あるいはこういうのをマーフィーの法則というのかもしれないが、グリアと春宣言をしてから急に寒くなってきてしまい、とうとう今日は天気が大荒れになってしまいました。大雨の中濡れネズミになって帰ってくると…！　グリアがストーブ出してました。あれだけ春宣言をしておきながら、寒さには抗えなかったか、グリア。もう３月も後半になるというのに、ストーブを出してしまうとは、別に悪い訳ではないのだがなんとなく負けた気分になってしまい、なぜか悔しい。グリア、今度ストーブを片付けたら今度こそ必ず貼る宣言をしてもう１１月になるまでは絶対に我慢するぞ！　がんばろう！

先週雨になるまではだいぶ暖かくなったなぁ、と思っていたのだけど先週の終わりくらいからまた妙に寒くなってきましたね。正直言うと僕も少し風邪気味です。週明けから頑張りすぎるのもなんなんで今日は早く帰ってきました。帰ってくると例によってグリアが寝てました。床の上で。どうやらベッドから落ちてもおかまいなしで眠っていたようである。まったくぐうたらの極みである。
　まったく。少しはしゃきっとしないか。ちょっと着替えでもして気分変えるか？　と服を脱がせました。さてと、どの服を着させるかな。って、あれ？　服どこだっけ？　服入れた袋はどこだー？　とのんびり探しているとパソコンの上（←少し暖かい）から恨めしげにこちらを見ていました。寒そうである。着替えを用意してから脱がせろよ、ってそうだよなぁ。ごめん、ごめん。

世の中金メダルを穫った荒川さんの話題で持ち切りですね。おかげで某政党の彼もゆっくり入院できるというものである。（それでいいのかどうかはともかくとして）
　さて、多少無理矢理な気もするが荒川といえば江戸川区である。僕は学生の頃に江戸川区に住んでいたのだが、この頃江戸川が家から非常に近かったのである。あの頃は時間もなかったが（←勉強ではなくてバイトで）当然金はもっとなかったので休みの日などにはよく荒川の土手などで遊んだものである。ちなみに荒川の土手というのが想像できない人は金八先生の登校シーンを思い出してください、あれが荒川土手です。でどんなことをしていたかというとローラーブレードの練習をしたりサックスの練習をしたり、あと一時期流行ったのが割り箸飛行機である。割り箸と紙と輪ゴムとプロペラで作った飛行機である。世の大学生はいったいなにをやっているのかと嘆く人がいるが、誰もがスーフリみたく犯罪まがいのことをしている訳ではない。牧歌的な遊びに勤しんでいる大学生もいるものである。勉学に関係なさ度はたいして変わらないかもしれないけど。
　ある日のことである。飛行機の精度向上にばかり情熱を傾けていた僕たちはついに長時間および長距離の安定飛行に成功する。僕たちの領地は主に総武線の北側だったのだが、飛距離をのばしてきたので、よリ広い敷地を目指して総武線の南側に足を伸ばしたのである。おー、野球もやってないし割と開けてる。よーし、いくぜ。僕たちは南に向けて飛行機を飛ばしたのである。太陽に向かい舞う飛行機。まるで僕らの明るい未来を暗示するかのように…………！　大破！　飛んできたラジコンヘリに激突して粉々にされたのである。何とも無惨な交通事故！　どうやら南の方はラジコンヘリ仲間が集うところだったようである。しかもである。ヘリは無事に帰還したくせに、ラジコン野郎どもは謝るどころか「気をつけろよ、このへんオレたちがやってるんだから」とあまりの言葉。なにか？　ここはおまえらの私有地か？　
　でも僕たちは怒りを抑えて、何も言うことなく、ただ若かった僕たちは奴らのプロポを奪い、全速で走り、草むらに投げ入れてそのまま逃走しました。あのあとプロポ見付かったことを切に願います。１メートルくらいある草むらだったけど。
　そういや今日グリア出てきてないや。ごめん。まあ昔ばなしだと思ってください。

今日はテレビで戦国自衛隊のドラマの後編をやるので気合いを入れて仕事をしていたら（←いつも気合い一杯ではあるけど）、会社の女の子たちがなにやら盛り上がって話をしているのでいったいなにを話しているのだろうと思ったら「来週はバレンタインデーだね」という話題であった。うーん、最近はバレンタインデーにドキドキすることはなくなりました。まあ妻帯者なので本命チョコを会社でもらっても困るのだけれど。
　だが問題はその妻からもちゃんとしたチョコをもらえるかどうかの危機にある。それはゲームセンターのUFOキャッチャーでゲットしたチョコがまだまだ消費されないからである。そしてバレンタインデーまでのあと一週間では明らかに消費されそうにない。僕もだが、グリアも妻以外からは貰えそうにないので、下手したらかなり寂しいバレンタインになりそうである。
　グリア、もし貰えなくても寂しがらなくていいぞ。僕が体験したある悲しいバレンタインの話をしてあげよう。
　あれは大学生のときである。僕たちはその時代にはありがちな淡い三角関係なり、四角関係なりの恋愛をしていて、僕はある年のバレンタインデーにある女の子とエルトン・ジョンのコンサートに行く約束をしたのである。あれはライオンキングの主題歌が流行った年であった。ふたり肩を並べ武道館への坂を上った。コンサートでエルトン・ジョンは甘いメロディーを並べ、MCでは「バレンタインデーの恋人たちへ」などと、いまであればスピードワゴンが「あまーい！」と言わずにはおかないことを言っていた。その甘い雰囲気にふたりの関係も急接近しそうに思えた…。
　コンサートのあった週の週末、僕たちは会う約束をしていた。その週末までの１日だか２日を僕はどきどきしながら過ごした。しかしである。その約束の日の前日。学校の近くの中華屋で回鍋肉定食を食べていたらテレビにエルトン・ジョンが出てきたではないか。いったいどうしたのだろうとして見てみたら、なんと、なんとである！　突然「私はゲイです」とカミングアウトしているではないか！　おまえ「バレンタインデーの恋人たちに」とか言ってたくせに、それって男同士を想定してたろっ！
　彼女もそのニュースを見たのだろう。次の日、僕たちは妙に妙に気まずくて、そして僕たちの距離はだんだん遠くなっていったのです。
　なっ、グリア、悲しい話だろ？　これに比べればチョコがUFOキャッチャーのチロルでもキットカットでも全然幸せだぞ！

週があけたらめちゃめちゃ寒かったです。冗談じゃない寒さです。グリアは起きてこようとすらしません。かなり嫌な予感を持ちつつ天気予報を見たら夕方から雪とかいっています。暗澹とした気持ちで会社に行きました。
　会社では上手いことを思いつき「みんな雪だから今日は残業なぞしないで早く帰るのだぞ」とみんなに言いまくり、そして自分もさっさと帰ってきました。久しぶりの早い帰りである。雪はまだ降り出してないけれど、みんな天気予報を見たのか道は帰りの車で大混雑である。で寒い中を帰ってくると…。グリアがストーブの前を陣取っていました。なるほど、グリア温度計がホットカーペットからストーブの前に移動したということはかなりの寒さと見て間違いないな。
　こうして僕は今晩雪が降ることを確信しました。通勤が大変そうだから明日は早く起きることとしよう。

土曜日に東京でもとうとう雪が降りましたね。もう火曜になりますがうちの近辺ではぜんぜん雪が溶ける気配なしです。うちの近くの河川敷や神社の境内などにはまだきれいな雪が残っていて、東京の雪もやっぱり白いんだなぁ、などと妙に風流なんぞを感じたりするのだが、これが家に帰ってくると雪が憎くてたまらなくなります。うちの前はマンション（といっても低いマンション。なにせうち３階建てだし）やちょっと背の高い家がきれいに並んでいて南から降り注ぐ太陽を完全に遮断しているのです。だから家の前は雪が溶けなくてアイスバーン状態。歩けたものではありません。もちろんきちんと雪かきしてりゃあこんなアイスバーン状態にはならなかった訳だが、うちはグリアも含め寒さには異常に弱いので、そこは棚に上げといて、こうなったらいつまで雪が溶けずにもつか最後まで見守ろうと思う。
　ちなみにうちの並びにある家で門の前に雪だるまを作ってる家があったのでグリアと一緒に見に行きました。３日たっていまだにカチコチである。妖怪として魂をもつくらい長生きしそうだ。グリアに半ば無理矢理触らせてみましたがやっぱり冷たいそうです。僕は冷たいの恐いので触らずに逃げてきました。そのあとグリアに叩かれました。

知らず知らずのうちにストレスなどが溜まっていたのか、東京に帰ってきてからゲームセンターなぞでUFOキャッチャーに興じたりしました。UFOキャッチャーというのはイライラしそうに思えてその実なにげにストレス解消になるものなのである。またこれが、上手く取れなければもしかしたらイライラするのかもしれないが、これが最近UFOキャッチャーについては爆裂的に好調なのである。お菓子をだいたい８０センチ×４０センチの袋に一杯が２袋、使用用途が不明のおもちゃ群（ドラゴンボール２個を含むが７つ揃っていないので願いはかなえられない。７つ揃ったらかなえられるかは謎）など大量の戦利品の中にはもちろんぬいぐるみが含まれていたのである…。
　ベッドが狭ーい！　分かる、分かるぞグリア。でも他にどこにいさせるというのよ。分かってちょうだい。目つきが悪いのがいる？　…いるね。まあいいじゃないの。顔のこと言うもんじゃないよ。自分が目立たなくなって、というか埋もれてしまってグリアはゴキゲン斜めなようである。まあにぎやかになっていいじゃん。と思っていたら、自分たちが寝るスペースがかなり減ってました。たまに背中になにか入り込みます。

お久しぶりです。なにしろ年明けからいろいろあったうえに、仕事も相変わらず大変でしばらくUP出来ずにいましたが妻とグリアが「いったいどうなっているんだ！？」と怒りをあらわにし始めてきたので復活しました。長く休んですいません。ほんとになにしろいろいろあったもので。
　ちなみにこのブログを休んだ日から５日間、グリアは寒いうちで留守番していたので結構ご機嫌斜めでした。かなり寒々しい部屋にグリアだけだったので下手したらグレてしまいかねない状況でした。ごめんなグリア。服とか、あとおもちゃとか買ってきたから勘弁しておくれ。

年越しそばを食べ、しめ縄と鏡餅を飾り、年始の挨拶を済ませ、雑煮を食べ、おせちを食べ、初詣も済ませたので、福袋とお年玉代わりのグリアの服を買いにいきました。いろいろ店を歩き回りましたが、なにげにいろいろ選択肢があってなかなか決められないので、なぜかゲームセンターに立ち寄り運を試しました。そしたらこれが大当たり。大変なことになりました。どういう訳か冴えに冴え渡っていて、靴乾かしマシーン、ゲーム機、お菓子（70Lゴミ袋一杯くらいの量）、サッカーボール２個（３回やって２個。店員が嫌な顔）と大爆発です。その勢いで福袋（というか”福箱”でしたけど。持ちやすくていいです）を買いにいき、持った感じで「これは土の重さを感じる」とピンときたものを選ぶと陶器が入っていました。大当たりです。おまけに福袋を買ったレシートで妻が引いた福引きで５００円の商品券当てました。もう駅からバイクで帰るときはハウルの動く城状態でした。
　買ったのはそれだけではありません。グリアにお年玉代わりに服を三着ほど買ってあげました。よかったなグリア。おまえみたいな衣装持ちはそうはいないぞぉ。しかも汚れるようなとこには行かないのに。しかしその買い物現場ですごい衝撃に遭遇しました。



なんとグリアの同種族がお店のウインドウでコタツに入っているではないですか！　こっ、これは正月から宣伝活動として働いているのか？　同種族がいたことにも驚きだが、正月から働いているのがまた驚きです。グリア、おまえこの店に入るの危険だぞ。あらぬ疑いをかけられそうだし…。でもグリア店に入ってガンガン試着しました。

昨日は妻の実家にお年始の挨拶に行き義父さんや義母さんと酒を飲んだり、実家の飼い猫である直次郎にまたたびをあげてラリらせたりして遊んでて初詣に行っていなかったので今日グリアと一緒に初詣に行きました。天気予報で雨が降るというので町中にあまり人がいませんでしたが、これはグリアと僕たちにとっては好都合♪　人気のない神社で思う存分お祈りをしました。さすがに人があふれている神社でグリアにやりたい放題はさせられないので２日の初詣で逆によかったです。



　それにしてもグリアのやつ、妙に真剣に祈ってました。お願いをしているというか、むしろ「頼むよ、まじで」とでも言わんばかりの勢いでしたが、いったいこいつなにをお願いしたのだろう。変なことお願いしてなきゃいいけど…。
　初詣の後は福袋を買いにいき（大変なことになりました）、美味いおせちを食べるという素敵なお正月でした。また飲むので、詳しくは後日。

話すといろいろ長いけどまずは年越しの話。まずは夜勤明けで仕事が終わらずに大晦日の午前中はPCの設定に明け暮れました。のっけからかなり危険です。グリアもかなり心配そうでしたが、そこはなんとかしてPCの設定を終え、次は年越し蕎麦の準備である。着いてくる？　この年末にややこしいことになると困るからすまんが妻と一緒に家で待っててくれ、グリア。
　通常であればスーパーの蕎麦で済ますところであるが、年越し蕎麦なのでここは蕎麦で有名な深大寺まで生蕎麦を求めて走りました。そしてその足で大國魂神社へ足を伸ばししめ縄をゲット。そして最後にスーパーで雑煮の材料と餅を入手してやっと帰宅しました。ここまでで２１時間寝てません。
　しかし大晦日はこれでは終わりません。お正月は家庭の妻は働いてはいけないのである。そういうわけでお正月はおせちを食べたり、男陣が雑煮を作ったりする訳だが、その下ごしらえにかかるのである。グリア手伝えよ。人参にはちゃんと飾り包丁を入れろよ。あっ、あと忙しい中だがしめ縄を付けて、鏡餅に祈るのを忘れるなよ。
　そんなこんなでばたばたしつつ、かつ３０時間不眠で動き続け朦朧としながら２００５年最後に年越しそばを食べて（美味かった）、そんなふうに妻とグリアと年越しのカウントダウンを迎えたのでした。つづく。

さすがに年末だけあって近所のスーパーでもセールなんぞをやっている。あるスーパーでは一定以上を買うと好きな商品に貼ると５０円引きになるというシールを配っていたりしたようである。なかなか考えるね。でもせっかくなのでバンバン貼って、どんどん買い物するか。って、あれ？　一枚足りないなぁ。いったいどこにいったんだろう。あっ、グリア！　どうもなんかの拍子で昼寝してるグリアの額に安売りクーポンくっついたみたいである。グリア、おまえそれじゃなくても商品に間違えられやすいんだから気をつけろよぉ。セールになぞされたらたまらんぞぉ。

このまえハイクラウンチョコレートを買ってきたら、僕の体を心配してくれたのかグリアが激怒したということがあったけど、面白いのでハイクラウンよりもっと煙草っぽいチョコレートを買ってきました。やっぱり怒りました。完全に勘違いしてますね。ごめんごめん。はい。チョコレートあげるから。ってガブっとかぶりついたら一本一本が紙で巻かれているのに気付かずに紙ごと食べてしまいました。細いくせに一本ごとに紙で巻くとはなんて面倒なチョコレートだ。

やっと仕事も一段落し、まえまえから今日やらなければ間に合わないと懸念されていた年賀状作成に着手しました。それなりに凝ったものを計画したのだけど、グリアも手伝ってくれたしそれなりにさくさく進みました。これなら今日中にできそうである。そこでグリアに昼寝させて、その間に散髪に行ってきました。これが全ての失敗の始まりだったのである。帰ってきたらなぜかファイルが開かない。しかもいじっているとなんかおかしい。MACの設定ファイルがいくつか消えている？？？　なんじゃこりゃー！　いつなんとき機嫌を壊すか分からない秋の女心如きMACがとうとう機嫌を壊したようである。仕方ないので急いで復旧作業を行ったのだが…。
　被害は今日開いたファイルだけで済んだのだが、結局問題のグリアと８０％まで作った年賀状のファイルは復旧できずでした。起きてその事実を目の当たりにしたグリアは完全に挫けてしまいました。僕も挫け気味です。正月までに間に合うか微妙になってきました。

師走はみんなそうだと思いますが、やはり忙しくてたまりません。そしてその忙しさに普段ならば間にある休みを潰すのが忘年会である。大きなプロジェクトが終わって「やったー」という後にすかさずお酒なのである。もちろんお酒は嫌いではないのだが、はっきりいうと僕はさほど偉い立場ではないのでそれなりにお酒だけでも疲れるのである。で、酔っぱらい＋疲労状態で帰ってきた僕にグリアがのど飴を差し出してくれました。確かによく喋ったし、カラオケでも歌った。喉が痛いのである。しかも咳をすると血が出てたりするくらい痛いのである。（←オレやばい）それにしてもどうしてグリアは酒飲みの気持ちが分かるのだ？　もしかして何度も酔っぱらって帰ってくる僕の姿を見て学んだのであれば悲しい話だし、反省せねばなるまい。あー、はやく忘年会シーズン終わるといいなぁ。
　でもグリア気遣いありがとうね。やさしい奴め♪

こあらさんから忘年会のお誘いがきていたが、正直言って「聞いてないなぁ」と思っていました。間違いでした。ちゃんとメールきていました。やばいやばい。うちでは現在参加を検討中である。なにしろ忘年会が多い時期なので調整が必要なのである。ええと、どんな会になるのかな？　と思ってお知らせを見てみると、なになに？　クリスマスプレゼント交換？　あー、そういえば去年やったね。というか考えてみたら僕が言い出しっぺだった。そうそう、去年会社の忘年会でやって面白そうだったので提案してみたのだ。
　しかしこれには実は悲しい裏話があるのである。去年の会社の忘年会でプレゼント交換のお知らせがきたのだが、そのとき夜勤だった僕は引き継ぎのときに同僚にみんなどんなプレゼントを持っていくか聞いてみたのである。すると「これっていわゆる遊びのノリだってさ。うけたもの勝ちみたいだよ」というので、僕はそれを鵜呑みにして当日プレゼントにうまい棒１００本をラッピングして持っていったのである。
　ところがである。プレゼントテーブルに置かれているのはどれもオシャレなものばかり。中には高級シャンパンやブランドのバッグまであるではないか！（←空気を読めないアメリカ人の仕業）僕に遊びのノリだと言った連中もLOFT辺りで無難なものを買ってきている。やられた、騙された。こうなれば後は洒落の分かる人に取ってもらうことを願うばかりである。
　しかし、しかしである。なんとそれを手に取ったのは社内でも気難しいということで有名なあるチームのリーダーのSさん（偉い人）ではないか！　誰かが側で言っている。「そうですよね。小さいのは当たり外れあるけど、大きいのは少なくとも大きな外れはないですよね。まさか綿菓子詰めてこないでしょうし」と。余計なこというな！　発想は綿菓子をでかい箱に詰めるのとまったく同じなんだ！
　その後、周囲にはやし立てられて包みを開けたときの周りの笑い声と、目が笑っていないSさんの笑顔が忘れられません。
　この時の気まずさを誰かにも味あわせてやろうという腹黒い考え半分でプレゼント交換を提案したのだが、こちらの去年の忘年会では気まずいどころか普通に乾電池をプレゼントにした人もいて僕のもくろみは崩れ去った。
　今年はどのようなプレゼント交換になるのであろうか？　楽しみである。
　そうだ、今年はグリアに見た目だけすごく豪華なプレゼントをあげてびっくりさせてやろう。（ちゃんとあとからグリアには本物のプレゼントもあげるからね）

１２月に入りますます冷え込んできましたが、毎年のことながらこれは実はまだまだ序の口なのである。１月、２月となっていくうちにどんどん寒くなるものなのだ。そう考えていまはまだ暖房は暖かくしすぎないように気を付けなければならないであろう。そんなことを日々考えながら僕は暖房の設定温度などを暑くしすぎないように気をつけているのだが、最近どうもホットカーペットが暖かいなぁ、と思ってメモリを見てみたら、なんか妙に高くなっていました。足でもひっかけたかなぁ、と最初は気にしていなかったのですが…。発見してしまいました。グリア、なにしてるんだ？　「はうあっ!!!!! 」と必要以上に吃驚して動揺しているグリア。おまえだな、ホットカーペットの設定温度を上げていた犯人は…。いまからこんなに暖かくしてて１月や２月はどうするつもりだ？　だいたいネコじゃあるまいし、寒さには強いんじゃないのか？？？　まったく室内犬というものはこれほどに寒さに弱くなるものかと思い知らされました。
　ちなみにうちの会社はオフィスに暖房がよく効いていて暖かいことには暖かいのだが、「暑い」といって窓を開けたがる人が数名います。確かに暖かくはあるが、窓を開けるほどでは全然ないです。というか窓を開ければ北風が舞い込んで激寒です。暖かくしすぎるのもどうかとは思うが、この季節に窓を開けようとはなにを考えているのだろうか？　冬に窓全開にしてて風邪をひいたらまず間違いなくバカの烙印を押されてしまうではないか。（しかもその寒さで風邪引かなくても、またバカは風邪引かないの証明になってしまう…）そして僕は寒いと思いながらも強くいえない情けない上司なのです。なぜならまじでその人たち汗をかいているのである…。体温調節期間のバランスが崩れているに違いない。
　グリア分かるか？　バランスが大切な訳よ、バランスが。

夏には扇風機を独占していたグリアがハロゲンヒーターと電気カーペットを独占しました。ネコがコタツで丸くなるのは分からなくもないが犬は庭を駆け回るものではなかったのか？　まったくもって暑さ寒さに弱い犬である。まあ風邪をひいたら困るので仕方ないといえば仕方ないのだが、いま僕は会社までバイクで通っているのだが、ひどく寒い中を３０分くらいは走らないといけない。妻は買い物で風が服抜ける橋を越えて買い物に行ったりもする。なんか釈然としないぞー！　グリアばっかぬくぬくしてー！　ということでグリアと共にハロゲンヒーターの前でゴロゴロしていたらなんか気持ちよくて動けなくなりました。どうしよう。いっそこのまま寝たいです。

家の前でずっと工事がされていたホームセンターくろがねやがとうとうオープンしました。早速行ってみましたがかなり大規模なホームセンターです。見ているだけで面白いお店ですが、実際にはあまり日常的に買いにいくようなところではないことに気が付きました。考えてみたら生鮮食品ではないですからね。それでも合鍵を作りにいくと妙に面白い鍵職人さんが、「このバイクの鍵かなり曲がってるけど、こういうののほうが燃えちゃったりするんですよぉ〜」とかいって熱血製作してくれたり（そしてなぜかバイクまでついてきてテストしてくれた。どこまでも親切！）、ちょっとネジがいるときに離れの倉庫に探しにいくくらいの感覚で買いにいけたり、やっぱり便利です。
　しかし、心穏やかではないのがいます。グリアです。僕がペットコーナーに入り浸るかと思い、どうやらくろがねやのペットコーナーにいるコたちをライバル視しているみたいです。グリアはベランダから新規開店宣伝用のバルーンを輪ゴムで撃ち落とそうとしてました。絶対に届かないし、届いても割れないから…。そんなに心配しなくてもまだペットコーナーには１回だけ４５分くらいしか行ってないのになぁ。

グリアが異変に気が付いたようである。へへへ、グリア、気が付いたか！？　そうです。うちの家庭内LANからケーブルを排除しました。無線LANを導入したのである。今度の水曜日にうちもとうとうFTTH（といってもフレッツマンションタイプのVDSLだけど）になるので、ルータを高速対応機にしたついでに無線LAN環境にしたのである。うちはMAC,Linux,Windowsと統一感がないので、設定にはそれなりに苦労したけど、出来上がるとかなり快適である。これで寒いときは南向きの寝室でもインターネットが出来るぜー！
　グリアもこれで移動式の低周波ベッド（＝白MAC）ゲットだな♪

この春から家の前で工事が進んでいた建物だが、いままでスーパーだと信じていたのになんとホームセンターであることが判明しました。薄々気が付いてはいたのだけどスーパーだといいなぁ、という希望が僕の中で可能性を維持させていたのだけど、とうとう看板がついてホームセンターであることがはっきりとしてしまいました。
　その「くろがねや」というホームセンターはあとは内装を残すばかりとなり、１１月２２日オープンなのだが、今日はカテゴリごとに別れた看板もついていた。看板には園芸館とある。このホームセンターは結構大規模である。そして園芸コーナーがあるということになれば、当然あるだろうと想像されるのがペットコーナーである。グリアはその危機を察し、最近ベランダから向かいの建物を凝視している。どうやらライバルが現れると思っているようである。グリア、心配しないでも別に他の犬種の犬はライバルにならないからな。おまえはおまえだぞ。でも…、ペットコーナーできるといいなぁ。たのしみだなぁ。

明日妻が友達のところへ遊びにいくというので、その友達の旦那になにかプレゼントをあげようと考えた。というのも女の子同士というのはいろいろ趣味があるようで妻はその友達にいろんなプレゼントを考えているようなので、旦那さんにもなにかあげた方がいいのではないかと思ったのだ。実は僕はその妻の友達の旦那というのを写真ですら見たことがないのであるが、さてなにをあげようと考えたときに唐突に思いついたのがガンダムプラモデルである。どういうわけか直感的にガンダムプラモデルがいいように思えたのである。そこで仕事の帰りにドンキホーテに寄ったのだが、いざプラモデルの前に立つと会ったこともない人にいきなりリックドムのプラモデルを贈ったら変人と思われるのではないかと思ってしまい、悩みに悩みまくっているうちに偶然にも会社の同僚に出会ってしまい、結局ガンダムプラモデルを手に取る勇気をもつことが出来ずに挫折してしまったのである。
　グリア、僕に勇気をおくれ…。
　ちなみに帰ってきたら行くのは明日じゃなくなったよ、と妻にいわれました。

最近どうも地震が多いからなのか、グリアが避難訓練をしていました。チビ助たちは当然自分がまず逃げなきゃいけないのでお兄ちゃんであるグリアがみんなの非常持出袋を持って出ようとしていたのですが、どう考えてもグリアにはでかすぎるようです。完全に引きずるようですが、これじゃあいざというときには明らかに逃げ遅れるような気がするんだけど。まあ心配しなくてもいざというときにはグリアも一緒に抱えて逃げてやるから心配しないでいいぞ。
　ところでうちにはいつのまにこの非常持出袋があったわけだが、これは確かにあると安心だけど、なんかあればあるほど地震とか起きそうな気がするものである。確かに僕が家にいればこの袋を持って出るが、結構重い袋なので僕がいないときの妻が少し心配である。僕は家にいなければ会社にいる訳で、会社は完全な免震構造なので少々大丈夫なんだけど…。グリア、やっぱ袋持てるように鍛えとけ！

グリアがぷるぷるしているのでなにかと思ったら鼻にバッタがとまっていた。グリアはかなり室内犬なのでバッタを見たことなかったのだろう。どうしていいか分からなくておろおろしていたようです。
　それにしてもこの頃朝晩寒くなってきているのにバッタがまだいるとは驚きである。アリとキリギリスの話はともかくとしてバッタは普通越冬などしないはずだから、このバッタは例えるならば映画「デイ・アフター・トゥモロー」みたいな世界でしつこく生き残っている人々のようなものなのであろう。グリア、このバッタ頑張ってるから大切に扱ってあげるんだよ。ちなみに書いていて思い出したがイナゴはバッタといえども冬を越すと言うのを聞いたことがある。ああいう奴らはやっぱりしつこいのだ。イナゴは佃煮にされて然るべきである。

ゴウ君のパパさんがすごい写真を送ってくれました！　なんとグリアが車に乗っているではありませんか！　すぐに芸術の秋をしていたグリアを呼び寄せて聞いてみました。これグリアじゃないよな？　グリアはぶるぶると首を横に振りました。服も着ていないし自分ではないそうです。それにしてもよく似ている。グリア、あっちの方にも兄弟いたのか？　なに？　そんなの知らない？　むむむ、不思議だな。ということで妻に聞いたところ、グリアの兄弟で消息が確認されているのは世田谷区と横浜市戸塚区だけだとのことです。車中の彼は他人の空似か、あるいは知られざる謎の兄弟なのか？　少なくとも服を着ていないのでグリア本人ではないとは思うけど…。それにしてもグリアだけは見たらすぐに分かります。服も着てるし、それにグリアは以前大怪我をしてから少し痩せましたからっ！

USで１４５人を乗せたjetBlueの飛行機が前輪がちゃんと出なくなって、爆発しないように空を飛んで燃料をなくしてから不時着するという荒技をやってのけた。素晴らしい機長の判断である。LAXに着陸時に前輪から炎があがりながらも無事到着。映画のようであった。
　グリアはそれを見て、飛行機乗ったことないよみたいなことを訴えていたがそんなの当たり前である。たとえ検疫を抜けられるにしても他人の目という検閲からは抜けられそうにない。うーさんのとこのかこさんは夏休みにうーさんも一緒の家族旅行をして飛行機に乗ったそうだけど、僕にはまだグリアを飛行機に乗せる勇気はない。ごめん、グリア。
　しかし飛行機といってもいいことばかりではない。僕はずっと前にUSのグランドキャニオンを見るためにセスナに乗ったのだが、そのときのセスナは横に揺れるは急に高度が落ちるはで恐くて仕方なかった。スリルなどとは言ってられないほどだし、酔う余裕もなかった。あれは恐ろしい体験だった。グリア、飛行機は恐いんだぞ。ちなみにその数年後、その飛行機会社のセスナはグランドキャニオンに墜落し（事件になって報道されました）、会社はなくなりました。

ちょっとまえに涼しくなって眠くて仕方ないというようなことを書いたが、グリア共々眠いのはそのせいだけではない。やっぱり、お酒ですね。付き合いなりなんなりで飲む機会が増えれば増えるほど翌日が辛いものです。でも昨日は久しぶりに完全にプライベートで飲みにいきました。数年間通った行きつけの店が昨日で閉店だったので常連たちが集まって飲んだのです。メンバーは見た感じみんなただのおっさんたちなのですが、それぞれがたいてい体を張った話のネタを持っている。昨日はお店が最後だけあって特にすごかった。「あした車買いにいくんだよ」「あれ、前の車まだ新しいじゃないですか？」「このまえ大雨のとき環八で水没して全損した」なにー！　ニュースに出てきたような人が目の前に！　なんでも前の車が水たまりに突っ込んだので突っ込んだら前の車共々止まって沈んだそうである。前の車の様子見てからいきゃよかったのに…。それでもいい保険に入っていたため全部補償されたそうである。保険選びは大切なんだなぁ。グリアも寝てばかりいないでいろいろいろいろ人生を考えるのだ。ペット保険とか。チビ助だって保険入ってるんだから。

さほど詳しく覚えている訳ではないのだが、会社のみんなと酒を飲み、それほど飲んだと思っていなかったのだが深夜バスに乗っているうちにすごく気分が悪くなって、バスから降りたところでダウンしかけベンチに座っていたところを妻（優秀な捜索隊である）に捕獲され、気が付けば家に帰っていました。そしてうちのこたちは容赦なくそんな酔っぱらいの腹にのりかかり珍しいものを見るかのように観察して、その観察している姿を妻が撮ったのが上の写真である。
　僕は現在二日酔いで割と元気がありません。グリアたちはおもしろがって酔っぱらいを見ますが、たぶんこの苦しさと後悔を分かってくれるのはデッチだけだと思います。

例の台風１４号は北海道ではまだ影響をもたらしているらしいけど（ご注意ください！）こちらのほうは完全に抜けたようである。朝から快晴で、東京では３４度まであがるということである。夏が戻ってきたみたいですね。グリア、こういう台風の後を台風一過といってからっと晴れるんだよ。分かった？　グリアが勘違いして恥をかかないように良く教えておかなければなるまい。そういう人は割といると思うのだが、僕も小さい頃「タイフウイッカ」を「台風一家」と勘違いして家族ぐるみでの雨男のすごいバージョンだと思っていた。台風が来るのはその呪われし一族のせいだととんでもないことを考えていたものである。
　そういえばグリア知ってる？　あの四国のダム、貯水率ほぼ０％が１００％になったらしいよ…。台風一家いたら世界を左右できるね。

西日本にすごい被害をもたらした台風１４号はかなりの勢力を保ったまま、日本海沖に抜けたようですが、なんやらまだ割と鳥取の近くにいるようです。みなさん気をつけましょうね。で、東京も雨は降っていませんが風がすごいです。ジャッキー・チェンが映画の中で使う扇風機のごとく強い風で、窓を開けてみるとすごい風が吹き込んできます。チビ助はこんな強い風を経験したことがないからびっくりしてグリアを起こそうとしましたが、グリアは眠いみたいで風が強いくらいじゃあ全然起きる気配がないです。大物だね、グリア…。部屋の中でも軽いものは風に巻き上げられるくらいなのに…。もうひとり大物がいました。よく乾くだろうと妻が洗濯物をベランダに干しています…。意外と飛ばないみたいだけど見てるだけでドキドキする洗濯物です。

西日本の方は台風１４号のせいでかなりの大雨のようですね。みなさん大丈夫ですか？　うーさんとこのかこさんが住む辺りではなんでも１８００人が避難しているそうだけど心配である。僕だけならずにグリアもかなり心配していますよ。さらにこちらに万が一大雨がきたときのためにチビ助に傘のさしかたとかを教えていました。おおっ、ちゃんとチビ助が濡れないような傘のさしかたをしてあげてるな。さすがお兄さん。偉い、偉い。ってでもグリア、それだとキミはほぼノーガードで雨を浴びるね…。
　今回の１４号はたぶんいまのところ今世紀最大になるであろう、ということだが、今世紀はまだ始まったばかりなので、それはまあそうなのかもしれない。なんか迷っちゃうレトリックだが１４歳の金メダリストが「人生で一番嬉しい」などというようなものと似ている。そんなどうでもいいことを書いているうちに東京でも雨になってきて、グリアがまた傘をさし始めました。台風は恐いものなんだぞ、グリア、チビ助。あと９５年くらい経ってもこの台風が今世紀最大とか呼ばれるくらいだといいけどなぁ。

実はなにげにお目にかかる回数が少ないのが天気予報の降水確率１００％である。この夏は地味に大袈裟なことになる台風が少なくて、この前のも大変だ、大変だと言われていた割にはたいしたことなかったし、だいぶ台風をなめていたのだが今回はさすがにすごそうである。まだ上陸していないはずなのに大粒の雨が地面に叩き付けられている。グリアもわくわくしちゃって仕方がない。こんなビー玉みたいな雨粒が落ちてきて、まあ水不足の地域ならともかく、この東京ではいいことなど全然ないはずなのだが、どういう訳か台風がくるとわくわくするものである。グリアは傘を振りながら大喜びなのだが、このまえお風呂に入れたばかりなのに、まさかそんな番傘で外に出られた日にはたまったものじゃない。グリア、冷静に考えろよ。オレも子供の頃とかわけもなく台風にわくわくしたが、びしょ濡れになって親に怒られたり、まじで川に飛ばされそうになったり、そして大人になっても変な村で川に土嚢積むの手伝わされたり、ろくなことないんだから。あーーーー、なんかグリア妙に嬉しそう。頼むよぉ、外に出ないでくれよぉ。君の体はすごく水吸っちゃうんだから。

子供の頃、子供には子供のコンプレックスがあったように思う。僕たちにとって東京や大阪、広島や博多ですら遥か遠い世界で、自分たちの住む世界とは全く異質の背伸びしても届かない世界だと思っていた。あの夏の日、小さな僕たちとそんな遠い世界を結んだのが甲子園の宇部商業だった。少ない戦士たちで遠い見知らぬ世界の大きなチームたちと渡り合った。そう、今年の宇部商業と同じように…。
　今日、宇部商業の夏が終わりました。涙が出るような試合でした。ほとんど９人でここまで闘い抜き、投手好永に至っては本大会だけでも４５イニングを投げきりました。そんな死闘を繰り広げここまで勝ち進んできたのです。それはもう涙が止まらないほどの誇り高き姿でした。
　残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、彼らに心から拍手を送りたいと思います。
　みんな、いままで応援してくれてありがとう。選手たちも嬉しかったと思うよ。
そういえば大阪桐蔭も今日負けてしまったそうです。宇部商業との因縁が途切れたせいかとも思えて仕方がありません。

９回逆転のドラマ！　宇部商業ベスト４進出！　まさにミラクル宇部商の再来である。デッチも感動の涙を流すほどだ。一回先制。あえて包み隠さずに書くが、僕は仕事にまったく集中できなくて、仕事の電話では超適当なことを口走りながら妻からのメッセンジャーでの実況に見入っていると、いきなり好永のタイムリーヒット！　うきょー！　僕はいつもなら渋い声を出す頼まれ仕事にご機嫌の２つ返事。しかしなんと妻から５回の裏にホームランを打たれたとのショッキングなニュース。僕は緊張した声で仕事を続ける。しかし直後６回、宇部商は１点ゲット。そうなのだ。宇部商の醍醐味は取られたら取り返すところなのだ。しかし８回の裏。最悪のニュースが飛び込む。この土壇場にきて逆転されたのだ…。もう帰っていいですか…。しかし僕たちは信じたのである。宇部商は取られたら取り返す。絶対に取り返すのだ。頼む、映画のような逆転劇よ、起きてくれ！　あっ、起きたー！　ぎゃくてーーーーん！　上村ーーーー！　うきょー、さいこー！　こうして宇部商はベスト４に辿り着いたのだ！　まだまだ終わらないぜ。
　さて帰ってきてからビデオで試合を見ているのだが、この頃になってやっと解説者からも「ミラクル宇部商再来」の言葉が出てくるようになった。ミラクル宇部商。あれは８５年の甲子園。桑田、清原を擁する大阪PL学園が注目を集める中、宇部商がミラクルを起こし続け勝ち上がっていったのだ。そう、これは既に伝説に近い。大阪のマンモス校が「怪物」と呼ばれる選手を擁し注目を一身に集めるとき、宇部商の戦士たちは必ず反対ブロックを駆け上がりマンモス校の台頭を阻止するのだ。前回、２０年前はほんの一歩及ばなかったが、今年こそは大阪を倒すのだ！　僕は甲子園に宇部商がきたときからこれを予言していたぞ！
　明日もかなりポジティブに仕事など行きたくない気分だが、さすがにいろいろまずいので行かざるを得ない。土曜日の全ては決勝のために使う。だから妻よ、デッチよ、グリアよ、明日の応援は任せた！
　　

祝・ベスト８進出！　宇部商の今年の熱い夏はまだまだ終わらない。今日の相手は酒田商。相手のエースは疲れがたまっていて…、って某テレビ局の甲子園特集番組では酒田商のことばかり特集していたが、冗談じゃない！　宇部商にはもともと替えのピッチャーなどいない。宇部商には継投策という言葉はないのだ。そんな背水の陣にも似た気合いが勝利を呼び込んだ！　打てばチャンスとくれば一気に爆発の大量１１得点。玉国監督は無駄にバントなどしない。打って、打って、打ちまくる。まさに祭！　投げては１１奪三振の好永の好投！　大阪桐蔭の辻内は１２奪三振で騒がれているが、予選大会からここまで全て完投（代わりがいないから当たり前なのだ）で疲れもたまっているはずの好永と一つしか変わらないではないか！　
　代わりがいないエースといえば今大会ミラクルを起こしてきた長崎清峰。一人で投げ続けてきた古川投手率いる人口１万３０００人の町からやってきた彼らもとうとうマンモス校大阪桐蔭に破れてしまった。宇部商よ！　頼む、同じ田舎の彼らのためにも準々決勝、準決勝と勝ち進んで決勝で大阪桐蔭を倒すのだ！　そして玉国さんに優勝旗を渡してあげてくれ！　そしてキャプテン井田、みんなを引っ張ってくれ！　
　とかなり熱くなってしまったが、もちろん熱くなったのはもちろん僕だけではない。グリアもデッチも妻も、そして妻のお袋さん（神奈川は今日負けてしまったのだが…）も宇部商戦に熱くなっていました。ちなみに僕は妻がメッセンジャーで実況してくれてはいましたが途中でがまんできなくなって仕事サボってほんの５分ばかし休憩室でテレビ見たら（そのとき好永三振取ってた！）、その反動か今日はかなり遅くまで仕事がおして帰れませんでした…。グリア、デッチ、明後日と明々後日の応援は任せた。土曜の決勝は一緒に応援しよう！

夏の高校野球、宇部商、２回戦突破しましたー！　終わってみれば４対０の横綱相撲。でも実際はスコア以上に緊張した試合でした。今回は初戦の乱打戦とは対照的でエース好永の好投が目立った試合でした。結果的には完封勝利！　素晴らしい投球でした。打つ方は星山のきれいなタイムリーとバットをぶんぶん回す２番上村の９回の走者一掃安打が印象的でした。どんどん勝ち進んでほしいです。いや、かなりいける予感がしています！
　さて先日酔っぱらったデッチに説教喰らっていたグリアですが、頭にネクタイはちまきを巻いていたデッチ自身はそれを覚えていないらしく、今日は一緒に宇部商戦に熱くなっていました。夏はまだまだ続くぞ！

昨日デッチはクッション扱いばかりされて、それでも何も言わないと書いたが今日は違います！　今日は高校野球宇部商一回戦。山口県出身のデッチが黙っているわけがないのである。みんなでテレビの前で熱くなりました！
　監督はあの伝説の宇部商フィーバーも率いた玉国さん。この監督はあまりちまちました戦法は使わない高校野球らしくないといえばらしくない考え方が素敵な監督である。今年はチームとしてはエース好永を中心とした守りのチーム…だったはずだが、なっ、なにー！　調子悪いじゃんかー！　しかしそこはやはり田舎の結束。相手の新潟明君にはピッチャーが３人もいるのだが、宇部商はそんなに選手層厚くなくて交代選手などいない。（あの孤高のエース金藤のときもそうだった！）そうなればみんなでバットで盛り立てるだけである。なんと全員安打！　胸がすかっとするような試合だった。相手もかなり粘ってきて、正直ドキドキの試合内容だったけど終わってみれば３点差のいい試合でした。宇部商の試合はもういけいけの入れ食いのチェーンヒッティングと気が向いたときにしかバントとかしないところが魅了だね、やっぱ。
　次の試合も、その次もドンドン勝ち上がって、かつての清原、桑田を擁したPLを彷彿とさせる辻内、平田という怪物を擁す大阪代表（大阪桐蔭）を今年こそ宇部商に叩きのめしてもらいたい。打倒大阪である。
　今日はグリアのみならず（グリアもかなり動き回って応援したけど）、デッチまでもが活発に動いた日だった。今年の夏は長くなりそうで楽しみである。

昨日はグリアは蝉を確保することができなかったが、その後なんと蝉の方から果敢にもグリアの方に接触してきました。網戸の向こうにいるときはグリアもある程度強気だったのだが、いざ家の中で飛ばれるとびびってしまって、腹にとまられたときは「ひえぇ〜」という感じで震えていました。グリア、びっくりだったねぇ〜。でも心配しなくても蝉はグリアを食べたりしないから大丈夫だぞ。特に襲ってくるわけでもないし。
　ちなみにこの季節一番危険な虫はなんと言ってもゲンゴロウであろう。こいつらを一言で形容するならば固い鎧を纏ったゴキブリ。そしてカブトムシやクワガタより遥かに高速で長距離を飛ぶ。夕暮れの田んぼの中道などを自転車などで走っていると生体弾丸となって激突してくるのだ。東京ではこのゲンゴロウというやつにはなかなかお目にかかれないが、自然いっぱいの場所では忘れてはいけない生体兵器なのである。

今日はいろんなあれやこれやあって実は酔っぱらって帰ってきました。なんと妻には朝に駅まで送ってもらい、夜には迎えにきてもらうという園児レベルのサポートを受けていて恥ずかしいばかりなのですが、やっぱりお風呂に入ったくらいでは久しぶりに外で飲んだお酒は簡単に抜けることはなく（分析するに各鉄道会社と居酒屋チェーンは結託しており酒を飲んだサラリーマンを電車で揺らしさらに酔わせるという影の活動に勤しんでいるように思える。たぶんその予想に間違いはないのだが、未だ分からないのはそんなことをしてなにの役に立つのかということだ）、ふらふらしています。そんな状態でもすぐに気付いたことなのですが、またグリアが着替えていました。今度はハートマークがたくさんあしらわれた”寝間着”だそうです。いつ起きてていつ寝てるか不明な割には寝間着は欲しいそうである。まったく果報者です。でも寝間着を着るグリアもかなりかわいいね。ちなみに下にいるのはデッチ。相変わらずグリアにとってはまくらです。

台風すごかったですね！　（というかまだ通過中？）　あまりにすごいのでグリアに様子を見に行かせたら危なく飛ばされそうになったそうです。お気に入りの傘は無事に持って帰ったのでこと無きを得たようですが空の彼方に飛ばされでもしたらどうするつもりだったのかと思うとぞっとしました。でも写真は明らかに飛ばされてるんだけど…。ともかく大変な風だったんだね。
　僕はオフィスの中にいると外の天気はいまいち分からないし、帰りは自動車通勤の同僚の席の前で親指をたててヒッチハイクしてみたら、上手く捕まったので（オーストラリアやアメリカでヒッチハイクで旅した成果が出ました）あんまり影響を受けずに帰ってくることが出来たのですが、世の中の皆さんは大丈夫でしょうか。みなさん無事に家に着けてるといいです。
　グリアは風が強いのが楽しいらしく、いまも傘を開いては扇風機の前にたって風を楽しんでいます。なんでわざわざ扇風機の前にたってまで風を楽しむかなぁ、と思っていたら、いま気が付いたら風が止まっていました。台風通り過ぎたかな？　よかった、よかった。明日は台風一過の暑い日になりそうです。  [続きを読む]

毎日あんまり暑いのでグリアも大変だろうと思いあるWEBページを見せてあげたら、グリアが一瞬固まって、それから「それはないだろ」といいたげに遠山の金さんのようにいってきた。半分怒り、半分照れている感じである。どうやらそうとうビビったようだ。それもまあ仕方ない話で、見せたページというのはいわゆる怖い話を集めたページな訳だが、トップページにある仕掛けがしてあり、これが見た者をかなりビビらすのである。会社の同僚で試したのだが二人とも椅子から転げ落ちそうになっていた。グリアもそうとう背筋が涼しくなったことであろう。今晩ちゃんと寝れればいいけど。でもこれも夏の醍醐味だぞ、グリア♪
　ただ唯一ちょっとやりすぎたと思うのが、今日夜勤の会社の同僚にそのページのURLを普通の仕事のメールを装って送っておいたのであるが、あれを見て夜中のオフィスに耐えれるであろうか…。逃げ出してなきゃいいけど。まじで恐いページなのです。  [続きを読む]

大変なことが起きました。例えるならばアナキンがデューク伯爵にルークがベイダーに腕を切り落とされるくらいショッキングなことが起きました。順を追って話していくことにしましょう…。
　今日は靖国神社のみたままつりの最終日でした。首相が参拝するとかしないとか、いろいろ言われているあの靖国神社のお祭りです。僕にとってはそんなことはどうでもいいのですが、かつて通っていた大学が近くにあったこともあって昔行ったことがあったので懐かしくなり、それに折角グリアが浴衣を買ったので行ってみることにしたのです。２時過ぎに九段下に着くと人は結構にぎわっており、縁日も盛り上がっていました。別に参拝などはしなければしないでそれもありなのでしょうが、僕は小さい頃から縁日で遊ぶ前には必ずお参りをしてからと洗脳されてきたのでとにかくまずお参りすることにしたのです。そこでのできごとでした。「ここから先は犬は入れてはならぬ」的な看板があるじゃないですか。僕は「知るか、そんなの鞄に入れとけば分かりゃしない」と無視し、さらにあろうことか妻と「写真撮っとこうか」ということにまでなったのです。とそのときです。グリアの鼻がとれたのです。これはルールを守らない我々への英霊の呪いか？　そういうことをする英霊の性格についてのコメントは控えるが、なんと恐ろしいことか！
　この事態に早急に対応するために僕たちはまずお参りして、それから縁日でかき氷を食べて、射的をやって（景品一つゲット）、ボールゲームやって（景品二つゲット）、それからおばけをみんな人がやっているお化け屋敷に入って「助けてください」と泣き叫ぶ中学生の女の子の集団に僕はしがみつかれ、妻が威嚇してくるお化けに威嚇し返して中学生にヒロイン扱いされ、そのあと粒の大きいすごく美味しいタピオカジュースを飲んで、新宿に移って、伊勢丹でお茶して、ドンキホーテで自転車の空気入れとDVD２枚とホットサンドメーカーを買って、駅を降りてバイクで家に帰ろうとしたところを通りすがりのおばあさんになぜかお揃いのメットを絶賛され、スーパーに寄って買い物して帰って、まあそんな風に大急ぎで家に帰り妻がグリアを手術しなんとか復活しました。よかったね、グリア。心配したんだぞ。
　こんなに急いだのにどういうわけかご機嫌斜めのグリアでしたが、ボールゲームの景品で取ったおもちゃのヌンチャクをあげたらいまはご機嫌で遊んでいます。ただなぜか時々思い出したかのように叩かれます。

帰ってきたら妻に玄関で頭から袋をかぶせられた。電波少年のT部長だ。頭の中にこのまえ観たスターウォーズのダースベイダーのテーマが流れる。いったいどこに連れて行かれるんだろう、と思っていたらダイニングで袋をとられてグリアとパグが誕生日プレゼントと待っていました。おおっ、ありがたいことです！　プレゼントは大好きなベルギービール（シメイの白。ううう、高級ビールがたくさん。うれしかー）に新しいズボンと、それにシャツもです。ほんとにありがたいことです。しかも御飯は北海道から取り寄せの食材で作られた海鮮丼にケーキもありです。ほんとにいいのかしらと思うくらいです。そしてそして、この間グリアは寝てばかりで出迎えもしないみたいなことを書いたのだが、今日はなんとレインボーカラーの極めてヴィヴィットな衣装に身を包んだグリアがお出迎えしてくれました。仮想大賞レベルのコスプレです。まったくありがたい誕生日でした。愛する家族よありがとう。

この４月にあの「人生いろいろ」などで有名な作詞・作曲家の中山大三郎さんがお亡くなりになったが、中山さんの遺作になった「犬のお願い」が発売になりました。亡くなられる直前に書き上げたということでまさに命をとしての作品だったわけだけど「犬の十戒」をモチーフにした楽曲である。ありがたいことです。ペットを飼うマナーが取りざたされる昨今ですが、議論されたりするよりも、こういう形でのメッセージは心暖かくなりますね。グリアがパソコンでこの曲を何度も試聴していました。グリアの七夕の願いがどんな犬もこの曲にあるように幸せに生きていけることだったら嬉しいと思います。中山さんもきっと喜んでくれると思います。中山さんがグリアのような種族の犬がいることを想定していたかどうかは別として。

これはかつて本当にあった事件である。山口県北部のある国道を走っていたBMWに田んぼを暴走してきた牛が車体の側面に激突。車は横転し廃車に。そして驚くべきは第一審で「オレがやったことじゃねー。この季節になるとうちのは暴れる癖があるんだ」と自分は何もしてないと証言した牛の飼い主側が勝利したのである。BMWの乗り手が九州の暴力団関係者だったことも関係したのかもしれないが、いくら何でもそれはないだろ。暴力団員であろうとも涙ながらに「納得いかねぇ」と主張するところである。さすがに二審で牛側は負けた。
パパさんとこのゴウ君が中型犬にいきなり噛まれたそうである。僕は犬が元気なのはいいことだと思うし、少々のケンカもあるものだと思う。でも飼い主は「この子は小さな子を見ると噛む癖があるの」と言ってのけたそうである。その話を聞いてBMWと牛の事故を思い出した。まったくどういうこっちゃである。別にパパさんを煽るわけではないがやっぱこの飼い主はおかしいだろう。素直に謝って躾をするように心がけるなら怒ることもないのかもしれないけど。じゃあなに？　小さな人間の子供がその犬の前に出てきて犬がガブってやっても「あら、癖で」で済ますのか？　そういうのはいつか目の前にあるものを踏みつぶす癖があるセントバーナードに踏みつぶされればいいのだ。などと憎しみに満ちたことを書いていると横でグリアがダークサイドに堕ちたデカ頭と格闘していた。相手の体の大きさに潰されそうになりながらも助けを求めるでもなく、恨み言をいうでもなくグリアは耐えていた。ああ、そうだね、グリア。憎しみは憎しみしか呼ばない。それは暗黒面へ堕ちる力になってしまうんだね。と僕が勝手にグリアの姿に啓蒙されていたら、次の瞬間潰されていました。

明日は都議選である。（あんまり政治とかそういうのをWEBで話題にするといろいろ面倒くさくなりそうなのは嫌なんだけど）グリアがいったい都議選とはなんなのかすごく不思議に思っているので教えてあげることにした。グリア、都議選とは東京のために働いてくれる人を投票で選ぶことなんだよ。しかしグリアは釈然としない様子。いわんとすることは「で、誰がでるの？」ということである。そういわれると僕も困る。あれだけ宣伝カーでがなり倒してはいるけどよく聞き取れなくて誰がなにを主張しているのなんか分からないのである。というか誰が出るかがまず分からない。一瞬「パパイヤ鈴木でるの？　入れようかな？」と思ったほどである。そんなんで投票いけいけ言われても、これじゃグリアじゃなくてもどうしたらいいか分からない。なんか投票率低いのはいつも有権者のせいにばかりされるが、定員制じゃなくて一定の投票数（もちろん組織票より遥かに多くを設定しなきゃダメだけど）をとれた人だけを議員にすればいいのである。そうすれば候補ももう少しまじめに宣伝をするだろうし、それでもそう簡単に投票率あがらないから議員減って、予算減って、税金減って、万々歳である。そういうことなのだよ、グリア。それともう一つ。いくら考えてもグリア、君には選挙権はない。

グリアが生まれた頃、僕はまだ妻ともグリアとも会っていなくて、自分がネクタイを締めて会社に行くようになるなんて思っていなくて、２０代は半永久的に続くと思っていた。多くのものは持っていなかったし、欲しがりもしなかった。でもいくつかの決してなくしたくないもの、なくしてはいけないものは、いまよりずっとリアルにそのざらざらした感覚を感じ取っていた。あれから年月が過ぎ、いくつかの大事なものは足掻く僕の指の隙間からこぼれ落ちていき、いくつかはもっと大事なものに取って代わられた。いくらか残った大事なものもいまでは涼しい日陰で息を潜めている。そんないまでは忘れかけた感覚をグリアは時々強引に呼び覚ましてくれます。今日はなぜか（たぶん暑かったのか）扇風機を占領して立て籠りました。よっぽどグリアにとっては大事なものだったのでしょう。でも占領しても扇風機の上に乗っていたのでは別に涼しくないのでは？　しかも危ないし。でも僕はそんなグリアを見ていると無性にうらやましくなることがあります。なんていうか青春だよなぁ。理由なき反抗とか僕らの７日間戦争とかみたいにね。ただ残念なのはグリアが立て籠るのはせいぜい扇風機くらいだし、７分くらいですぐ飽きちゃうところである。グリア、もっと青春を突っ走ってもいいよ。  [続きを読む]

暑いです。まぢで暑いです。もうグリアも扇風機の前でだらりとしているしかどうしようもないくらい暑いですね。グリアは毛がふわふわしている種類ではないのでそれほど大袈裟に暑がりな方ではないはずだけど扇風機の前で土手蛙状態である。僕もかつて灼熱のオーストラリアを自転車で縦断したことがある（注：いまも出来るという訳ではありません。いまでは３mでギブアップ）ので自分では暑さに強い方だと思っていますが、それでも暑くて昨日の夜などは夜中に目を覚まして夢遊病のごとく窓際に行ったくらいである。まだ６月だというのにこのままでは８月が本当に心配である。
ちなみに僕のオフィスはすごくエアコンが効きすぎて寒く、足に毛布をかけたりしている。この冷たい風を夜の寝室に持ってきたいものである。というかこんなことだからデンコに怒られるのかな…。エコのためにもグリアに今度うちわをプレゼントしようと思います。

今日はお休みだったので買い物に出掛けた。こないだBBQのときグリアには留守番させたので今日は連れて行ってやることにした。連れて行くと言っても特にドックカフェとかではなくて二子玉川の高島屋のスープカフェである。二子玉川は家からほとんど１回曲がるだけで着けるのでちょっと買い物に出掛けたのである。で歩き疲れてスープカフェに寄ったのだが、これがなかなかポップでオシャレな内装だった。あんまりオシャレだったんで勝手にグリアを遊ばせてみたけど、なんとまるで自分の家にでもいるかのようにめちゃめちゃ馴染んでました。高島屋なんて連れて行ったの初めてなのに。
ちなみに今日はスターウォーズの初期三部作のDVDボックスを買ってきました。いきなり連続で二つ観ました。

気が付けば前回BBQをやってからもうすぐ２週間になるのだが、いま頃になってやっと日焼けのダメージがだいたいひいてきたのだが、ひいてきたらひいてきたらこれがなかなか痒い。おまけに僕は肌がそれほど日焼けに向いていないので皮があっけなくぺろーんと剥けるのである。結構面白いから地味に剥いていたらでっかいのが剥けたので喜んでいたらそれを手にしてグリアが仁王立ちしていた。　「BBQって途中から曇ったしさほどでもなかったとか言ってなかったか？　これいったいどういうことよ？」とまるでスーツの上着からキャバクラのマッチを見付けて突きつける妻みたいである。すいません。たしかにBBQは楽しかったです。かなりいい天気でした。次は必ずグリアも連れて行くからね。
ところで妻も読んでいるから言い訳するわけではないが僕はキャバクラには行ったことはないし当然マッチが見付かったこともない。あくまで例えである。ただし職場で僕の隣には伝説のキャバクラ大王がいて、今日やけに派手なネクタイをしてたから「キャバ嬢にもらったんじゃないのぉ？」と突っ込んでみたら図星だった。

朝から雨で妙に寒かったと思ったら、帰ったらグリアが袋に入ってホッカイロを抱えていた。どうやら風邪をひいたらしい。かなり過剰なアピールだが、犬というものはやはり言葉が話せないので飼い主の方が気が付いてあげないといけない。とはいえなかなか我慢する性格だと辛さを表に出さなくて、結果的にもっと状況が悪くなることにもなりかねない。僕もかつて３６３日前に無理をしすぎて入院したのでグリアにも調子が悪かったらすぐ言うように躾けてきたのだが、かなり労力を使って風邪を表現したようだ。だいたいこの６月にどこからホッカイロを持ってきたのやら…。
ちなみに風邪は１５００m全力で走るか、熱い風呂に失神寸前まで入っておくと治ります。

うちは東京の中では一二を争う地味な場所である。Yahooの天気予報で東京地方をずっとクリックしていくとピンポイント天気というのがあってここで区や市や町村ごとの天気が見れるのだけど、これで１４列中で下から３列目くらいにマイナーである。しかもこのYahooというやつは明らかにメジャーな場所を上に持ってきているところが少し頭にくるのだが、まあマイナーはマイナーでなかなか静かでいい感じなところもある。多摩川沿いは散歩してて気持ちいいし、なによりゴミゴミしてなくていい。ところがである。ある日、梨畑を隔てた向こうの謎の建物がネットに覆われていた。いったいなにが起こるというのだろうか？　グリアとともに日々不思議がっていたのだが妻のリポートによると「外壁塗り替えるんじゃない？　シンナーの匂いする」とのことであった。一旦は「ふーん、そうなんだー」とくらいに思っていたのだが、グリアがいつまでたっても謎倉庫を眺めている。前はこんなことなかったのに。もしや野生の勘！？　グリアの勘が気になってなんのビルなのか調べてみると”キューピー倉庫配送センター”とある。キューピー？　あのマヨネーズの？　どうしてマヨネーズ配送倉庫が外壁塗り替えしないといけないんだろう？　食べ物扱っているのにわざわざシンナーの匂いさせて？　なにか匂う！（シンナーではなく）　もしかしたらあそこはなにかの秘密工場なのかもしれない。たとえば人々を精神的混乱に陥れるミルクパズルの製造を秘密裏に行いクリスマスに子供たちにばらまくとか…。そしてそれを気付かせないために倉庫の外壁にわざわざキューピーの絵を描くとか…。グリア、注意深く見張って僕らで子供たちを救おう。

昨日、実はタラバガニはクモらしい、というはなしを書いたらかこさんからショックを受けたという旨のコメントをいただいた。そしたらなんか妻が「ほんとかぁ？　確かめたのぉ？」みたいな感じになったのでいろいろ調べたら、すいません、ガセネタでした。タラバガニはクモではなくヤドカリでした。グリア共々お詫びと訂正を申し上げます。なんでもヤドカリは地方によっては珍重されているらしく「ヤドカリの刺身は、スッポンの縁側のような、ネットリ、トロンとした食感。スッと歯が入るあたりは帆立のよう。噛み締めてじんわりと広がる甘味、風味は甲殻類を感じさせます」という、いやもともと甲殻類じゃないの？　と突っ込みたくなるような記述も見つけることが出来ます。（←というか調べたら甲殻類でした）つまりヤドカリはすごくグルメなのです。なんかクモの仲間のカニはズワイガニらしいので安心してください。

今日は一日中雨だった。まるで梅雨の突入を予感させるような天気である。ゴウ君やうーさんのような元気な子たちにはかなりやりきれない季節だろうと思う。グリアは限りなく室内犬だけど、万が一にも雨に濡れたりするとその身体的特徴のため大変なことになっちゃうのでグリアにも大雨の恐ろしさを叩き込んでおくことにした。
あれは僕がオーストラリアにいたときのことである。僕は山の中の自然と共に生きるという自然農法コミュニティーに滞在していた。僕は別にへんな自然主義に染まっている訳じゃないけど実家のある田舎が局地的自然主義だったので（うちは農家じゃないけど無農薬野菜が近所から供給される。そういう種類の田舎なのである。とても自然そのままの野菜をいただくことが出来たが種類が季節ごとでかなり偏っているのが難点）まあ、ただで泊めてくれるというし、しばらく旅の途中に休もうと思ったのである。その集落に滞在していたある日のこと、すごい嵐が来たのである。必要以上に自然を強調するものだからコンクリの水路とかもなくて川が氾濫して畑が大変だという。集落の男たちが土嚢を積んで氾濫を防ぐためにどんどん雨の中に出て行く。僕もただで泊めてもらっている手前、やっぱり行かざるを得ない。しかも若いものだから川の最前線で土嚢を積む係になったのだ。僕は川の中に立ち、後ろからバケツリレーで運ばれてくる土嚢を積んでいく。そしてどれくらいの時間が経っただろう。結構疲れてふらふらだったけど、途中で止める訳にもいかず振り返って土嚢を受け取ろうとしたら、あれ、いない？　うわぁぁぁ、流されたー、と誰かが叫ぶ。濁流の中にさっきまで後ろにいたおっちゃんが流されていく…。そのときの僕のショックと言ったら街中で「ちょっとこの袋持ってて」と妻に言ったつもりが相手がまったくの他人だったときの約１０倍だった。おっちゃんはちゃんとロープを持っていたので遠くまで流されずに助かったけど、流されることを前提とした作業だったのか、あとで「また流されちゃったよ」とか言っていた…。
分かったかい、グリア？　大雨とか洪水は怖いんだよ。あと行き過ぎた自然主義者にも気をつけるようにね。

いろいろ事情があってキッチンの床に落ちたそうめんを拾っていたら、そうめんを茹で終わったばかりの鍋に手が当たって火傷をしてしまった。あんまり火傷というものをしたことがなかったけど結構痛い。妻は料理中などにたまに火傷していて、痛そうだねと言うと、もう慣れたと言うけど、なかなかこの痛さに慣れるとはたいしたものである。いや、火傷しないほうがいいんだけどね。とりあえず水で冷やしていると、妻が冷凍庫から凍らせた鳥の皮を取り出して押し当ててくれた…。まだ痛がっていると次に冷凍庫から凍らせたハンバーグ（手作り）を取り出して押し当ててくれた…。火傷のときにはハンバーグが有効なようである。それにしても昨日グリアには怪我や病気には気をつけろと言っておりながらこれでは示しが付かないなぁ。このあと火傷していたところをいじっていたら妻に「ばい菌が入る」と怒られて、こいつほっといたらまたいじると思われたのか包帯を施された。過去に妻が看護婦や医者をしていたという事実はないはずだが、前世がそうだったのかもしれない。