こあらさんから忘年会のお誘いがきていたが、正直言って「聞いてないなぁ」と思っていました。間違いでした。ちゃんとメールきていました。やばいやばい。うちでは現在参加を検討中である。なにしろ忘年会が多い時期なので調整が必要なのである。ええと、どんな会になるのかな? と思ってお知らせを見てみると、なになに? クリスマスプレゼント交換? あー、そういえば去年やったね。というか考えてみたら僕が言い出しっぺだった。そうそう、去年会社の忘年会でやって面白そうだったので提案してみたのだ。
しかしこれには実は悲しい裏話があるのである。去年の会社の忘年会でプレゼント交換のお知らせがきたのだが、そのとき夜勤だった僕は引き継ぎのときに同僚にみんなどんなプレゼントを持っていくか聞いてみたのである。すると「これっていわゆる遊びのノリだってさ。うけたもの勝ちみたいだよ」というので、僕はそれを鵜呑みにして当日
プレゼントにうまい棒100本をラッピングして持っていったのである。
ところがである。プレゼントテーブルに置かれているのはどれもオシャレなものばかり。中には高級シャンパンやブランドのバッグまであるではないか!(←空気を読めないアメリカ人の仕業)僕に遊びのノリだと言った連中もLOFT辺りで無難なものを買ってきている。やられた、騙された。こうなれば後は洒落の分かる人に取ってもらうことを願うばかりである。
しかし、しかしである。なんとそれを手に取ったのは社内でも気難しいということで有名なあるチームのリーダーのSさん(偉い人)ではないか! 誰かが側で言っている。「そうですよね。小さいのは当たり外れあるけど、大きいのは少なくとも大きな外れはないですよね。まさか綿菓子詰めてこないでしょうし」と。余計なこというな!
発想は綿菓子をでかい箱に詰めるのとまったく同じなんだ! その後、周囲にはやし立てられて包みを開けたときの周りの笑い声と、目が笑っていないSさんの笑顔が忘れられません。
この時の気まずさを誰かにも味あわせてやろうという腹黒い考え半分でプレゼント交換を提案したのだが、こちらの去年の忘年会では気まずいどころか普通に乾電池をプレゼントにした人もいて僕のもくろみは崩れ去った。
今年はどのようなプレゼント交換になるのであろうか? 楽しみである。
そうだ、今年はグリアに見た目だけすごく豪華なプレゼントをあげてびっくりさせてやろう。(ちゃんとあとからグリアには本物のプレゼントもあげるからね)