9回逆転のドラマ! 宇部商業ベスト4進出! まさにミラクル宇部商の再来である。デッチも感動の涙を流すほどだ。一回先制。あえて包み隠さずに書くが、僕は仕事にまったく集中できなくて、
仕事の電話では超適当なことを口走りながら妻からのメッセンジャーでの実況に見入っていると、いきなり好永のタイムリーヒット! うきょー! 僕はいつもなら渋い声を出す頼まれ仕事にご機嫌の2つ返事。しかしなんと妻から5回の裏にホームランを打たれたとのショッキングなニュース。僕は緊張した声で仕事を続ける。しかし直後6回、宇部商は1点ゲット。そうなのだ。宇部商の醍醐味は取られたら取り返すところなのだ。しかし8回の裏。最悪のニュースが飛び込む。この土壇場にきて逆転されたのだ…。もう帰っていいですか…。しかし僕たちは信じたのである。宇部商は取られたら取り返す。絶対に取り返すのだ。頼む、
映画のような逆転劇よ、起きてくれ! あっ、起きたー! ぎゃくてーーーーん! 上村ーーーー! うきょー、さいこー! こうして宇部商はベスト4に辿り着いたのだ! まだまだ終わらないぜ。
さて帰ってきてからビデオで試合を見ているのだが、この頃になってやっと解説者からも「ミラクル宇部商再来」の言葉が出てくるようになった。ミラクル宇部商。あれは85年の甲子園。桑田、清原を擁する大阪PL学園が注目を集める中、宇部商がミラクルを起こし続け勝ち上がっていったのだ。そう、これは既に伝説に近い。大阪のマンモス校が「怪物」と呼ばれる選手を擁し注目を一身に集めるとき、宇部商の戦士たちは必ず反対ブロックを駆け上がりマンモス校の台頭を阻止するのだ。前回、20年前はほんの一歩及ばなかったが、今年こそは大阪を倒すのだ! 僕は甲子園に宇部商がきたときからこれを予言していたぞ!
明日も
かなりポジティブに仕事など行きたくない気分だが、さすがにいろいろまずいので行かざるを得ない。土曜日の全ては決勝のために使う。だから妻よ、デッチよ、グリアよ、明日の応援は任せた!