と思ったけど当のグリアはなんと御満悦だった。でもほとんど服の中に入ってるみたいなので結局すぐに着替えさせました。  [続きを読む]
May 08, 2005
グリアと豆の木
1115547701124643.jpgちょっと前から巷で流行りだした癒し系(!?)グッズに”メッセージが出てくる豆の木”というのがあって、コンビニとかドンキとかそんなとこでよく売っている。マメールというやつである。僕もしばらく前に買ってきたんだけど、正直言ってメッセージの出来る豆はちょっと期待はすれだった。なにしろ「5日で出てくる」と書いてあるのに10日くらいかかるし、出てきた豆の結構地味である。「なんか盛り上がらなかったなー、これ」とか心の中で後悔しつつもそれを認めるのが嫌で豆が出た後しばらくほっといていたら巨大化してました。ちっちゃな缶に入っているだけなのに気が付いたらすくすく育っていまや50センチ。なんとマメールの真価はメッセージのあとにくるものだったのだ! グリアはひなたぼっこをしながらよくこの豆の木を眺めている。いったいグリアはあののほほんとした表情で豆の木を眺めていったいなにを考えているのだろうか。それにしてもグリアはのほほん系のものが好きだなぁ。  [続きを読む]
May 07, 2005
グリアとラストサムライ
1115466397320690.jpgこのあいだ妻とグリアと遅ればせながら映画「ラストサムライ」を観た。僕はグローバルな種類の仕事をしていて上司もアメリカ人だし国際派の感覚を持っている方なので「アメリカ人の若者なんかにサムライ魂が分かってたまるか」と正統な偏見を持っていたのだが、なんとびっくり、トム君はなかなか分かってらっしゃった。参った! サムライと言えば最近ではギターを持ったサムライがいるが、「ラストサムライ」でも言っていたようにサムライとは消えゆく存在なのである。あれだけ一世を風靡したサムライもやはりその流れからは逃れられないようだ。最近近代ファッションに身を纏ったサムライを見かけるが、もはや髷を斬ったも同じ。まさに残念! である。グリアもお笑いが好きでかつてはあのサムライの真似もよくしたものだが、いかんせん古いことはかなりスピィーディーに忘れる方なので、グリアの頭の中ではあのギターを持ったサムライは既にぼやけているのだ。せめて華々しい最期を遂げてほしいものである。
May 06, 2005
グリアの「No Music, No Life」
1115407466086356.jpg最近は前ほどは聴かなくなったが僕は結構音楽を聴く。ジャンルはもう、ジャズからソウルから古いロックから、まあそういうもう”なんでも”である。基本的には中学校から愛用している年代物のステレオなのだが最近はうちの"まっくん”(G3 iBook)のiTuneでビジュアルイコライザを見ながら聴くのがお気に入りである。CDの回転音がやかましいので(このへんはBOOKなので仕方ない)たいていはヘッドフォンをかけてビジュアルプラグインの映像を見ながら陶酔するのである。これはある意味ビジュアルドラッグのようなものでかなりふわふわした気分になり気持ちいい。気が付くと1時間とかすぐに過ぎていたりする。気が付くとグリアもそれを見よう見真似で同じことをしている。もうiBookの前で陶酔しきっているのである。グリアがこれを始めるとなかなか終わらない。たぶん頭に対してでかすぎるヘッドフォンがずり落ちるまで聴き続けるのだろう。  [続きを読む]
May 05, 2005
グリアぷよぷよに熱くなる
1115255662885521.jpgグリアはこれでもかという室内犬なので、外に散歩に行かない代わりに暇があるとゲームなんかをやったりする。うちでいま流行っているのは「ぷよぷよ」である。むかし噂で「ぷよぷよ」の会社はつぶれたと聞いていたが、紆余曲折を経てセガからPS2用のソフトとして売り出されていたのである。このゲームをゲットして以来、うちではことあるごとに「ぷよぷよ」勝負が開催される。そしてそのほとんどは負けると何かしらの仕事が待っている。風呂を洗うとか、皿を洗うとか、勝者の足を揉むとかそういうことである。小さいことではあるがこういうことになってくるとグリアならずともなかなか燃えるものなのだ。それはグリアも練習くらいするようになる。しかし哀しいことになかなかグリアは上達しない。なにしろグリアは肉球すらはっきりしない手なので上手くボタンを押せないのである。いってみればドラエもんの手と一緒である。さすがにその手で勝負に勝とうとする方が無謀というものであろう。とはいえ「ぷよぷよ」というのはさすがに世間で流行っただけありなかなか中毒性があり気になりだすと頭の中でたえず連鎖を作り出すようになる魔性のゲームである。グリアも指は素早く動かせなくても頭の中で連鎖をいつも作り続けているのかもしれない。なにせ暇そうなんだから。
May 04, 2005
グリアおもちゃを買ってもらう
1115234757446655.jpgグリアの出生の秘密を握る妻の友達がこのたび無事に出産しました。おめでとう! ちいさくて可愛い赤ちゃんでした。お母さんは出産でだいぶ体力を使っただろうのでたくさんピクルスを食べて早く体力を回復させてください。
そういうわけで今日は出掛けたのでそのついでにグリアにおもちゃを買ってあげた。骨のおもちゃである。これは『GO's diary』のゴウ君のパパさんの「グリアにもいろいろガブガブさせてみてください」という提案によるものである。ゴウ君はかなり歯が強くすりこぎとかを噛み切っちゃうくらい元気なのだ。ここは提案に従ってグリアにもやらせてみようと思ったのである。とはいえいきなりいろんなものをガブガブさせるのも難易度が高いのでとりあえず骨を買ってきてガブガブさせてみました。グリアも大喜びである。でもやっぱり骨もぬいぐるみでした…。
May 03, 2005
格闘王グリア
1115116930329894.jpgあくまで念のためなのだが僕はグリアに格闘を仕込んでいる。グリアには鋭い牙がないので近代格闘の技術が必要なのである。仕込んでいるのはキックボクシングである。やはり男は立ち技勝負ではなかろうか? もちろん某格闘大会などで見れる関節技のやり取りなどは見ていて素晴らしいものだが、同格闘大会において倒れている人間を上から蹴り潰す、サッカーボールのように蹴るなどもはや男のやることではないのではないだろうか。そういう美学を含めてグリアには立ち技を教えているのである。最近どうも盛り上がりに欠ける立ち技系の格闘大会だが空手家の闘いぶりにはやはり漢を感じるのである。このまえのアメリカの大会でのクラウベも凄かったが(倒した後は追い打ちはせずに”押忍”である。かっこいい!)かつて日本にいた頃に友達だったマイケル・マクドナルドとプライドからの刺客であったセーム・シュルトとの試合には涙した。シュルトは2メートルを超える身長。K1でも小柄なマイケルの攻撃は届かない。ほとんど一方的な試合かと思われた。しかし、マイケルはそれで弱音を吐かなかった。後半なんとマイケルはジャンプしながらシュルトにパンチを浴びせ始めたのである。試合自体は判定でマイケルの負けではあった。しかしその誇り高き姿に僕も涙したものである。グリアにもこの誇り高き魂を継承してもらいたい。ちなみにグリアがグラウンド系の格闘技が出来ないのは手足が短すぎて関節技が出来ないためでもある。
May 02, 2005
おいのりするグリア
1114998135229836.jpg前回の続き。GWなので深大寺に行ってきました。割と地味だけどごみごみしてなくて、なんか緑が多くて気持ちよかったです。それで別に何か困ったことがあった訳じゃないんだけど、なぜかお寺に行くとそうしなければいけないようで、やっぱりお祈りをすることにしました。居酒屋でとりあえずビールというようなものである。もうこれは、子供のときから「露店に行く前にちゃんと本堂でお祈りしなさい」と躾けられた悲しい性で、僕はなんか楽しいことはお祈りがすむまでおあずけだと体が覚えているのである。なんか自分だけまじめにお祈りしてるのも悔しいので、グリアにも躾けてみたら、なんか上手い具合にお祈りしていた。お堂の前に「土足禁止」なんてなんか逆に威厳がないストレートな看板が立てかけてあったところもあったけど、グリアは外を歩けないから土足はあり得ない。そういうふうに考えるとグリアは世界一お行儀のいい犬なのかもしれない。
May 01, 2005
おでかけするグリア
1114990812857853.jpgグリアはこれでもかというほどの室内犬なので、あんまりお出かけすることがない。体も布地なので汚れやすいから、散歩とかもあまり行く機会もない。そのぶん僕たちは他の種類のペットを飼っている人に比べれば割と自由にお出かけとか出来るのだが、さすがにGWだし、グリアが拗ねるとあれなので外に連れて行ってあげた。行き先は深大寺。かなり地味な観光地だが、それはそれなりに人も多くて面白かった。それはディズニーランドとかUSJとか万博みたいなことはないけど、なんか平和な休日を楽しめて良かった。だいたいそういう場所には、なんというか危ない人と間違われかねないのでグリアは連れて行けない。ディズニーランドなど行こうものなら「お客様...ディズニー以外のキャラはここでは...」とか言われそうである。ぬいぐるみ犬はまだ市民権を得ているとは言えないので仕方ないところであろう。なにはともあれ、わりかしそこが地味であれ、グリアはかなり満足してはしゃいでいた。写真は珍しく外に出て記念写真をせがむグリアである。