世の中金メダルを穫った荒川さんの話題で持ち切りですね。おかげで某政党の彼もゆっくり入院できるというものである。(それでいいのかどうかはともかくとして)
さて、多少無理矢理な気もするが荒川といえば江戸川区である。僕は学生の頃に江戸川区に住んでいたのだが、この頃江戸川が家から非常に近かったのである。あの頃は時間もなかったが(←勉強ではなくてバイトで)当然金はもっとなかったので休みの日などにはよく荒川の土手などで遊んだものである。ちなみに荒川の土手というのが想像できない人は金八先生の登校シーンを思い出してください、あれが荒川土手です。でどんなことをしていたかというとローラーブレードの練習をしたりサックスの練習をしたり、あと一時期流行ったのが割り箸飛行機である。割り箸と紙と輪ゴムとプロペラで作った飛行機である。世の大学生はいったいなにをやっているのかと嘆く人がいるが、誰もがスーフリみたく犯罪まがいのことをしている訳ではない。牧歌的な遊びに勤しんでいる大学生もいるものである。勉学に関係なさ度はたいして変わらないかもしれないけど。
ある日のことである。飛行機の精度向上にばかり情熱を傾けていた僕たちはついに長時間および長距離の安定飛行に成功する。僕たちの領地は主に総武線の北側だったのだが、飛距離をのばしてきたので、よリ広い敷地を目指して総武線の南側に足を伸ばしたのである。おー、野球もやってないし割と開けてる。よーし、いくぜ。僕たちは南に向けて飛行機を飛ばしたのである。
太陽に向かい舞う飛行機。まるで僕らの明るい未来を暗示するかのように…………! 大破! 飛んできたラジコンヘリに激突して粉々にされたのである。何とも無惨な交通事故! どうやら南の方はラジコンヘリ仲間が集うところだったようである。しかもである。ヘリは無事に帰還したくせに、ラジコン野郎どもは謝るどころか「気をつけろよ、このへんオレたちがやってるんだから」とあまりの言葉。なにか? ここはおまえらの私有地か?
でも僕たちは怒りを抑えて、何も言うことなく、ただ若かった僕たちは奴らの
プロポを奪い、全速で走り、草むらに投げ入れてそのまま逃走しました。あのあとプロポ見付かったことを切に願います。1メートルくらいある草むらだったけど。
そういや今日グリア出てきてないや。ごめん。まあ昔ばなしだと思ってください。